わかさぎ


霞ヶ浦・北浦(周辺市町村)

  歴史ある霞ヶ浦のわかさぎ漁
 いにしえの霞ヶ浦の風物詩、帆びき船で知られるわかさぎ漁。動力船に替わった現在でも日本有数の産地。
 「霞ヶ浦のわかさぎ」は、江戸時代、時の将軍に献上してたいへん喜ばれたことから「公魚」と呼ばれるようになった。
 もともとは冷水性の海水魚だったわかさぎは、環境適応力が強く、淡水にも生息できる。淡黄色の背中に銀色の腹
の透き通るような魚体が美しい。茨城では産卵期の1月末から2月にかけて、湖内産わかさぎの人口孵化(ふか)作業
を行うほか、諏訪湖などからの卵の移植にも取り組みもされている。 

わかさぎの加工品
 わかさぎの煮干しは、慶応年間に福島県の茂右衛門が故郷にわかさぎを送るために考案したと伝えられている。佃
煮は、明治の初めに麻生町の奥村市兵衛が江戸佃島から製法を学び導入したといわれる。
 霞ヶ浦周辺には多くの水産加工業者があり、わかさぎを甘露煮、煮干し、いかだ焼きなどに加工し、そうざい用、正月
のお節料理として東京近県に出荷している。
 鮮魚のままでの利用なら、唐揚げ、天ぷら、マリネが美味。骨ごと食べられるわかさぎは栄養満点。 

【旬】7〜12月 
 

 

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