
タウンからこんな道を約1時間

ステイ先のハットとbaba
(Kanyamauri家)

畑でトマトに水をあげます

畑からの帰り道
(遠くに見える丘の上が家)

トイレです

キッチン・リビング(兼ボクの寝室)

夜はこれくらい暗いです。

裏庭の石


今日も三線伝道師

tea(朝食)の風景

シャボン玉で遊ぶ子供たち

PARIREWA HIGH SCHOOL

Bushman Painting
(Photo by Tomo)

食後の団欒 |
-Village stay-
主な登場人物:
Baba(お父さん)、Amai(お母さん)、James(長男)、Olive(三女)、Dominic(次男)、
Washington(従兄弟)、Gogo(親戚のお婆ちゃん)
1日目
遊び道具を仕込んで出発、当然三線も。
タウンを抜け、次第にrural areaに。所々にハット出現。Chinamoraへ到着。
3番目に降ろされる。
ステイ先には、娘一人と近所の男の子二人しかいなかった。をいをい、両親は???
JICAスタッフ・同期に「まあ、がんばれ。」と言われ一人残される。
オヤジ(Baba)が帰ってくる。ジャケット、麦藁帽子姿の初老。
早速あいさつ。教室のイスを2つ向かい合わせにならべた格好で。面接か?
ショナのテキストをちらちら見ながら挨拶してみる。
喜んでくれたが、「ここはこうだ。」って解説が始まっちゃった。
日本の話になった。持参した世界地図を出して、日本とジンバの位置について説明。
「しきりに日本は車がすごいんだろ?」っていうオヤジ。
それくらいの予備知識しかないってことかな?
娘(Olive)は超シャイ。ボクから少し距離を置いて、こっちを観察している。
BabaがOliveになんか言ったかと思うと、Oliveはハットの中に入っていった。
ちょっとすると、お茶とパンケーキを持って出てきた。お昼ご飯のようだ。
まさか小学生の女の子に昼食を作ってもらうとは夢にも思わなかったが、とてもおいしいかった。
食後、Babaに「タバコ吸う?」と聞くと、「吸う。」というので1本あげた。
これが後々後悔の素となる・・・。
Babaが敷地内を一通り案内してくれる。庭に植えているフルーツの木1本1本まで詳細に。
じきにチビが二人学校から帰ってくる。男の子はここの子(Dominic)女の子は近所の子だった。
彼らはBabaの近くで興味ありげにこちらを見ている。英語が通じないのでBabaの通訳が必要。
間が持たないので、けん玉。「こうやってやるんだよ。」って見本を見せると飛びついてきた。
近所の女の子がもう一人加わり、誰が先に皿に乗せられるか競争。
黙って見ていると、一人4回ずつトライして次に渡す。仲良く道具をシェアする習慣があるようだ。
たまに5回目に突入しようとすると、次の人が力ずくで阻止して奪い取る。Oliveが一番に皿に乗せた。ま、いちばんお姉さんだからね。
「何か手伝うことは?」と尋ねると、遠慮無くこう答えた。「じゃ、畑のトマトに水をやりに行こう。」
家庭菜園くらいなもんかと思ったが、はずれ。
自宅から20分ほど山を下ったところにある自分の畑へ。途中、人の家や人の畑を通る。
畑の隅に掘った穴に水が湧いており、そこからバケツで水を汲んではトマトの場所へ運ぶ。
ボクはバケツから500mlのポリ容器で一苗ずつ水をやる。
水が流れないように一つずつ窪みをつくらなければならず、結構きつい作業。
4列ほど水やりが終わったところでBreak Time。
日陰に腰掛け、Babaがつぶやく。
「お金があればポンプを買って楽に水やりができるし、農薬を使えば病気もない・・・」
「トマトのお陰で、子供たちは学校に行けるんだから、トマトはマネーメーカーだよ。」
そろそろ休憩も終わり、残りのトマトに水をあげるのかと思ったら、今日はこれで終わりだって。
来た道をてくてくと帰る。「家はどこかわかるか?」と聞かれる。
「あの辺?」と答えると、遠くに見える丘の上の石のそばを指さす。
結構遠いよね。これを毎日通うのは大変でしょ。だいぶ足腰にもくるだろうし。
途中、ここには雨期になるとストリームができるんだと教えてくれた。
堅い地面にストリームラインがあるのがわかった。
さっき指さした石までたどり着く。そこで今度は「畑はどこかわかるか?」と聞かれる。
「あの辺?」と答えると、遠くに見える大きなバナナの木を指さした。
一休みしていると、長男(James)が帰宅。高3だって。
子供は全部で5人。一番上と二番目が娘で二人とも結婚・仕事でタウンにいるらしい。
続いて長男James、三女Olive、次男Dominicとなる。
母さん(Amai)は週に二日、タウンまで野菜を売りに行っているらしく、今日も夜にならないと帰ってこないそうな。
辺りが暗くなってきた頃、BabaとJamesに連れ出される。散歩か?
