第11回中国ブロック青年会議
広島大会
■日 時:2004年2月21日(土) 15:00〜17:30
■場 所:広島生衛ビル 9階会議室
■出席者:鳥取/中村ブロック長
島根/島崎理事長
山口/村上理事長、山野青年部会長 他5名
広島/久保理事長、藤谷青年部ブロック長、面迫青年部会長 他14名
岡山/岡崎理事長、重松副理事長、矢用青年部会長、原田(記)
1)開会宣言
2)青年の誓い(全員で唱和)
3)主催者挨拶 中国ブロック青年部会長 藤谷泰造
広島県青年部部会長 面迫博文
4)来賓挨拶 全ク連中国ブロック協議会会長 中村元一
広島県クリーニング組合理事長 久保孝
5)各県青年部活動報告
山口県 青年部会長 山野陽生
岡山県 青年部会長 矢用純一
広島県 青年部会長 面迫博文
6)記念講演会
テーマ:「繊維素材と最新情報」
講師: 繊維製品品質管理士 小仲 利史氏
講演内容:
1.衣料の成り立ち
素材→糸→織り→布→染色→加工→裁断→縫製→仕上げ→流通→消費者
編み ↑↓
クリーニング
2.素 材
各繊維の特徴
・綿:最も一般的な天然繊維。シワの固定、風合い変化に注意。
高温で仕上げる。アルカリには強いが、酸には弱い。
・麻:光沢があり、硬い。汚れは綿よりも落ちやすい。湿った状態で摩擦すると、
毛羽立ちが生じやすく白色化する。強度は強いが、染が弱い。
・絹:蚕から取れる。フィラメント。独特のきしみや光沢がある。しなやかな風合い。
和服の正絹とブラウス等の絹は違う。
・毛:ウールの事。羊。保湿性、保温性に富む。中性〜酸性で処理。鱗状の
キューチクルがあり、これが縮みの原因となる。最近は、プラズマで
キューチクルを焼いたり、樹脂でキューチクルを焼いて縮むのを防ぐ
加工をしたものがある。
・モヘヤ:アンゴラ山羊。羊毛より太くて張りがあり、白く美しい光沢がある。
縮れがなく、フェルト化性が小さい。
・アルパカ:アンデスに生息するらくだ科。抜け毛、毛羽立ち、毛足の乱れに注意。
・カシミヤ:山羊。しなやかで軽く暖かい。乱暴に扱えば事故となる。
・アンゴラ:兎。フェルト化しやすい。
・キャメル:膨らみがあり、防寒性に優れる。
・レーヨン:水に漬けただけで縮むものもある。
・ポリノジック:非常に強いレーヨン。
・リヨセル:テンセルの総称。湿った状態で摩擦すると、白色化することがある。
・キュプラ:ベンベルグともいう。裏地によく使用される。シワになりやすい。
光沢があり、柔らかい。
・アセテート:光沢がある。摩擦や引っ張りに弱い。熱や蒸気で光沢を失うことも
ある。溶剤や酸で溶けることもある。乾燥時ガスタンブラーは避ける。
・プロミックス:牛乳から出来た繊維。光沢と暖かみのある風合い。高温処理は
避ける。
・ポリエステル:最も一般的な合成繊維。強い、速乾性、型崩れしない。逆汚染
しやすい。アイロンで移染する事もある。
・ナイロン:絹に似せて作った繊維。摩擦や引っ張りに強く、軽い。アウターに使用
されることが多い。最近中国や東南アジア製のものに移染し易い
ものが多い。
・アクリル:ウールに良く似た繊維。バルキー性と保温性に優れる。鮮明色に
染まる。高温で型崩れや風合い変化しやすい。長時間のタンブラー
乾燥は避ける。
・ビニロン:日本で誕生。合成繊維の中で最も吸湿性がある。綿に似ている。
高温洗浄しない。
・ポリ塩化ビニル:耐熱性が低い。ドライクリーニングは避けた方がよい。
合成皮革。
・ポリウレタン:スパンデックス。伸縮性がある。高温洗浄、塩素系漂白を避ける。
高温蒸気でプレスしない。人口皮革もある。日光、排ガスに弱い。
経時変化(3〜5年)でボロボロになる。
3.繊維の種類と染料
セルロース系繊維(綿・麻・レーヨン・ポリノジック・キュプラ)
反応染料・直接染料・バット染料・ナフトール染料・硫化染料
動物繊維・ナイロン(毛・絹・ナイロン)
酸性染料・酸性媒染・含金染料
ポリエステル・アセテート・トリアセテート
分散染料
アクリル
カチオン染料・塩基性染料
■所 感:小生にとっては昨年の山口大会に続く、2回目の中国大会であったが、
昨年の山口大会同様とても有意義なものであった。
来年は岡山で開催されるので、当青年部としては、
今年以上の成果をあげられる様、
部員一丸となって頑張らなければならないと思いました。
また末筆ながら、本大会を開催されました広島青年部のご尽力
ご配慮に深謝致します。
青年部 原田宣明