モンスターNO.−09「尾張名古屋の金」

(モロダシ隊員報告)






隊長が脅すんです。 「大阪湾に沈みたいんか、剤戳」って。  
    ………あぁ、アッチの世界を見ちゃった人って、怖いっ

仕様が無いから書きますけど、隊長のような大ネタ、無いです、ハッキリ言って。
だから、あまり期待しないでね。僕、小物ですから。
とりあえず、MAT独立に寄せます。


今からおよそ5年程前、僕は名古屋に住んでいました。
名古屋の最大の繁華街は、「栄」と云います。
で、その中に「錦」と云う地区があるわけですが、そこが名古屋最大の歓楽街となっておりまして、
様々な飲み屋がひしめいているわけであります。

その頃僕はアホでして、狂ったように飲みに出ておりました。
錦をぶらぶらふらついては、なかなか興味を引く看板に飛び込んで飲んでいたものであります。

ランジェリーパブが流行っていた頃ですが、錦にはそんなものは全然無く、
あったのは
○Yシャツパブ……婦女子が、素肌の上に男性モノの白カッターシャツ一枚を
         羽織って男性の接客を行う飲食業
○シースルーパブ……婦女子が、素肌の上に薄手の向こうが透けて見える生地
          の小さなガウンを羽織って男性の接客を行う飲食業
こんなような、ナウな飲食業等々でございました。

さてそんなある日、あてどなく錦をぶらついていた僕らに、一つの看板が目に入りました。

曰く「本物! 金髪女性の×××! 金髪パブ  こっち→」です。

これは行くしかっ! と、飲み屋の詰まった雑居ビルにありがちの1F通路を進んでいくと、
金髪パブ、と書かれたドアが、僕らを手招きしておりました。
「さ、入るぞ」とツレに確認し、当時の怖いもの無しだった僕らは、
悠然と店内に足を踏み入れたのです。

店内に入ると………やけに静かでした。
思えば、ここで素直に帰れば良かったのかもしれません。
やがて店の奥から、やる気のない干からびた中年が一人出てきて、
一人4千円、と、金を徴収していきました。
そして、店内の奥に案内されたのです。
カーテンを開いて導かれた店内は……四畳半程度の狭い部屋でした。
カーテンの面以外は、三面とも白壁で、その壁の地上1m程度の所に、
ハンバーガーショップのカウンターの様に、がわたしてありました。
そのカウンターに長足イスが置いてあります。
こんな内装で、何が金髪パブだ……と訝しがりながらウイスキーを飲んでいると、
やがて、寂れた喫茶店に流れているような有線が小さな音で流れ始めました。
と、カーテンの奥から金髪が現れたのですっ!

まごう事無き金髪の外人さんです。
下着姿で、カウンターの上を闊歩してきました。
そう、場末の温泉ストリップに出てくるような、妙齢の婦女子が……。

カーテンから対面のカウンターに尻を降ろし、僕らに
「モットチカクニキテヨ」のように話しかけてきます。
僕らは、しぶしぶパイプ長足椅子を、婦女子の方に近づけていきました。
やがて、指を一本上げるジェスチャーをしました。
僕らぽかんとしていると、「ユビユビ」と云ってきます。
ハッ、と気付いた僕は、とっさに隣にいたツレの腕をつかみ、上にあげたのです。
当然、婦女子はその手をガッと掴んだかと思うと、自らのパンツをずらし、
その手をソコに導くと、

「ヲーウ! ウォウ! ホ〜ウ! ウァヲ!」

と、ヨガり始めたのです……。

その後、婦女子はもう一人出てきましたが、それも場末の温泉ストリップであったことは、
断る必然も無いでしょう。

場末の温泉ストリップ以上に手抜き内装の店での、ちょっとショッパイ想い出でございます。








危険度:★★★☆☆