Kingdom -正統派-  No.4 ミュージック・オブ・ハート 

 去年公開されたばかりだから、覚えてる人も多いんじゃないかな。

ニューヨーク、イーストハーレム。人種も個性も違う子供たちに“音楽”を教えつづけるひとりの女性がいる。
彼女の名はロベルタ・ガスパーリ。
彼女と50人の子供たちは、大切な音楽教室の存続のために、カーネギーホールをめざす…。
それは10年前、50挺のヴァイオリンキラキラ星からはじまった。

これ、実は実話なんです。なんちゃって。
冗談はさておき、いやいや実話ってのは本当のことなんだけどね。
実話っていうと、”これは実話なんだぞ、どうだすごいだろ”的なものや
無理に脚色して感動を押し付けるようなものなど、あまり良いイメージがない人もいると思うんだよね。
でもね、やっぱりエンターテインメントである映画にする以上、魅せるってことは重要であって、
そこんとこを無理なく、リアリティをもって表現できてる映画ってやっぱいいんだよ。
それに実話である以上、フィクションにはない重みというか訴えかけてくるものがあるんだよね。
そこが実話のいいところ。

この映画もストーリーはありきたりといえばありきたり。展開も読める。でもね、実話なんだよ。

子供達の可能性を信じ、厳しくも温かく指導していくロベルタ。
母として、教師としてどんな苦境に立たされても、強く生きていこうとするロベルタ。
そんなロベルタを人間味たっぷりに演じるのは、メリル・ストリープ
実在の人物を演じる難しさに加え、ヴァイオリンを弾きながら演技するという難題にも挑戦。
クランクインの2カ月以上も前からヴァイオリンの猛特訓を受けてロベルタ役に臨み、
本作で12回目のアカデミー賞候補となったプロ中のプロと言える名女優。

また、ロベルタの息子役としてキーラン・カルキンが出演。
あの「ホームアローン」のマコーレ・カルキンの弟である。

そして、なんと言っても、アイザック・スターン、イツァーク・パールマン、
アーノルド・スタインハートなどの本物の超一流のヴァイオリニストたちが出演しているのがすごい。
といってもクラシックに興味がないと誰のことだかさっぱりである。
もちろん、俺もさっぱりである。
とにもかくにも、彼らは実話と同様にカーネギーホールで50人の子供達と共演している。

おそらく、賛否両論分かれるであろうこの作品。(きっと、くに○〜スなんかはあまり好きじゃないと思う)
でも、俺は好きだな。爽やかな感動が好きな人におすすめ。

タイトル ミュージック・オブ・ハート
music of the heart
監督 ウェス・クレイヴン
出演 メリル・ストリープ(『激流』『マディソン郡の橋』『マイ・ルーム』)
  アンジェラ・バセット(『ため息つかせて』『ヴァンパイア・イン・ブルックリン』『コンタクト』)
  キーラン・カルキン(『マイ・フレンド・メモリー』)
製作 アメリカ
時間 123分
1999
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