星野恭平

四国MXを撮るようになって面白かったことの一つ。それが恭平の存在だった。
レース参加者の中で一番子供だった彼は、一番速かったのだ。
みんなが我先を競うレースの中で、彼は「今この人を抜くとこの人がこけるかもしれない」
と考える気のやさしさが好きだ。
写真はIBの時のもの。九州大会の予選で他をぶっちぎった彼(写真)。
翌日の雨の決勝レースで1コーナーをトップで抜け、2コーナーで一人に抜かれ、
その後のこのジャンプ(写真)を飛ぶときに先行者の泥を浴びて、視界のないまま跳び、
着地でクラッシュした。
後の広島大会における最後尾から2位まで追い上げたレースは多くの人の脳裏に焼き付いていることだろう。