La Pioggia
by 綾夢



頬を伝う透明な雫 涙じゃない
聞こえて来るのは誰かに向けられた
絶え間ない拍手


奏でられた悲しい旋律は
わたしの心に鳴り響き
誘われるがままに
わたしは飛び出して行く


包み込むような冷たい腕
落ちては波紋を広げる雫
それはわたしの代わりに流れる涙


途絶えることのないあなたの呼び声

わたしはあなたの名を呼ぶ
あなたの名は…「雨」…






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<由莉香コメント>
水海 綾夢ちゃんから頂いた詩第六弾です。
心の中に秘めた悲しみを降りしきる雨にかけてもらいました。
すごく雰囲気が出ていて、悲しく切ない気持ちが伝わってくるようですね(>_<)
ちなみに、題名の『La Pioggia』はイタリア語で「雨」という意味だそうです。

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