モンスターNO.−14「Confession もしくは Disclosure 」

(モ●●シ隊員○秘報告)






えぇ? あの日の話ですか?
えぇ、憶えてますけど。話すのはまあ、貴方には良いですけど、オフレコにして頂きたいなあ。
こんな、取材みたいな形では、どこかに公表されちゃうかと思っちゃいますよ。
えぇ、絶対にオフレコってことでお願いしますよ。必ずね。あぁ見えてあの人、怖いんだから。

あれはそう、ボクが京都の山科へ出張だった日の事ですよ。
もうね、あの頃は仕事……あ、いや、世を忍ぶ仮の姿っていうヤツですか?
あっちがね、なぜかもう最悪状態で、まいったのなんの、っていうかまいってたんですけどね。
それで、山科のクライアントが19時に来てくれなんて云うもんだから、
じゃあ金曜日だし、ちょっと大阪寄って息抜きしても良いかな、ってね。
ほら、あの人と遊ぶのも良いかな、なんて思っちゃったんですよ。

でね、予め連絡してあったんだけど、生憎当日は、あの人の世を忍ぶ仮の姿で飲みが入ってる、
って云うんですよ。それでも、そんなに遅くはならんと思うから、山科19時からだったら
ちょうど良い時間ちゃうか? って云ってたんですけどね。

で先ず山科の方なんですけど、案外早く用事片づいちゃって。
まあ19時じゃなくて、それより早く始められたってのがあるんですけどね。
それで19時半には体が空いちゃったんですよ。

一応、大阪の知り合いのキャバ嬢に連絡取ってみたものの、例によって例のごとくで、
遊んでもらえなくてね、それであの人に連絡したわけですよ、空いたぞー、って。

そしたらもう、「あかん。結構かかりそうや……」なんて云うじゃないですか。
えー? なんだよ、なんだよ、ぶー。とは思ったものの、まあ仕方ないかな、と。
ボクはほら、大人ですからね、なんて云ったって。

おっと。前置きだけで随分長くなっちゃいましたね。ちょっと急ぎましょう。
それで、西中島へ移動して時間潰してたんですけど、ちょっと云えない事があって、
元気無くなっちゃったんですよ、ボク。
元気無くなったっていうか、あの人の好きなところ、あ、あの人の好きなところって、
もちろん言わずもがなでしょう? えぇ、わかってください、えぇ、えぇ。
それでね、今日はなんかゆっくり飲みたい気分だなあ、って感じになってきちゃってね。



あの人が来たのは、そんなこんなでもうすぐ日が変わるって時間ですよ。
ボクは19時半には体が空いたってのに。しかも、まだボクの体には全くアルコール入ってなくて、
逆にあの人のほうは、「三人でリザーブ1本半飲んじゃった。でへへ、エェ気持ちやぁ〜」って。
それでもう、速攻あぁいう店に行こうとするんですよ、えぇ。
ボクはほら、なんかゆっくりしたいなあって気だったけど、あの人ったらもう目が血走っちゃっててね。

そういう情態になっちゃってたら、もう周りがなんて云っても聞きませんからねえ。
まあボクも隊員ではあるし……あ、失言! 今の隊員っての消しといてくださいね。
ボクが誰なのかって、後々判られちゃうと困りますから、ホントにね。

それでまあ、あの人すっかりテンション高くなってるもんだから、先ずPに向かったんですよ。
えぇ皆さんご存じのPです、P。ところがね、Pが結構混んでましてねえ。
そりゃあそうですよねえ、金曜の12時ですよ。

でひとまずPは置いといて、Dって店に向かったんです。
え? ご存じ無い?
あぁここはねえ、最近のあの人のお気に入りならしいですわ。ボクもまだその時までは行ったこと無くて、
あの人からの情報だけだったんですけどね。

それでDに行ったら、5分待ちだって云うから、じゃあ行くか、と。
あの人は、××ちゃんって云うオキニが居てね、その子を指名してましたよ。
ボクはもちろん初めてですからフリーですよ。

待合い室でねえ、置いてあった風俗雑誌見てて、その名もずばりMONSTERってのがあって、
「ココいかないかんがや」
「いかなあかんで」
とか云ってた内が華でした。

