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中国レポート12<ちょっと大連へ>

    2006.8.15〜8.19

    つい3ヶ月ほど前に行ったばかりの中国ではあるが
    昨年の秋にマンションに引っ越したこともあるし、まぁ夏は夏で行っとこか〜と大連に行くことにした。
    主にANAを使うことが多いワタシであるが今回は事情があってJALで大連へ。
    今回は連れのいない一人旅である。

    8月15日(火)
    起床はいつも通り5時半。大阪は晴れでいつもどおりあっつい。
    しかし大連は大雨らしく、関空では大連の上空の状態によっては引き返すこともあり得ると
    アナウンスしている。
    ど〜ん( ̄△ ̄;)
    ちゃんと着くんかしらん。。。
    ダンナに状況報告のTELを入れながら、空港で搭乗時間を待つ間、
    ワタシは待合いのTVに釘付けになっていた。
    なんでって?
    そら朝から小泉首相の靖国神社参拝のニュースで持ちきりやったからですがな。
    ワタシとしては普段から日本の報道の仕方には全くナットクいかないというか
    日本の報道機関には実は日本人は採用されてないんやなかろうかなどとギモンに思っている。
    日本人の為の日本人の立場にたった靖国参拝に関する報道というものを
    あまり見たことがないからである。
    今回、大連に着いたら中国ではそのあたりどういった報道のされ方をしているかも
    ゼヒ確認してこようと思っていたので当然気になりますわな。
    周りのヒトも気になる様子で、そこそこTVの周りに集まってたが
    走り寄って釘付けになってたタンクトップのおネェちゃん、コレはたぶん韓国人だろう。
    だいたい、服装でわかるのだ。
    「何時に参拝しよったん?」と聞いてきたおっちゃんに
    「さぁ〜、8時半くらいとちゃいますか」と、エエ加減な返事をしながら一通り見た後、
    何度も流される同じ画像と意味のないコメントに飽きてきた頃搭乗開始となった。

    さて、現地に到着したのは12:00頃だったか
    迎えに来たダンナと一緒にとりあえずマンションへ。
    いや〜広い広い。ひとりしか住んでないのに日本の自宅より広い。
    ドアを開けて入るとドーンとワンフロアのLDK。
    キッチンが6畳ダイニングが6畳リビングが20畳ってとこだろうか。
    バストイレだけでも8畳くらいあって、別に個室のトイレもついている。
    8畳くらいの寝室が2部屋と6畳くらいの荷物置き場になっちゃってる部屋もあって
    広いのはいいんだけど動線が悪い(^_^;)
    小金持ちの中国人か外国人が主に住んでいるマンションのようで以前は韓国人が住んでいたらしい。

    荷物を置いて会社へ顔を出す。
    ダンナが仕事をしている間、通訳の李さんに案内されて工場を見学。
    前回も見ている工場ではあるが、自分の仕事と絡めてみるとまた視点が変わっておもしろい。
    この機械はどっから仕入れてるんだ?とかコレは現地調達してるんだろうか?などと
    ヘンに興味を持ったり妙にナットクしたりしながら事務所に戻る。
    ダンナはまだ仕事中なので、運転手さんと李さんに送ってもらって先にマンションに戻る。
    毎度のことではあるが、帰ってくるまでとっちらかった部屋を片づけて
    中国のニュースを見ながら過ごし、夜はもうひとりの赴任者Y氏や中国人スタッフとの宴会である。
    大連に来たらやっぱり海鮮中華、うまいんだな〜コレが(^_^)v
    毎回宴会しにいってんのかオマエはとのツッコミも聞こえてきそうではあるが、
    中国人スタッフと食事をし、干杯して親愛の情を示すことは
    「日本から来て会社を仕切っているワケの分からないやつ」が、
    まがりなりにも「親愛なる総経理」になるためには本人も家族も中国の方を向いていると
    感じてもらうのは大切なことでもある。
    って、エエカッコ言うても宴会を楽しみに行ってるのは間違いないけどね(⌒-⌒;)
    ワタシが来るてんで、夕方から天津へ出張予定だったのを22時の飛行機にして干杯してくれた王さん、
    お酒があんまり飲めないのに頑張って干杯してくれた女性スタッフにも感謝感謝である。

