・・ 甘えたさん ・・
3/20/2002


私がお宅へ伺った時、H君は私が来るのが待ち切れなかったらしく、既に勉強を始めていました。
この意欲!全く感心です(笑)
私はお母さんとバトンタッチをして、早速H君と勉強を始めました。

初めにしたのは復習課題。私が先週始めて教えた、“上から何番目、下から何番目”を理解してもらう課題です。
先週始めてやった時には、まだまださわり程度で、理解には程遠い感じだったのですが、この1週間でものすごく上達していました。
私が「上から2番目は?」と聞くと、上から順番に数えて、「1、2、これ!」と上から2番目の積み木を指差してくれるのです。
スゴイスゴイ!!この上達振りにはビックリさせられました。
この1週間の、お母さんの血のにじむような努力が目に浮かぶようです。

それから新しい課題は、道具の機能を始めました。
はさみや本や椅子等の絵のカードを並べて、“切る”ならはさみ、“読む”なら本、“座る”なら椅子のカードを選ばせて、その名前を言ってもらう試行です。
H君は新しいものをやろうとすると直感的に分かるらしく、拒絶反応を示します。
とにかく大人の言う事を聞かなくなり、集中力が他に分散されるのです。
こういう時は、H君の得意な復讐課題をいくつかやって、調子がついて来たところで「じゃぁ、これやろうか。」と突然出して来るようにして何とかやりました。
新しい課題は当然分からないわけですから、イヤになって酷い時には癇癪を起こしてしまうのです。
でも、最近分かってきたのですが、H君の飲み込みの早さはすごいものがあります。
多分、元々頭のいい子なんじゃないかな・・・?と最近思います。
今日も、イヤイヤながらも、道具の機能をカードで5,6枚マスターしてしまいました。

それから休憩の時、H君はまた例によって私のコーヒーのカップにミルクを入れてくれました。
お砂糖は、お母さんが気を遣ってお母さんのカップに入れて頂きました(笑)。
それからスプーンを手渡して、「混ぜて。」と言うと、私のコーヒーをいつまでもいつまでもクルクルクルクルかき混ぜてくれました(笑)。
それも、座っている私にくっつきながら。もう、可愛いったら仕方がありません。
その後遊んでいたH君に、もう1度お勉強をしよう、と言って手を取ったら、するりと抜けて逃げ出しました。
私が追いかけて捕まえると、嬉しそうに笑ってまた逃げます。
何時の間にかH君のペースにはまって、追いかけっこの相手をさせられていました(笑)。
そう言えば何時も私とは課題=勉強ばっかりで(まぁその為のバイトなんだけど)、あまり一緒に遊ぶ事はないなーとふと思いました。
いつかもっと時間を取って、バイトの時間だけは勉強をして、その後時間外に一緒に遊びたいな。
もちろん、H君のお兄ちゃん、T君も一緒にね♪

それから、何とか勉強の体勢に持ち込んで始めたのですが、H君は嬉しそうに笑ったまま、ちっとも勉強に集中しません。
横に転がってみたり、後ろに倒れてみたり、机の下に入り込んでみたりと悪さをしては、私に元の位置に戻されて喜びます。
それを見てますます、一緒に遊んで欲しいんだな、という事が分かりました。
でもここはバイトとして来ている以上、遊ぶわけにはいかない悲しい身。
何とか注意を引いては、新しい道具の機能の課題に取り組むのでした。




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