9月のお話

「ドラえもん好きになった理由」

 

あれは私が幼稚園にいた頃だった。

ある日の昼、父親と一緒に車でレストランに行った。私はラーメンを食べた。

レストランの隣には大きな本屋があって、帰りにそこに寄った。

「何か欲しいマンガあるか?」と聞かれ、私は一生懸命面白そうなマンガを探した。

 

…結構悩んだ。そして、最終的に私に選ばれたのが"ドラえもん 第1巻"だった。

幼い私の目に、あの独特の黄色い背表紙が飛びこんできたのか…?

なんでドラえもんを選んだのかは覚えていない。

夢中で読み終えてしまったことは確か。

 

これがきっかけ。今でもちゃんとそのマンガは残ってる。

懐かしき「定価320円」

ちょっと汚れてるあたりがまた味わい深かったりする。

 

単行本を増やしていったり、兄にドラえもんのマンガを書いてもらったりしているうちに、

ドラえもんが自分の近くにあるのが当たり前、みたいになっていった…。 

 

おしまい。