2002.3.29〜3.31
いきなりソウルに行くことになった。
最初はGWに行こうかと計画していたが、ソウルに赴任している友達がその時期は日本へ帰国していると言うし
高いし、カレンダー通りにしか休めないしで、4月に入ってスグ、始業式直前に行こうと企んでたら
今度はその時期日本から無錫への出張者ありで、ダンナが中国を離れられなくなった。
「ほな来週行こうや!」とダンナ。
「え゛!来週!?。う〜ん・・・。まぁ行かれへんこともないか・・・。よし行こう!ビザもいらんコトやし!」
で、まぁ〜た中国語講座済ませた翌日の早朝出かけることになった・・・。
行くと決めたのが1週間前。
ダンナは上海から、ワタシとコドは大阪から韓国へ飛んでソウルのインチョン空港で待ち合わせる。
まずはネットで安いツアーを検索するが、ギリギリな上にちょっと条件が変則的なので
結局旅行社へ直接行って相談することにした。
ダンナが上海からソウルに到着する時間を伝え、それに合わせて到着できる便を探してもらう。
チケットだけ押さえといて、更に安いツアーを日本から2名、現地から1名追加で参加できるかどうか聞いてみた。
ソウルへ問い合わせてもらって返事が来たのが水曜日。
ホテルが確約できないというし、ツアーだと必ず免税店に連れていかれるというのがうっとおしくて
結局チケットだけ買うことにして、木曜日の朝一番出勤前に振り込み、家に航空券引換証をFAXしてもらう。
たまたま別の用事で仕事先にTELしてきたコドに「FAX届いてる?」と聞いたら
「届いてんで。カキフライポスター。」
「え゛( ̄□ ̄;)」
「それ裏とちゃうか?その裏はなんか書いてない?」
「書いてない。真っ白やで。」
「航空券引換証って届いてない?」
「届いてる。カキフライポスター申込書の上から印字されてんで。」
「げぇっっ!《(`□´;)》それって裏紙やぁぁぁっっ!」
ワタシは仕事で没になったコピーの内、持ち出しても問題のないものを家のFAX用紙にしているが、
この時に限ってどうやら裏表逆にセットしていたらしい。
で、仕方がないので旅行社にもう一度仕事先へFAXを送り直してもらって事なきを得た。
よかったぁ〜コドが家におって・・・。
係員も空港のカウンターでカキフライポスター申し込まれてもなぁ・・・。
明日出発やっちゅう時にホンマよういわんわ(-_-;)
その間、ダンナはソウルに赴任している友達のSくんにホテルの予約を頼み、
焼き肉屋のおいしいトコ教えてくれるようにFAXを入れる。
ワタシはダンナにソウルインチョン空港のサイトをメールで送り、TELで待ち合わせの打ち合わせをする。
Sくんへの土産を段取りし、一応韓国のガイドブックも買ったりしてるうちにあっという間に当日になった。
3月29日(金)
朝5:30に起きた。
今回は2泊3日で荷物も少ないし、時間も早めに出たし、何の問題もなくリムジンバスに乗り込む。
走り出してしばらくすると、ダンナからTELが入った。
「今空港へ向かう車の中やけど、エライ霧なんや。予定の便に乗り遅れるかもしれん。」
「え゛( ̄□ ̄;)」
「もし遅れるようやったら先にホテルへいっといて。」
「ええっっっ!(`□´;)」
「行けるやろ?」
っておい、アンタはアジア地域で使えるケイタイ持ってるかしらんけど
ワタシのケイタイは国外へ出たら通じへんねんで・・・。
「う゛〜ん。(-_-;)とりあえず搭乗直前にこっちからTELするから、その時もう一回状況教えて。」
「わかった。」
どうしようかな・・・とりあえず向こうへ着いたら空港の総合案内所へ行ってホテルまでどうやっていくか聞いて・・・
と考えつつ関空へ到着、チケット受け取りもチェックインカウンターも混み合うことなく手続きを済ませたころ、
「なんとか無事空港に着いたわ。」とダンナからTELが入った。
よかった〜。で、安心して関空10:00発ソウル行きアシアナ航空OZ117へ乗り込む。
韓国は時差もなく飛行時間も2時間弱と、国内旅行のような気軽さでソウルに到着。
