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左手の中指の付け根に、結構目立つ傷跡がある。 小学校4年生の時にカッターで切ってしまって、2針縫った。 その時は痛くて痛くて・・・ 初めての縫うほどのケガだったし、初めての抜糸もかなり痛かった。 左足の膝の少し上の所に、大きな傷跡がある。 高校1年生の時に手術した跡。 ケガじゃなくて、病気だった。 良性だったけど、腫瘍が出来てたんだ。 それを取り除く為の手術。 手術の時はもちろん麻酔をしていたし、その後も薬を服んだけど 初めての入院。初めての手術。 苦しかったし、やっぱり痛かった。 どちらの傷も、その傷を負った時はとても痛くて、 その痛みを忘れられなくて、 気晴らしをしてみたり、薬に頼ってみたり。 苦しかったし、辛かった。 でも・・・今は思い出。 傷跡を見ても、その古傷が昔のように痛むことはないよね。 きっとこれから先、いつこの傷を再び目にしても。 だから、この傷もきっと同じ。 例え傷跡は一生消えなくても 一度完全に傷跡になってしまえば、それが二度と再び痛みだすことはない。 だから、一生付き合って行く。 心についた、いくつもの傷跡たち・・・ どんなに深く傷つけられても、 生きている限りは、必ず癒されて傷跡になる日が来るから。 今日、遠いあの日の傷が・・・ 見ても痛まない、キレイな傷跡になってくれたように・・・ |