    8月16日(水)
    この日は停電のため仕事は休み。
    今回は旅行の予定もなく、フツ〜に家族に会いに来ただけなので
    朝はダラダラと寝坊をして、のんびりとTVを見てゆっくりと洗濯をし、
    マンションの下にあるUBCコーヒー(上島珈琲のチェーン店なんだけどなぜかUCCではなくてUBC(^_^;))
    でモーニングを食べてみる。
    コーヒーとお粥セットとかハムエッグとトーストとか選べて22元(約330円)なかなかおいしかった。
    お昼はちょっと遅めにして「銀平」という日本料理の店で鉄火丼を食べる。
    店構えも味もなかなか日本人好みでイイ感じの店だった。
    昼からはちょっと近所のMYKALに買い物に出たり、スーパーへも行ってみる。
    ダンナの普段の生活を垣間見るって感じである。
    (ちなみにMYKALは日本のマイカルが廃業しているので、中国の企業がやってるらしい。
    MYCALと表記すると中国読みではマイツァルになっちゃうのでMYKALね(^_^;))
    後、今のマンションを引っ越したいというダンナと一緒に引っ越し先候補のホテルを見に行く。
    ワタシとしては長期滞在者用のマンションタイプになっているホテルの部屋に住んでもらいたいが
    家賃はもちろん普通のマンションの方が安いのでダンナとしては経費が嵩むのは気になるらしい。
    ホテルに住んでるメリットとしては掃除とベッドメイクはスタッフがしてくれるのと
    備品のチェックはしてくれること、そして酔っ払って帰ってキッチンでなにか夜食を作りかけたまま
    眠り込んでケムリを出してしまっても、火事になる前にスタッフが飛んできてくれることくらいであるが
    まぁ自分が気に入ったところに住みなはれ・・・。

    夜は関連会社の中国スタッフとの食事。
    大連に来るのは4回目なのでこちらのスタッフともすっかり顔見知りである。
    この日の夕食は鉄板焼き。
    これもまた日本人好みのおいしい店だったが名前は忘れた(^^;)ゞ

    8月17日(木)
    ダンナは出勤。
    ワタシは引き続きのんびりと片付けだの洗濯だのしてニュースを見る。
    さて靖国神社参拝の報道は?
    ワタシの中国語は幼児レベルなのでほとんどナニ言ってるかわからないのだが
    中国語の番組は字幕(もちろん中国語ね)がついているので両方でなんとか多少はわかる。
    どのニュース番組を見ても他のニュースを読みつつ画面下にテロップでアピールしたいニュースを流していて
    その内容が靖国神社参拝とアメリカのイラク政策の話に終始していたようだ。
    中国の立場とすれば、当然批判的な表現になるのはわかっているし、
    驚くような過激な報道や反応はなかったように思える。
    15日の現地ニュースをリアルタイムで見られなかったというのもあるだろうが
    むしろ日本の報道の方が批判的でうっとおしい。
    なんであんなに自国に不利な方向へ持っていこうとするんだろう。
    中国が厳しい報道規制があって個人の自由な意見などめったに聞けるものではないのに対し、
    日本には報道の自由が保障されているとは言うものの、ある意味どこかしら意図を持って方向付けをされ
    無言の圧力でもっていいように操られているような不快感を感じる。
    日本国内でいろんな意見の人がいて議論するのはかまわないが、それは国をよくするための議論であってほしいし
    どんな人とでも「話せば分かる」などと眠たいことを言って他国に付け入られないようにしてもらわんことには
    一生懸命働いてマトモに税金払っていても、言いがかりでごっそり外国に持って行かれたんじゃ
    アホらしくてマジメに働く意欲も失せるってもんである。
    やっぱり報道機関には日本人はいないのか?

    こんなことばっかり書いてるからこのサイト、規制かかっちゃって中国から閲覧出来ないんだよね(^_^;)ゞ

    ハナシがカタくなっちゃった。 閑話休題

    お昼は会社を抜け出したダンナと海沿いに出来た新しい寿司屋「うまい鮨勘」に行ってみる。
    あんず一家行きつけの寿司屋さんほどではないが、まぁ普通においしいすし定食が食べられた。
    あとで知ったことだが、ここは日本の鮨チェーンが大連に出店しているということなので
    できれば日本の店舗に行って食べ比べてみたい。
    この日の夜は宴会の予定が入っていなかったので、2人で「天牛」という店に焼き肉を食べに行く。
    基本的に中国では豚肉と鳥肉はおいしいが牛肉はあまりおいしくない。
    しかし、この日の焼き肉は日本とかわらないおいしさでちょっと感動ものであった。
    次回の訪中時、宴会がない日があればリクエストしてみよう。

    8月18日(金)
    中国は基本的に電力不足なんだけど、大連も例外ではない。
    電力が足りないって言うんで順番に停電する計画を市当局から企業に通達してくるらしい。
    今日はA社とB社、明日はC社とD社と言う風に振り分けられているらしいが
    いきなり変更の連絡が来たりするのも珍しくないようで
    この日も停電の予定だったのが、どっかの会社がごねて順番を変えちゃったらしくダンナの会社は
    明日が停電と言うことになった。
    しかし、その連絡が来たのは昨日の6時頃のことである。
    工場が休みになるってんで、寮に住んでる従業員は実家に帰っあとだし
    明日は本番の停電で工場を動かすことはデキナイ。
    会社としちゃエライ損失である。
    赤字会社のテコ入れで赴任しているダンナのデコには当然、青筋が・・・。