さあ、ダンナは無事着いているだろうか。
入国審査もスムーズに通過し、待ち合わせ場所のミレニアムホールへ。
仁川(インチョン)国際空港はちょうど開港1周年。新しくてすっきり広々している。
案内もハングル語、英語、日本語で表記してあってわかりやすい。
1周年だったからかどうかしらないが、ホールではミニコンサートのようなものが開催されていて、退屈しなかった。
20分ほど待っただろうか、無事ダンナと落ち合ってほっと一息。
ここで分かったことだが、ダンナのケイタイも結局韓国では使えなかった。なぁ〜んやもう〜・・・。
ホテルへは空港から出ているリムジンバスを利用した。
これが日本の空港バスと違ってすごくゆったりしている。シートは3列でホントに乗り心地がよかった。
宿泊先はホテルロッテ。高いけど立地は抜群。隣にはロッテデパートがあり、歩いて15分ほどの所に南大門がある。
部屋に着いてまずはダンナがSくんへ連絡を入れる。
金曜日なので彼は仕事、PM6:30に会う約束をして、とりあえず街へ出てみる。
ちょっと歩くと雑貨屋など観光客目当ての店が並んでいる。どの店でも大抵日本語OKだ。
歩き疲れて部屋に帰るとコドはウトウトと寝てしまった。約束の時間までまだ少しあるので
南大門へ食料品を見に行こうとダンナと外へ出たがなかなか見つけられず、ここかなぁと思ったところでタイムアウト。
部屋へ戻ってコドを起こし、ホテルのロビーでSくんを待つ。
程なく現れたSくんは数年前に日本で会って一緒に飲んだときとあんまり変わっていなかった。
会社の車で迎えに来てくれて、さあ出発。だけどその時間、ソウルは渋滞がひどいらしい。
20分くらいで着くところ倍はかかっただろうか。でも車の中でもいろいろ懐かしい話も出来て楽しかった。
ここでもコドはウトウトと寝ている。親の話聞いててもしゃあないとはいえ、よう寝るヤツ・・・。
彼が連れていってくれたのは高級焼肉店のバンブーハウス。いやぁ〜、おいしかったよ。
肉も野菜もビールも焼酎もね〜。
お腹も一杯になって、Sくんは私たちをホテルまで送ってくれた。そのあとどこへ消えたかは定かでない。(⌒-⌒;)
3月30日(土)
ツアーだったら、2日目は早起きして目一杯観光するところだろうが、ワタシは昨日の酒が多少残っていたのか
ちょっとアタマが痛くてだらだらしていた。ダンナも同じ状況なのか早く起きようともいわず、ゴロゴロしている。
コドはいつだって起こさないと起きないし。
ようやく、ベットから起きあがったのが9:00頃。TVをつけるとバラエティ番組をやっている。
日本にもありそうな視聴者参加番組だ。内容や手法もよく似ている。
TVを見ながら前の日にコンビニで買ったパンとカフェラテとヨープレイトで朝食を済ませ、出かける身支度をする。
チャンネルを変えるとBSでは「ほんまもん」をやっていた。
「あぁっ!俺これの最終回見逃したんや。どうなったんかと思ってたけど、よかった〜。これで見られるわ。」
とダンナ。「ふぅ〜ん。ほな、最終回見てから出かけよか。」
と言いながら見ていると、どうやら最終回ではなさそうだ。
「あ、俺これ見たなぁ。金曜日の分かなぁ・・・。ってことはこの後か。
今日は土曜日やろ、土曜日は1週間分ぐわ〜っと再放送しよんねん。」
「ふぅ〜ん。」
・・・15分後
「あ、これも見たわ。ほな木曜日の分やな。この後かな。」
・・・15分後
「・・・あれ、これも見た。ほな水曜の分か。この後やなきっと・・・。」
っておい!だんだん戻っとるがな!ほんでどんだけ見たら最終回にたどり着くねん!ρ(`θ´)
そんなこんなで部屋を出たのは11:00。
Sくんが、隣のロッテデパートはなんでもあるし、いろんなキムチを売ってると言ってたので行ってみる。
ダンナが一応、上も見てみようというのでついて行くが、そこは免税品売場で、ワタシもコドもまるっきり興味が無い。
ダンナ「なんかほしいものある?」
ワタシ・コド「ナイ!さっさと食料品売場行こうや。」
で、地下の食料品売場へ。
うわぁ〜!感動だぁ〜!
