| K君の2002年2月の劇場映画評 |
オーシャンズ11
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“ソダーバーグ+オールスターキャストにしては物足りない”
| 閲覧時期・場所 | 2002年2月 劇場にて |
| 監督 | スティーブン・ソダーバーグ |
| 出演 | ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット ジュリア・ロバーツ マット・デイモン アンディ・ガルシア |
| 評価 | B |
| 批評 | ハリウッド最高の監督の一人S・ソダーバーグが傑作“アウト・オブ・サイト”以来の盟友G・クルーニーと共に現代ハリウッドの最高のキャストを集めて撮った犯罪もの。よくあるオールスターキャストとは違い一本の映画として純粋に楽しめる出来ではあるが、“トラフィック”“エリン・ブロコビッチ”といった近作のできから見ると見劣りする。みどころと思われる個所が案外たんたんと済んでしまい腹八分目といった感じで、満腹感が得られないまま終わってしまった。 |
アメリカン・スウィートハート
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“良質のラブ・コメ。キューザックのスターぶりが笑える”
| 閲覧時期・場所 | 2002年2月 劇場にて |
| 監督 | ジョー・ロス |
| 出演 | ジュリア・ロバーツ ジョン・キューザック キャサリン・ゼダ・ジョーンズ |
| 評価 | B |
| 批評 | 試写会が当たったので見に行った。わがままな女優とスター俳優の離婚した元夫婦と女優のマネージャーが繰り出すラブコメ。もともとはジュリア・ロバーツをスターの役で考えていたらしいが、ジュリアがマネージャーの方(こちらが主役です)をやりたいと言い出して、ジュリアをマネージャーにつけれる女優、すなわち大物感のある女優ということでキャサリン・ゼダを選択。スター俳優役に“ハイ・フェデリティ”などでもてない役の方がはまっているジョン・キューザックが出演。このキャスティングがまず秀逸。脚本もよくできていて、まあ広く一般に愛される種類の映画に仕上がっている。 |
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“フランス映画も新世紀に突入か?”
| 閲覧時期・場所 | 2002年2月 劇場にて |
| 監督 | クリストフ・ガンズ |
| 出演 | サミュエル・ル・ビアン ヴァンサン・カッセル モニカ・ベルッチ エミリエ・デュケンヌ |
| 評価 | C |
| 批評 | くどくどしい官能系やあまり笑えないコメディ、観客を寄せ付けない自己満足アート系を得意とするフランス映画であるが、90年代に入りM・カソビッツの作品や“ドーベルマン”(傑作!)など楽しめる映画もぼちぼちでてきている。そして21世紀、“アメリ”なども大ヒットしている中、2001年フランスでは記録的大ヒットした作品がこの作品。この謎の獣による住民の大量虐殺事件はフランスの教科書にも載る史実らしい。V・カッセルとM・ベルッチ夫妻といった豪華キャストとフランスではあまり見られないSFXを駆使しているが、まだハリウッドの水準には程遠い。 |
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“まあまあ。ディーバには劣る”
| 閲覧時期・場所 | 2002年2月 劇場にて |
| 監督 | ジャン=ジャック・ベネックス |
| 出演 | ジャン=ユーグ・アングラード エレーヌ・ド・フジュロール |
| 評価 | B |
| 批評 | 僕のベストムービーである“ディーバ”を81年にデビュー作で作った後“ベティ・ブルー”などの話題作を提供するも、90年代前半に撮った“IP5”でイブ・モンタンが過酷な撮影が原因で撮影直後に死んでしまったりしてしばらく作品が作れず、8年ぶりの作品となった今作。主人公の精神科医が美人の人妻をカウンセリング中に居眠り。目が覚めると、その人妻が死んでいて・・・という話。幻想的な映像はさすがべネックスという感じだが、二転三転する結末がだらだらしていて少しくどい。 |