    気持ちは分かるけど血圧上がるからオコったらアカン。
    と、なだめつつ気を取り直して2人で出かけるコトに。

    まず連れてってもらったのは射撃場。
    山道を車で30分くらい走っただろうか。
    「狩猪場」という看板があって、ライフルとピストルで的撃ちが出来る。
    最初はピストルで数メートル離れた的を撃つ。おもしろいけど当たってるんだか当たってないんだか
    よくわからない。終わった後的をくれるんだけどかなりヘタクソだった;;;
    次は薄っぺらい皿みたいな的を谷の方へ飛ばしてライフルで撃つ。
    ちっとも当たらない(^_^;)
    まぁこんなもんだろうと、帰ろうとしたときダンナが
    「エゲツナイもの見したろか」と言うのでナンダナンダ?とついていくと
    ログハウスのような小屋があって中に入ってそのまた奥のベランダに出てみると
    3階あたりから見下ろす感じで広い庭のような所に池があり、
    鶏やアヒル、うさぎなどの小動物が放し飼いにされている。
    ワタシ「え。コレって・・・。」
    ダンナ「ここから狙って撃つらしいで」
    Σ( ̄□ ̄;)!
    ひぇぇぇぇぇ〜なんちゅうこっちゃ!
    中国人はアソビで小動物を撃ち殺すんか〜!(T-T)


    「で、仕留めたらくれるんやて。持って帰って食うんやろな」
    ( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)

    さすが中国。日本人的にはとてもデキナイし、受け入れにくいもんがあるが
    食材として捉えているという考えに立つと少し理解できる。
    だって、市場で生きた鶏買ってきて家で捌いて食べることを思えば撃つか絞めるかの違いだよね
    ううう〜(>_<)
    食っちゃうと聞いて少し安心したというか、アソビだけってワケでもないんだとちょっとナットク。
    でもやっぱり日本人としちゃ衝撃である。
    同じ日本人でも狩猟する人にとってみれば別にどうってことないのかもしれないが・・・。

    お狩り場を出て今度は大連市内へ向けてドライブする。
    市内、中山公園のロータリー前は目の前に目的の「大連賓館」(旧大和ホテル)が見えて来る。
    このあたりは他にも1900年代初頭の建物がそのまま残っている一種観光ポイントであるようだ。
    イメージとしてはパリの凱旋門のロータリーみたいな感じで放射状に建物が建っている
    中国としては景観が保たれていてかなり美しい街並みだと思う。
    大和ホテルは1909年に建てられ、日露戦争で勝利した日本の大本営として使われていたらしい。
    2Fには乃木大将の執務室もあったんだとか。
    ダンナによると結構有名らしい2Fの珈琲館に入る。
    コレがなかなか味わい深い店で、カウンターとテーブル席の他に個室の席がいくつかあって
    なんだかとっても落ち着くのだ。
    年期の入ったシャンデリアもまた味わい深い。
    お酒も置いているので夜は宿泊客が飲みに来て盛り上がるのかもしれない。

    夜は中国に赴任している関連会社の社員が集まっての食事会。
    円卓を囲んだのは8人くらいだったか。
    いろいろ情報交換するヒト、ほとんど口を開かないオッサン、考えは様々だろうが
    母国から近いとはいえ異国で仕事している者同士のネットワークは大切だとワタシは思っている。
    中国という国は得体の知れない国である。
    やはり困ったときには助け合えるだろうし、自分の知らない重要な情報を誰かがもたらしてくれるかも知れない。
    自分の置かれてる状況をナメてるように見受けられるヒトやスネちゃってるヒトもいるんだけど
    あまり凝り固まることなく周りをよく見てみんな心も体も元気で頑張ってもらいたいな、と思う。

    8月19日(土)
    さて帰国の朝、一通り帰る準備をしてUBCコーヒーにモーニングを食べに行く。
    帰国便は14:30なので午前中はゆっくりできる。
    ウチから大連空港までは車で約30分、無錫時代と比べると移動がかなりラクである。
    12:00頃にウチを出て空港へ向かう。
    大連空港の欠点は見送りの人は入ってすぐにシャットアウトでチェックインカウンターまで行けないことである。
    「とりあえず先にチェックインを済ませてちょっと一緒にコーヒーでも飲もうか」がデキナイ。
    チェックインを済ませてガラス越しに見送るダンナに手を振ってゲートに入る。

    こうして4度目の大連を後にして無事帰国。
    めまいしそうにあっつい大阪に帰ってきたのだった。

    さて、次はいついくか。
    冬の大連はキビシイので春にするか?それとも覚悟を決めて冬の大連を体験しに行くか?

    うう〜ん;;;

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