| K君の2005年5月の劇場映画評 |
コンスタンティン

| 閲覧時期・場所 | 2005年5月 劇場にて |
| 監督 | フランシス・ローレンス |
| 出演 | キアヌ・リーブス/レイチェル・ワイズ/ジャイモン・ハンスゥ/ティルダ・スウィントン/シア・ラブーフ |
| 評価 | C |
| 批評 | “マトリックス”に次ぐキアヌ・リーブスの特撮モノ。監督は新人ながら、スタッフがマトリックスシリーズやハリーポッターシリーズを手がけたツワモノ揃い。 余命1年と宣告された、オカルト探偵コンスタンティン。ある日、“この世”に侵入しようとする魔物の存在を知った彼は、双子の妹を亡くした女刑事アンジェラと共に巨大な陰謀に立ち向かっていく “マトリックス”程の衝撃はないし、構築された世界観もいまいち。続編が見たいと思わせてくれるような出来ではなかった。 |
わが家の犬は世界一

“うーん中途半端”
| 閲覧時期・場所 | 2005年5月 劇場にて |
| 監督 | ルー・シュエチャン |
| 出演 | グォ・ヨウ/ディン・ジャーリー/シア・ユイ/リー・ビン |
| 評価 | D |
| 批評 | チャン・イーモウ監督の傑作“活きる”でカンヌ主演男優賞を獲得したグォ・ヨウ主演作。K君はグォ・ヨウ見たさにこの映画を見た。 犬を飼うための登録料を支払えず、愛犬を警察に捕らえられた夜勤労働者ラオ。コネやワイロを使って取り戻そうとするが、いずれも失敗。そんな時、息子が傷害事件に巻き込まれ、一家はピンチに! 何だか微妙に社会派で、微妙に人間ドラマで非常に中途半端な作品。犬の登録料に7万円も取られる(中国の所得水準からするとすごい大金)等雑学は少し増えたが。 |
バッド・エデュケーション

“上質のサスペンス”
| 閲覧時期・場所 | 2005年5月 劇場にて |
| 監督 | ペドロ・アルモドバル |
| 出演 | ガエル・ガルシア・ベルナル/フェレ・マルチネス/レオノール・ワトリング/ハビエル・カマラ/ダニエル・ヒメネス・カチョ/ルイス・オマール/ペトラ・マルチネス |
| 評価 | B |
| 批評 | “オールアバウト・マイ・マザー”“トーク・トゥ・ハー”が大ヒットしたスペインの奇才アルモドバルの新作。主演は、“アモーレス・ペロス”“天国の口、終わりの楽園。”“モーターサイクルダイアリーズ”でラテン系ナンバー1の地位を確固たるものとしたガエル・ガルシア・ベルナル。 映画監督エンリケのもとに初恋の男性イグナシオが現れる。イグナシオは、彼らの寄宿学校時代の体験に基づく脚本を持っていた。しかしエンリケは彼の素性に疑問を抱き、意外な真実を知ることに。 アルモドバルの自伝的映画らしい。(ゲイなのは有名だけどすごい人生)。サスペンスの要素がふんだんではらはらさせる。 |
海を飛ぶ夢

“尊厳死を爽やかに扱った傑作”
| 閲覧時期・場所 | 2005年5月 劇場にて |
| 監督 | アレハンドロ・アメナーバル |
| 出演 | ハビエル・バルデム/ベレン・ルエダ/ロラ・ドゥエニャス |
| 評価 | A |
| 批評 | “オープン・ユア・アイズ”“アザーズ”のスペインの新鋭アメナーバルのアカデミー・ゴールデングローブ外国語賞受賞作。アメナーバルは、ハリウッドで撮った“アザーズ”が大ヒットしこのままハリウッドの監督になるかと思いきや、好きな映画を撮りたいという理由でスペインに戻った。また主演のバルデムはベネチア主演男優賞受賞。 25歳の時、海で起きた事故により首から下が麻痺状態になったラモン。以来、寝たきりで暮らす彼は、26年目に自ら死を選ぶことを決意。弁護士フリアや村の女ロサらと交流を重ねながら法的な闘いに臨む。 尊厳死の話であるが、重苦しさはなく、力強くさわやかな作品である。アメナーバルはまだ30代だが巨匠といえる力量を示した。またバルデムの演技もすごい。(数十歳の老けメイクで実物の顔の面影なし) |