Silver Ring


同じ指をはめ続けてた指が細くなった。
ピッタリだったはずの指輪が、今はゆるい。
外せって、ことなのかな・・・――?
指輪を見つめながら、思った。

この指輪を初めてはめた頃は
指にも心にもピッタリだったのに
いつからこんなにゆるくなったの。
いつからこんなすき間ができたの。

指に手をかけて 指輪をそっと外してみた。
そのまま落ちて見えなくなる。
カラーンという音が、虚しく響いた。
"終わり、だね――・・・。"
誰にともなく 呟いてた。

外せって、ことだったんだね。
だってホラ 相方を失った指には
もうピッタリくる相棒はいない――






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<由莉香コメント>
↑の画像を見つけた時から、いつかこの絵をテーマに詩を書きたいと思っていました。
そしてやっと今回、何とかイメージとこの画像とが合いました♪
実際にはめ続けていた指輪がゆるくなった経験から、この詩が浮かび上がって来ましたv




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