結局中の連中が延長しまくってて、入れたのは20分くらい待ってからなんですけどね。まあそれは良いや。
それでいよいよ入店ですよ。とうとう。へへへ。
へへへ、なんて云ってますけどねえ、ボクはほら、ブルーってのじゃないけどなんか元気無くしててって。
でも、気合い入れて頑張るか、とね。うん、頑張らなくちゃ、明日は無いぜっ、て感じで、気合い入れて入店ですよ。

中はですねえ、連れとも完全に分離されちゃうんですねえ。
およよ、あの人の指名した××ちゃん見たいなあ、とは思ったものの、分離されてしまっては仕方ない。
まあ、途中でトイレに行くなりして覗き見するか、と考えてたわけですよ。

それでいよいよボクに着いてくれる女の子の登場です、じゃじゃーん!!
と行きたいところですが……顔は、ニキビ…あ、いや、吹き出物? アバタか、その跡で一杯。
それはまあ良いんですけど、困ったのが……息がくさいんですよ。
困ったねえ、こりゃ。こっちはまだ素面でしょう? それであっちはセクキャバですから顔を近づけてきて喋るし。
もう、どんどん水割り飲みましたって。
それで無理矢理テンション上げるし、口臭気にならないようにするし。

で気分がそろそろって所で、いよいよタッチですよ、えへへ。
手をこうですね、身体の正面に持っていって、最初はさりげなぁ〜く……と、あれ? チチが無い。
おかしいですねえ。太股は結構ぴちぴちしてるから、チチもそれなりにあっても良さそうなのに、洗濯板ですか?
これは視認してみるしかありませんねえ……と、肩ひもに手をかけ、それを徐々に下ろして行きますれば……
えぇ、ありました。
でぇーんと素晴らしいのが、ヘソのすぐ上に……。
それで、乳頭も素晴らしいのがありましたとも。大きくて真っ黒で、乳輪もCD並の大きさのが……とほほ。
どうやら、暗闇の中で、木の葉隠れの術を使った模様です。何の意味も無いのに。

それでもまあ救いだったのは、彼女が愛嬌良しだったことです。適当に話しながら時間を潰しましたよ。

予め聞いてたところによれば、最初の女の子がお着きの女の子で、途中何人か替わるけど、
その子はオサワリ無しの顔見せだけ、ってことでしたから、早く替わらないかな、あの人の指名した××ちゃん来ないかな、
と期待してたんですが、なかなか替わりません。

ようやく替わったと思ったら、この子もとほほでした。
「私、新人さんなんですよ。まだ2日目なんでございます」
「家出少女なんでございます。難波のカプセルホテルに寝泊まりしているのでございますの」
「それでウィークリーマンションを借りたいなと思ってたんですが、あれって二三万で過ごせるらしいじゃないですか。
 えぇ? 最初に保証金がいるんですか? それはショックでございます〜」
……オノレは、黒木香かっ!

とかなんとか云ってる内に、また最初の子が戻ってきました。
聞いてた話では途中で二三人替わるはずだったのに、どうやら金曜日で指名されていない子が余っているようです。とほほ。

と思っていたら、おお、それなりに可愛い子が来た。
ヘルプでオサワリ無しでも、とりあえずこの子が着いてくれるなら良いや、と思っていると、横の女の子と替わるわけでなく、

「あのー、お連れさん、延長しはったんですけど……」

てことはこの子が××ちゃんかいっ! 
それでボクは、この、子供が既に3人いて、さらに4人目が臨月を迎えているようなチチを持つ女の子と更に45分を過ごせってのかいっ!


えぇ、云われておりますように、ボクは確かに引きが弱いんです。
けどね、けど、連れの人にそんな罠に嵌められることもあるんだって学びましたよ。


あの人?
そりゃあご満悦でしたよ、終わって出てきたときには。
「××ちゃん、今日は指名少なかったらしくて、結構着いてくれた〜〜えへへ〜〜」って。
そんな笑顔も、数多くの屍の上に築かれたものだって事に気付いて欲しいですよね、ええ。

あ、くれぐれもこの話は内密にお願いしますよ。あの人、ホントに怒ると怖いんだから。






(でも、真実はNO.15で明らかにされます。)

危険度:★★★☆☆