K君の2004年9月の劇場映画評

 

LOVERS


“印象的な美しいアクションシーン”

閲覧時期・場所 2004年9月 劇場にて
監督 チャン・イーモウ
出演 金城武/チャン・ツィイー/アンディ・ラウ/ソン・タンタン
評価 B
批評  “紅いコーリャン”“初恋のきた道”で国際的な高い評価を得たあと“HERO”で武侠映画に進出したチャン・イーモウの新作。“HERO”はアジア各国で大ヒットし、最近公開されたアメリカでもNo.1ヒットとなった。この映画は“HERO”の姉妹作のような武侠もの。
 唐時代の中国。朝廷の官史・劉は、反乱軍の一味と思われる盲目の芸妓・小妹を逮捕するが、尋問に失敗。作戦を変更し、官史・金が素性を隠し小妹に近づくことに。だが、2人はいつしかひかれ合っていく。

 “謀”という言葉が予告編に使われておりあまり期待していなかった“HERO”の脚本が見事だったため、意外などんでん返しを最初から期待していたが、ストーリー(脚本)は今ひとつ。ただし、前半のチャン・ツィイーが舞うシーンや、金城武が放つ矢が次々敵を倒す等印象的な美しいシーンが満載で楽しめる。

 

ヴィレッジ


“脚本に冴はないが、演技はよかった”

閲覧時期・場所 2004年9月 劇場にて
監督 M.ナイト・シャマラン
出演 ホアキン・フェニックス/ブライス・ダラス・ハワード/ウィリアム・ハート/シガニー・ウィーバー/エイドリアン・ブロディ/ジュディ・グリアー/ブレンダン・グリーソン 
評価 C
批評  “シックス・センス”“アンブレイカブル”“サイン”と全ての作品が大ヒットしているインド出身のシャマラン監督の新作。じわじわと恐怖を煽り、最後に大どんでん返しを用意する手法は共通だが、前作“サイン”の緑色に怪物の登場は、彼がホラー/ミステリーではなく、実はコメディ映画を撮っていたという大どんでん返しに感動した。
 外界から完全に隔絶しているその村で、住民たちは不可解な“掟”を遵守しながら共同生活を営んでいた。次第にその村の秘密が明らかになっていく。
 開始5分くらいでオチが想像ついてしまい、シャマラン映画のいつものような冴がなかった。ただし、豪華・優秀な役者陣はよい仕事をしており、一見の価値はある映画。