アメリカでの生活

「彼女は英語が喋れない。」 
  飛行機に初めて乗ったのは、高校の修学旅行の時だった。団体で、先生の後について行くだけ。
1人で飛行機に乗った事がない。ましてや、海外に1人で行くなんて・・・・・。
  初めて1人で飛行機に乗る。行き先はアメリカのカンザス。初めてアメリカに来るその時、私は飛
行機を2回乗り換えた。日本の空港とは比べ物にならない程広い空港。目的のゲートに行くには、バ
スに乗らなければならない。チケットを指差し、たった1事だけ「どこ?」と尋ねる私に、近くのバスの乗
り場まで一緒に来てくれたその人は、バスの運転手さんに、「彼女は英語が喋れない。」と言い、私が
降りる場所を伝えてくれた。この、「彼女は英語が喋れない。」という言葉はこの後も何回か言われる
事になる。
 
  日本ではお盆。でも、アメリカでは新学期。私は皆より1ヶ月遅く大学に入った。寮が空いてなかっ
た事と、ビザが中々取れなかったから。ルームメイトはベトナムから来てる子だった。彼女は前にもアメ
リカにいた事があり、英語は上手だった。私の方は、紙に書いてもらわなければ、言ってる事が解らな
い。週に何回か夜、彼女の友達が部屋に遊びに来る。楽しそうにお喋りしている。彼女は、私がよく英語
を理解出来ないのを知っている。私は毎日、彼女の助けが必要だった。彼女に私は重すぎたのかもしれ
ない。「ショックだった。紙に書かなければ理解出来ない。サチの事を考えると疲れる。」彼女は言った。
何故か、それだけは言ってる事を理解してしまった。それを聞いたときは私自身もショックだった。
  後に彼女はこう言う。「アノ頃は、サチは英語が理解できなかったでしょ?だから、理解出来る誰かに
話を聞いて貰いたかった。もし、サチが理解出来てたら他の人に聞いて貰う必要はなかった。」と。
 
  初めの学期、私はなるべく英語を使わない教科を取った。体を使うものや数学。数学は1度習ったも
のなので何とかなった。2学期(今の学期)は少し教科が増え、英語を使うものも増えた。
 
今年になって、私は銀行に口座を開いた。アメリカでは小切手かカードでお金を払う人が多い。前の
学期はカードと現金で過ごした。でも、カードには制限があるから学校の授業料などを払った月は、それ
以上は使えない。バイトもしていないから現金も増えることはない。寮・食事・授業料はまとめて学期の初
めに払ってある。食べ物の心配はなかった。心配なのは、洋服を洗濯する為のお金だった。洋服は週に
1回、まとめて洗濯している。手元に現金がなくなった時は、銀行に行って、カードから100ドル分のお金
を引いてもらい、現金にして貰った。また、私が持っていた日本円をドルに替えたりした。だけど、銀行に
口座があれば、日本の銀行や郵便局からの送金も可能だし、ATMのカードを作れば、そのカードでお金
を降ろす事も出来る。私はまだやった事がないけど。
 
  ソーシャルセキュリティーナンバーを作った。アメリカではその番号がないと仕事が出来ない。大学内
でバイトをしている人はたくさんいるけど、それも皆番号が必要。バイトをするにはソーシャルセキュリ
ティーナンバーがなきゃダメ!と言う事で私も作った。学校から1時間ちょっとの場所にあるSocial Security
Officeという所に行き、その1週間後ぐらいに番号を貰った。
 
  アメリカでは車がないと動けない。しかも、私が通う大学の回りは何もない。車がナイ私は、何かある度
に誰かに乗っけて行ってもらわなければいけない。ココでは、人の助けが必要。だけど、物事を頼むたびに
すごく申し訳ない気持ちになる。
 

このページにはアメリカに来てから今まで、私の中に残ってるものを書いてみました。まとまりのない文章で

ごめんなさい。又、何か新しい事があったら追加していきたいと思います。