途中通りがかった家の前で近所の人に挨拶。
山を下りShopがあるところまで歩く。
夕方のShop周辺は多くの人で賑わう。
Babaは特に買い物をする様子もない。だいぶ歩いてのどが渇いたのでBarへ入ることに。
Beerを2本頼もうとしたら、BabaはChibuku(濁り酒のようなもの)が良いという。
Chibukuは飲む前に良く振って、ガスがたまる物が良いらしい。
ここのBarはBob Marleyがガンガンかかる。こっちの人はレゲエも大好き。
Chibukuのニオイを嗅いでみる。噂に聞く家畜のエサのニオイ。
試しに一口飲んでみる。ニオイに慣れれば、まずくはない。がすすんでは飲まないな。
来た道を戻る。
メイズをクラッシュするところを見せてくれた。
もう1軒Barによるらしい。ここでスコッチを買って、帰って飲もうという。
でも出てきたのはスコッチじゃなくてChibuku。まだ飲むのかよ。
えっ、しかもボクがお金払うの???・・・今回までネ。
すでにChibukuを1本(2Liter)空けているBabaはかなりご機嫌。
帰路、また挨拶・挨拶。
家へ着くと、おばさんが二人。一人は母ちゃん(Amai)、もう一人は近所に住む親戚。
挨拶を済ませ、夕食のためハットの中へ。
薪の火とローソクの灯りだけなのでかなり暗い。
歩くときに下に何があるか注意しないと危険。
テーブルに案内される。男性はテーブルらしい。女性は地べた。
Babaは買ってきたChibukuを飲み続けて絶好調。話しまくる。
食事の用意ができ、お祈り(初体験!)をして食べ始める。
サザとムリオ(青菜)の油炒め。ちょっとボクには多いのでJamesに半分手伝ってもらう。
後から肉(Nyama)が出てきた。ボクの歓迎でちょっとご馳走らしい。
Babaは相変わらずマシンガントーク炸裂。そのうち、英語が少なくなりだし、ショナ語責め。
何言ってるのかさっぱりわかりません。Jamesがフォローしてくれるのがせめてもの救い。
近所の親戚Washingtonが訪ねてきて多少和む。
お母さんは聞くだけ。英語があまり話せないこともあるが、超亭主関白なBabaみたい。
WashingtonとJamesの名前を日本語(ひらがな、カタカナ、当て字の漢字)で書いてあげたら、すごく喜んでいた。
Jamesはボクの三線が気に入ったらしく、三線をジャカジャカやりながら教会で唄う歌を唄ってくれた。"Thank
you, for the rest of my life, Jesus."ってな感じで。
昼の農作業でかなり疲れた。眠いといってもまだ9時。
いつになったら寝るんだろうと思っていたら、Amaiがボクの寝床の用意用意を始めてくれた。
もちろん、ハットのキッチンの火の真横です。これは覚悟していたからOKだけど、Babaが母屋に戻ろうとしない?と思っていたら、ボクの寝床で寝始めた・・・。滞在中、一緒に寝てくれるつもりらしい。それは聞いていない・・・。
歯磨きを済ませ、意を決して一緒に布団に入る。
2日目
正直、ほとんど寝られなかった。夜中何度も目が覚める。すぐとなりに今日あったばかりのBabaがいるし、下が堅いから背中が痛く、体勢を変えないと持たないから。
しかも、早朝から鶏のコケコッコーの連発で目が覚める。
外でAmaiとOliveが火を炊き始めた。眠れないので外に出る。Dominic・Oliveとけん玉で遊ぶ。
そうこうしているうちに8:00。Babaが起きてきた。「一緒にフロに入ろう。」って。
滞在中、フロに入らない・着替えはしない覚悟なので、パス。顔だけ洗わせてもらう。
Oliveが沸かしてくれたお湯を使う。なんだかもったいないような気がした。
今日は学校はないらしく、みなゆっくり。
irregularといっていたが、明日で学期が終わるからみたい。
9時頃から朝食(teaという)。ミルクティーみたいなお茶とパンケーキ(これは大好き)。
おいしくいただき外へ。
Washingtonが来る。子供たちにカラテを教える。格好だけだが。
Jamesが三線を弾き、Oliveが踊る。そっと撮ったmovieはなかなかgood!
次の遊び道具は風船。Dominicや近所の子供たちに配る。大事そうに膨らませて遊んでいたのがかわいかった。
近所にステイしている隊員を訪ねる。不在だったが、しばらく待つと赤ちゃんを連れて帰ってきた。この家の主はおばあちゃん(Gogo)。赤ちゃんは孫らしい。しかも双子。
しばらくGogoと話した後、家へ戻る。
昼食。ライスにキュウリに似た野菜(なんだっけ?)、トマトのスープをかけたもの。少しNyamaが入っていた。サザも出されたが、ライスでお腹一杯。ゴメン、たくさん食べられなくって。
昼寝しながら日記を書いていると、子供たちに囲まれる。
次はシャボン玉をだす。とても楽しそうに遊ぶ。シャボン玉の石鹸水が無くなると、洗濯用の石鹸を使って手でシャボン玉を作っていた。
