新交通「ゆりかもめ」で
臨海副都心を歩く
平成7年11月1日に開業した東京臨海新交通「ゆりかもめ」を、一日乗車券(800円)でフルに利用してコースを巡ってみましょう。
JR新橋駅の汐留口からゆりかもめ乗り場へ。新橋駅を出るとすぐ左手に汐留遺跡発掘現場が見えます。江戸時代に仙台藩伊達家、会津藩保科家、龍野藩脇坂家の上屋敷があった場所です。発掘で駅前開発が遅れている「汐留」駅は通過しますので、最初の停車は「竹芝」駅です。この駅は1階が広場、二階がプロムナードデッキ、三階は竹芝埠頭公園に直結しています。駅に直結するニューピア竹芝サウスタワーの4階に「ガラスの歴史博物館」があります。入館料八百円。会館10〜18時 無休。
次の「日の出」駅はパスし、次の「芝浦埠頭」駅で降ります。レインボーブリッジを舌から眺めながら倉庫街をレインボータワーまで歩き、入場券(三百円)を買って六階展望室へ。ここは地上30メートルで、東京湾や周辺の高層ビルが手に取るようです。
タワーからレインボーブリッジに出ると、遊歩道を歩いて台場側へ歩いていくことができます。橋の長さは980メートルですが、台場側の出口までの距離を加えると1523メートルになります。所要時間は約40分。
次の「お台場海浜公園」駅までの区間はループ状の路線で、レインボーブリッジが左右からたっぷり眺められ、一番人気があります。
お台場海浜公園は、駅からすぐ。大きく弧を描く海岸線が美しい砂浜です。右前方に見える小高い緑地がお台場で、江戸時代の砲台(人工島)です。
次の「台場」駅は通過して「船の科学館」駅で降りましょう。船の科学館はあらゆる船の模型を展示するコーナーや、船のしくみを説明するコーナーなどがある海事総合博物館で、かつて南極で活躍した観測船「宗谷」、昭和六十三年まで北海道と本州を結んでいた連絡船「羊蹄丸」の実物も水際に並んでいて船内も見ることができます。
この次が「テレコムセンター」駅。駅から続く青海フロンティアビルの20階に「東京みなと館」があります。平成8年にオープンした東京都のPR施設ですが、地上100メートルからの展望はさすがに素晴らしいものです。その他、江戸期から今日までの東京港の歩みを見せる展示室、江戸幕府を開いて以来の東京湾埋め立ての映像、副都心の模型なども興味深いものがあります。
入館料二百円。開館は九時三十分〜十九時三十分。月曜休み。
次は「青海」駅へ。ここは再開発で面目を一新させています。平成十一年三月に大観覧車をシンボルとするパレットタウンがオープンして、ショッピング、グルメ、アミューズメントのすべてを満足させる若者の街が造られ、駅に直結しています。どっちを見ても若者で、少々気恥ずかしいが、まずはトヨタの全車種が勢揃いしているというショールームを抜けて、大観覧車へ。直径百メートル、最頂部百十五メートル、六人乗りのゴンドラが64台、一周するのに16分かかります。遠く新宿の高層ビルまでが一望できます。ちなみに、観覧車は夕暮れにアーム部分にネオンがつき、色もデザインも千変万化、そのパターンは100種以上あるそうです。
ビィーナスフォートは、今一番人気の、女性のためのテーマパークです。
