* 報告その2


5月17日の再検査を待たずに入院となりました。

4月上旬の時点ではかなり調子が良くなっていたように思えましたが、 やはり病気は
進行していた様です。先月の23日、 母は今までとは明らかに違う痛みを感じていた
ようでした。しばらく様子を見ていましたが 、結局その日の夜、痛みがひどくなり急遽
病院に連れていく事になりました。

直接、病気に対する治療は出来ないので、痛み止めの投与により取り合えずその場
は収まりました。しかし、 予想どうり早朝薬の効果が薄れてくると共にまた痛みだしま
した。幸いにも自分より落ち着いて考えていた母の言うとうり、 今まで使用している薬
を再度使ってみると、痛みは約半時間後にはしずまりました。

残念ながらこの日を境に母の調子は少し落ち、 動きも少し鈍くなった様に思います。
しかし本人は落ちこみもせず、前向きに現状を受け止めています。こんな状況でも周
りに心配をかけない様に気を配れる母は本当に凄いと思います。

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5月10日の入院時から13日の二回に分けて集中的に各部のCTを摂りました。

肺及び肝臓の腫瘍に進行が見られました。 進行程度は遅いのですが、状態の改善
は見られませんでした。 使用中の鎮痛剤の効果が薄れてきているため今週からは
違うものを投与するようです。

体力的なものに多少の不案は残るものの主治医との話し合いにより3度目の治療を
14
日から開始する事になりました。 過去2回の経験から血液中の白血球及び血小
板に変化が生じるのは治療後10日程ですので、 来週末ぐらいが一つの山場になり
そうです。幸い3日間続いた治療は無事終了し疲れた表情を見せてはいますが状態
は落ち着いています。食事も少量ですが摂れていますので、ひとまず安心しています。

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今後 どの様な展開になるのかはなかなか予想出来ませんが、 完治の望みは無いだ
けに状態は少しづつ悪化していくのだと思います。この事を本人共々どの様に受けと
められるかが重要だと思います。
(やはり 詳しい病気の進行状況の全てを本人に伝える事はなかなかでず、 現在のと
ころでは多少言葉を濁しています。)

今回の治療により多少状態が良くなる事は十分考えられるため、うまく行けば一度来
月頭には退院できるかもしれません。 今一度そのような機会が得られるようでしたら
今まで以上に母の希望する事を出来る限り行うつもりです。


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医学的に母の病状を見るとても楽観視できる状態ではありませんが、だからと言って
絶望的でもありません。 同じような状況下でも驚くほど寿命を延ばされた方々の例も
当然存在してます。今後の展開に対しての不安を完全に消し去る事は不可能でしょう。
しかし、 その不安のあまり今ある時間を有意義に過ごす事が出来なくなるような状況
に自分を置く事だけは避けたいと思っています。