| K君の2005年4月の劇場映画評 |
英語完全征服

| 閲覧時期・場所 | 2005年4月 劇場にて |
| 監督 | キム・ソンス |
| 出演 | チャン・ヒョク/イ・ナヨン/ナ・ムニ/アンジェラ・ケリー/キム・イムン/チョン・スクヨン/イ・ボムス |
| 評価 | C |
| 批評 | 韓流ブームに乗って日本に入ってきたコメディ映画。監督は超硬派の“MUSA”のキム・ソンスで作風が全く違うだけに読めない。チャン・ヒョクは韓流歴代最大ヒットの“僕の彼女を紹介します”の人。 ひょんなことから英会話学校に通うはめになった地方公務員ヨンジュ。だが、そこで出会ったお調子者のムンスにひと目ぼれ。彼の気をひくため英語学習に励むが、ムンスはブロンド美人教師に夢中になってしまう。 非常に平均的な出来のラブコメ。大笑いできるわけでも感動の涙を流すわけでもない普通の作品。韓国大好きな人以外は見る必要のない作品。 |
インファナル・アフェア3

“ついに完結した香港映画の金字塔”
| 閲覧時期・場所 | 2005年4月 劇場にて |
| 監督 | アンドリュー・ラウ |
| 出演 | アンディ・ラウ/トニー・レオン/レオン・ライ/チェン・ダオミン/ケリー・チャン/カリーナ・ラウ/サミー・チェン |
| 評価 | B |
| 批評 | 低迷気味の香港映画を一気に活性化し、香港映画自体を変えてしまったといわれる大ヒット作“インファナル・アフェア”、そして1作目の主演2人の青春時代を描き、1作目以上の出来となった“インファナル・アフェア2”に続く完結編。作品としては、トニーレオンが死んだ1作目の後を描いている。 自分の正体を見破った潜入捜査官ヤンの殉職から10か月後、警官として生きる潜入マフィアのラウ。善への道を歩もうとする彼だが、犯罪組織と接触のある警官ヨンの出現によって運命を狂わせていく。 これまでの2作の出来と比べるとやや物足りない気がするものの完成度はやはり高い。個人的には、後半精神的に錯乱するラウのせいで、これまで論理的で完璧に描かれていた脚本が崩れてしまったのが前年。しかし全3作で、アンディ・ラウ、トニー・レオン、フランシス・ン、レオン・ライ等最高の役者陣と脚本で描かれたまさに香港映画の金字塔であった。 |
コーラス

“音楽がすばらしい”
| 閲覧時期・場所 | 2005年4月 劇場にて |
| 監督 | クリストフ・バラティエ |
| 出演 | ジェラール・ジュニョ/ジャン=バティスト・モニエ/フランソワ・ベルレアン/マリー・ビュネル/カド・メラッド/マクサンス・ペラン |
| 評価 | B |
| 批評 | フランスであの“アメリ”よりヒットしたという作品。昨今少なくなった非常に素朴な作品で、文部科学省も推薦している。またサントラはフランスで150万枚も売れ社会現象を巻き起こした。 1949年、仏の片田舎。問題児が集う寄宿舎に赴任した中年の音楽教師マチュー。スパルタ教育ですさんだ生徒の姿に心を痛めた彼は合唱団を結成し、“歌”を通して少年たちの純粋な心を取り戻そうと奮闘する。 マチュー先生の役者がとくにかくいい。またここぞというときに流れる曲がすばらしい作品。久々に心が洗われる作品。 |
アビエーター

“ダイナミックな秀作”
| 閲覧時期・場所 | 2005年4月 劇場にて |
| 監督 | マーティン・スコセッシ |
| 出演 | レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ブランシェット/ケイト・ベッキンセール/ジュード・ロウ/グウェン・ステファニー/ジョン・C・ライリー/イアン・ホルム |
| 評価 | A |
| 批評 | “ギャング・オブ・ニューヨーク”に続きスコセッシとディカプリオがタッグを組んだ作品。監督は“タクシードライバー”等の秀作を連発した巨匠、主演は言わずと知れた“タイタニック”は例外として、演技派として“ギルバートグレイプ”や“ロミオ+ジュリエット”といったアートムービーで高い評価を得たディカプリオ。2人とも念願のオスカー受賞を目指したが惜しくも逃した作品。 飛行機と映画作りに情熱を注ぐ大富豪、ハワード・ヒューズ。破産の危機や恋愛関係の破綻などを乗り越えてきた彼の前に、思わぬ障害が立ちふさがる。 名前だけは知っている程度のヒューズの生涯をダイナミックに描いた秀作。惹きつけられずにはいられない魅力を持ち、一方で傷つきやすく繊細な男をディカプリオが好演している。オスカーをあげたかった。 |