| K君の映画の殿堂 |
K君がこれまで見た映画で特によかったものを紹介します。
ファイトクラブ
| 公開年 | 1999年 |
| 監督 | デビッド・フィンチャー |
| 出演 | エドワード・ノートン ブラッド・ピット ヘレナ・ボナム・カーター |
| ストーリー | 高級マンション暮らしの独身サラリーマン、ジャック(エドワード・ノートン)がなぞの男タイラー(ブラッド・ピット)に強要された殴り合いにより彼の中の眠れる闘争本能に火をつけられる。ジャックとタイラーは、取り憑かれたように夜の駐車場で殴り合いを繰り返し、やがてそれを見物する男たちも参加しはじめて、素手で戦う素人ボクシング集団=ファイト・クラブが結成される。さらにこの一団はタイラーの指導下でテロリスト集団に変貌。テロを阻止しようとするジャックだったが、タイラーは突然姿を消してしまう…。 |
| 批評 | セブン、ゲームとクオリティの高い作品を連発するフィンチャーの問題作。我々は消費社会の中で、企業のマーケティング戦略に踊らされ、本来持っているはずの本能や欲望を見失い、去勢された操り人形になってしまっているんじゃないかという問題提起をスタイリッシュな映像とハイスペックな情報量を過激なエンターテイメントに仕上げた傑作。 |
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

| 公開年 | 1998 |
| 監督 | ガイ・リッチー |
| 出演 | ジェイソン・フレミング デクスター・フレッチャー ニック・モーラン ジェイソン・ステイサム スティーブン・マッキントッシュ ビニー・ジョーンズ スティング |
| ストーリー | 金と欲と暴力が幅を利かすロンドンの暗黒街。いかさま賭博で50万ポンドものの借金を背負ったエディたち4人は、アパートの隣室からもれてくる話し声からドラッグ強奪計画を知り、横取りしようと思いつく。かくして▼エディたちをカモにしたギャング▼子連れの取り立て屋▼ドラッグ製造工場の若者グループ▼間抜けなコソ泥2人組─など5、6集団が壮絶な大金争奪合戦を繰り広げる。 |
| 批評 | スピーディーで予想不能のストーリー、くせのある登場人物、かっこいいサントラなどタランティーノ映画をより面白くしたようなギャング映画。ガイ・リッチーは、この一作で名声だけでなく、次回作“スナッチ”へのブラピの出演(本人の切望により破格に安いギャラで出演)マドンナのハートも手に入れた。 |
さらば わが愛〜覇王別姫〜
| 公開年 | 1993年 |
| 監督 | チェン・カイコウ(陳凱歌) |
| 出演 | レスリー・チャン チャン・フォンイー コン・リー ルォ・ツァイ |
| ストーリー | 二十世紀初頭の中国、遊女の子小豆は京劇の劇団に預けられる。厳しい修行の末に見初められ、兄貴分の小石頭と共に役者としての道を歩み始める。やがて有名役者となった彼らに、大きな歴史の荒波が襲いかかる…。 |
| 批評 | カンヌパルムドール受賞の大傑作。歴史の荒波に翻弄される2人の京劇役者がダイナミックに描かれている。非常にスケールが大きく、かつ繊細でアジア映画では最高の水準である。6本の指を持つ遊女の子が、京劇の劇団に入れるため母親が指を切り落とす冒頭(去勢のメタファー)からラストシーンまでこの映画の持つ独特の空間にのめりこんでしまった。 |