しばし昼寝の後、Washingtonが周辺を案内してくれるというので付いていく。
どこを歩いているのかさっぱりわからない。小学校・電話のアンテナ・池・教会(ゴスペルの練習をする主婦)、Washingtonの友達Tendaiの家。Tendaiはソーラーパワーでバッテリーをチャージし、ショナソングのヒット曲をカセットテープを聴かせてくれた。彼の両親は他界したらしい。お墓を見せてくれた。
Tendaiも一緒になり、さらにあちこち連れ回される。
道を歩いていると、ガキンチョが10人位付いてくる。
給水所のポンプを見る。ここで、家で使う水を汲んでくるんだな。
そこから家へ戻ろうと歩いていると、Baba登場。
Policeがボクの所在をチェックしに来たが、いないので心配になって探しに来てくれた模様。
無断で連れ回したWashington君、かなり絞られる。
家へ戻る。BabaがBeerは要らないかと聞くが、おみやげがあるので要らないというと、フォージュガ(タバコ)は?というので、Jamesにお使いを頼む。しばらくしてJamesが帰ってくる。なぜかフォージュガとChibuku。それは頼んでないんですけど・・・。Babaにやられた。少し予想はしていたが、この辺はちょっといただけないな。
夕食。サザとムリオ。美味しいがやはり全部は食べきれないよ。ごめんなさい。
夕食後、持ってきたジンバブエの観光案内本(Journey through Zimbabwe)をローソクの灯りの下で見る。Jamesが読み、Babaが解説する。DominicとOliveが本を覗く。OliveはAmaiにあれやれこれやれと言われて、渋々手伝う。それにしてもOliveはよく働く。Oliveが一番楽しそうな顔して本を覗いていたのに。思いっきり遊べるとよいのに。でもこれがこっちの家庭のスタイルなんだよね。
Babaは今夜もChibukuでご機嫌。昼には二日酔いの薬を飲んでいた割には。聞くと夕べはBeerとChibukuのチャンポンだったからよくなかったらしい。まあ、なんだかんだ言って飲むのはどこも同じなんだね。
本を最後まで読み終わり、今日は早め8:30に就寝。寝床の準備をしてもらう間、外でタバコ。空を見上げると満点の星。スゲー。
Babaに夕べあまり寝られなかったことを正直に言い、今日は別にしてもらうことに。Babaが悪いんじゃなくてボクの問題だからと断りを入れ納得してもらったが、もう一つ床を作るBabaを見てすごくと悪いなと思った。でも、ちょっと三晩は持たないから仕方ないよね。せっかく、家族と同様に扱ってくれようとしているのに、ゴメンナサイ。
一人は思ったより快適ですんなり眠りにつけた。
3日目
早朝、布団をかけ直していると、Baba:「Manguwanani!(おはよう)」。今日は目覚めが良いらしい。ちょっと眠かったがなんとか起きあがり外へ。焚き火で体を温めながらおしゃべり。
Dominicとペットボトルをバットにして野球。Amaiがお湯をくれる。ハットの中は灰がひどく、いい加減頭がかゆくなってきたので、洗髪だけさせてもらう。シャンプーで泡だらけの頭をOliveが不思議そうに見ていた。Jamesがおめかしする(髪を整える)のに使っていた鏡のかけらを借りてコンタクトを入れる。これも怪しげに見られる。
今朝はJamesの通う高校を見学に行くことに。なぜかWashingtonも同行する。
ボクのデジカメがかなり気になるらしく、「カメラも持っていくだろ?」としきりに聞く。
でも、昨日君に貸してバッテリーなくなっちゃったから、もう写真撮れないんだよ。
学校へ行く途中の店でバッテリーを買う。単三乾電池。お店の人がこれでいいというので買ったが、恐らくパワー不足(もしくは電圧の違い?)でデジカメ作動せず。返品しに戻ったが、一度店を出たから無理と言われる。「お前がこれでいいっていったんじゃん。」、と粘ったらお金を返してくれた。
通りは学校へ向かう生徒で一杯。8:00から学校らしいが5分前になっても誰も急がない。今日は成績表をもらうだけらしく、一人一人先生の所へ成績表をもらいに行くシステムらしい。
Jamesにサブヘッドを紹介され挨拶。自分の身分と見学したい旨を伝えると、ヘッドマスターに会わせてくれた。先生たちは身なりもかなりきちんとしていて、携帯電話も持つ。英語もとてもわかりやすい(自分の理解度が基準)。一人の先生が学内を案内してくれることに。
話を聞くと、先生の異動は希望制らしい。彼は11年もこの学校にいるとのこと。20年以上いる先生もいるらしい。学内を一通り見た後、家へ向かう。
朝ご飯がまだだからお腹はペコペコ。
続く・・・
4日目
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