下町情緒あふれる佃島、月島を歩く
地下鉄有楽町線新富町駅から東へ5、600メートル進むと佃大橋です。橋を渡り、歩道橋を左に下ると佃煮の本家本元佃地区です。江戸初期に徳川家康の招かれた摂津国佃村の漁師が住んだ場所です。佃煮の老舗「天安」の正面には「佃島渡船」の石碑があります。
こじんまりとした住吉神社は佃島の鎮守で、正保元年(1644)に佃島の住人が故郷摂津国の住吉神社から分霊して創建したと伝えられます。境内には「東洲斎写楽終焉の地」と刻まれた石柱などがあります。
石川島もかつては独立した島で、佃島とはかなり離れていたそうですが、埋め立てが進み、幕末には水堀をへだててほとんど隣接してしまいました。石川島には火盗改加役長谷川平蔵の献策によって人足寄場が置かれていましたが、現在はその痕跡は見あたりません。今は大川端リバーシティ21という高層マンション群が林立しています。その手前の佃公園に復元された石川島灯台が立っています。
石川島から一番近い駅は、地下鉄有楽町線月島駅です。月島には名物「もんじゃ焼き」の店がずらりと並んでいます。俗にもんじゃストリートと呼ばれています。その通りの中程に、昔の小さな交番がぽつんとあり、その向こうに聖路加ガーデンがどんとそびえています。
おすすめコース
地下鉄有楽町線新富町駅...佃大橋...天安...住吉神社...石川島灯台...大川端リバーシティー...月島もんじゃストリート...地下鉄有楽町線月島駅
ワンポイントアドバイス
天安本店 (中央区佃1の13の4) 160年の歴史を持つ店で、17種類の佃煮がある。秘伝タレでつくったハゼの甘露煮がおすすめ。