モンスターNO.−03「脱力コロッセウム」(改題)

(MAT隊長報告)






この前、NHKマイルでちと小銭を稼いでいい気分。
でも給料日までまだまだ間があるし、派手に使っちゃいけないと
肝に銘じていたはずが、やっぱダメ。
しけべなツレが耳元で囁いた口車に乗ってしまったのは事実だが、それを
待っていたのもまた事実。

この店、パ●の実は、いわゆるセクシーキャバクラというやつで、基本的には
飲み屋なんだけど、オサワリ有り、チュー有り、でもオトコは脱いだりファスナー
下ろしたりしたらダメよん、てなところなのです。

で、こういった形態の店も数件行ったことがあるけど、この店は初めて。
受付にあがってみると、良くは分からないんだけど、今までの店となんか
システムが違う。

料金は40分で¥7500也。でも料金表にはいろいろオプション表示が
書かれてあるのだ。
ナマ着替え、プラス2000円、とかなんとか・・・。

受付のアンチャンによると、一人ならすぐ案内できるが、二人同時だと20分
以上待つとのこと。
別に一緒に入場することに意味はないけど、終わってツレを20分待つのも
なんだか間抜けなので、とりあえず待合い所ですごすことに・・。

待っている間、カーテン奥の部屋では恋のダンスサイトがかかって店員の
アナウンスが激しくなったり、ランバダがかかると更にけたたましくなったり
・・・。(この盛り上がり、一体中では何が行われているのだろう・・・)
と年甲斐もなくワクワクしながら待つこと25分、ようやく我々にお呼びが
かかった。

カーテンをめくって入っていくと、中は結構、狭い。
特徴的なのが、椅子とテーブルの配置。円形の仕切りに、2人用椅子が円の中心を
見る形で8セット。一種極小コロシアムというのか、中華料理屋でコースを食う、
っていうのかどっちが適切かは分からないけど、とにかくそんな感じ。

もっと驚いたのが、そのコロシアムが部屋の中に2つあるうち、片方は全くの
未使用状態。女の子はおろか、客もいないのである。
案内されたもう一つのコロシアムには、数分前に先に入ったツレと、あともう
一人。オイラが加わって、やっと3人・・・。

それにしても、聞くのと見るのは大違いだ。カーテンの向こうでは十数組が
アンナだったりコンナだったりしてるのかとばかり思ってたが・・・。
当然、女の子も3人のみ。
案内された席はツレと、もう一人の客に挟まれた狭いスペース。8組が座れる
円卓で、片側に固まってるのって、シュールすぎ。
ま、わいわいとみんなで北京ダックをつつきに来たんじゃないから良いのか。

なんて考えていると、女の子登場。
う〜む、けっこう、いいじゃないか。ぬへへ

その子が水割を作りに行っている間、(辺見えみりとオセロ黒、どっちが似てるか
なぁ、にへへ)などど考えてると、しきりに左隣のツレが呼ぶ。
「隣のやつを見てみろ」とのことらしいが、こんなとこ来てヤローの観察して
何がオモロいんじゃ!と思いつつも目をやると、

・・・・・・。

そこには、頭からパンツをかぶったオトコが、目をトロ〜ンとさせていた。

しかも、よく見ると・・・2枚、かぶっていた・・・。

つづく

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2枚のパンツを被ったふにゃふにゃ状態のオトコは、いつのまにか
居なくなっていた。被ったまんま帰ったのだろうか。
でもそこにはすぐ次の客が座ったのでサンドイッチ状態は相変わらず。

で、辺見オセロな娘が隣に座ったのだが、こいつがとにかく愛想なし。

隊長「えへ、連休はどっか行ったの?」

辺「とくに、どこへも。」

隊長「・・・。このブラックライトってさ、妙にホコリとか目立つんだよね。
  この前なんか、スーツの肩見たら、いつの間にこんなにフケが!って
  びっくりしたもの。ホントは脂性なのに、いつのまにジジイになったかって
  焦ったよー。」

辺「白いホコリは目立つから。」

うーん、なんか空気が薄い・・・。
沈黙が苦手だから、なんとか会話の突破口を求めて尽力するんだけど、
全て跳ね返される始末。
こんなんなら例え少々崩れてようがトウが立ってようが、そっちの方が
いいー、と思った途端、女の子交代。

だけど、3人至近距離で交代ってのもマヌケ。
椅子取りゲームしてんじゃないんだから。

次に来た娘は、見た目は若干落ちるけど、アイソ良しでナカナカ。
このコは知らない第三の客から廻ってきたんで、辺見はツレの方に・・・。
クックック。

しばらくすると、急に音楽が妙にあやしいものに変わった。
たしかジェニファー・ロペスのアルバムに入っていた、囁き声とアノ声
ばっかのやつ。
ちょっとサービスが濃厚になってきた。いいかもしんない・・・。

次に、恋のダンスサイトがかかる。
と、急に膝の上に跨ってチュー攻撃。うむ。
だけど一分も経たないうちに、

「ピーーーーーー!!」

と笛が吹かれ、そのコはあっさり膝の上から去っていった。
と、すぐ右の客のところから別のコがやって来て、またチュー。うむむ。

「ピーーーーーー!!」

3人しか居ないから、最初の辺見オセロが戻ってきた。
愛想はないけどとりあえず一番可愛いんだから、ま、こういうサービスの
時は話すこともしないでいいんんだし、グフフ、と思っていると・・・
コイツ・・・しやがらねぇ・・・。(T_T)

と、曲が急に「ランバダ」に変わった。
女のコはみんな席を立っていく・・。
ここから、πの実名物!とされる「ナマ着替え&ナマパンプレゼント」
が始まるらしい(^^;。

着替えはともかく、パンツ貰ってもなー、と思っていたが、

「さあさあ指名スタートォ!!」

の声がかかるやいなや、隣の客は廻ってきた店員に早速指名した様子(^^;。
げ、よりによって一番マトモなコ(2番目にきたコ)攫っていきやがった。

その時点で興味は半減してしまったのだが(本当)、店員はオイラのところに
もご丁寧にやってきて、

「どうです?ナマ着替え!2000円!」とかアタマ悪そうな口調でしつこく言ってくるので、
この前読んだばかりの某ハヤイ隊員流のヘタレぶりを発揮して、となりのツレに
振った。(結構強気に出られる彼なら、ナマパン?そんなものいらねえよ、
指名しまっせーん!、とか言ってくれるものと思って)

・・・そしたらアッサリ、3番目のコを指名しちゃった・・・。
必然的にオイラには自動的に辺見オセロを「指名」することとなった・・・。

ナマ着替えは、中華コロシアムの中心、床がミラーになってるところで
パンツを穿き替える、というもの。
そして、客は指名したコからパンツを頭に被せてもらって喜ぶという、
何と言うかトホホなサービス。

で、オイラは辺見オセロが気だるそうに脱ぎ捨てたパンツを頭に被せられ、
なんか喋るのも億劫になってきた。

指名したことになってるので、ご丁寧に持ち主さままで隣に座って飲み始めた。
しょうがないから、オイラも当り障りのない世間話を、時間が終わるまで
続けた。もちろん被ったままで。

まとめ:
パ●の実は大人数、ハイテンション時にのみ効力を発揮する。
そんなときこそ行くべし。






危険度:★☆☆☆☆