白菜キムチはもちろん、イカ、タコ、カキにカニのキムチ。海苔に柚子茶、焼きたてパンなど豊富に並ぶ。
よし、後で買い込むとして、まずは昼ご飯。石焼きビビンバだぁ〜っっっ!
で、「全州中央会館」というレストランでビシビシ食べる。結構有名な店らしい。
お腹が一杯になったところで南大門へ繰り出す。
客引きはひっきりなしに、「オネエサン、ニセモノノカバンアルヨ。内緒ノモノモアルカラ見テ」と判で押したようにいう。
「いらない!」とはっきり断りどんどん食料品を目指す。
中には「完璧ナニセモノアルヨ!」というあんちゃんもいる。完璧やったらニセモノとちゃうがな( ̄△ ̄;)
他には柚子茶と海苔の店が延々と続いて、「さっきの店で買おう。」と思ってもどこだかわからない。
ええい、なんでもエエわ。海苔と柚子茶は絶対買うのよ。
ふと見ると、皮のジャケットの店もたくさん並んでいる。
ダンナは安くて気に入ったのがあれば買ってもイイかなという気になって、1軒の店の前に立ち止まった。
「中ヘドウゾ、イイノガアルカラ見ルダケ見テイッテ」と招き入れられ、ちょっと羽織ってみたりしたが
イマイチしっくりこないので、「もういいや」と出ようとするものの店の主人らしきオッサンは、次々に商品を出してくる。
「ジャアコレダケ着テミテクダサイ、トテモイイ品ダカラ。」
しかし、値段をはっきり言わないし、どうやら高そうなので、もういいと店を出る。
オッサンはムキになってダンナの腕をつかんで引き戻す。
「気ニ入ラナイナラシカタナイケド値段ガ問題ナラ安クスル、イクラナライイ?」
でもダンナの興味はもう無くなっていたので断ると、しつこく食い下がり、腕をつかみ引き戻す。
逆ギレして、「ワタシハ気持チガアルカラ」とか「イクラナラ買ウノ、¥5,000ナラ買ウノカ」と言うので
「ああ!¥5,000なら買う!」とダンナがいうと「皮ガ¥5,000デ買エルワケガナイデショウ!」
ほな初めから言うな!
結構長々と絡まれたが、「見せてくれてありがとう!でも値段が予算と合わないのでいらない!」
と言って、立ち去るとオッサンはナニやら捨てぜりふを吐いていた。
ハングル語は分からなくても日本人をコケにした言葉を言ったであろうと言うことは察しが付く。
そんなんゆうんやったら日本人相手に商売すんなっ!(-W-)
とまぁ、気ぃ悪いこともあったが、ほとんどの店は普通に接客、
海苔の試食をしたのに買わなかったからと言って逆ギレすることはナイ。
海苔と柚子茶を買い、ロッテデパートまで戻る。街で買い足りなかった海苔、お土産用に小瓶の柚子茶、
各種キムチなどを買い込んで部屋に戻る。
そしてお楽しみの夕食はもちろん焼き肉!ホテルからほど近い「ノビチプ」というカルビ専門店へ行った。
店には日本語OKの店員さんがいて、写真入りのメニューを見ながら注文する。
店員さんのお薦めに従って注文したカルビは、網に乗り切らないほどでかい骨付き肉が出てきた。
焼けた頃合いを見計らってハサミで一口大にカットしてくれる。
おいしいおいしいおいしい〜〜!ホントおいしいよっっっ!
他に何気なくユッケも頼んでみたがこれがまたんまいっ!
日本でこれほどおいしいユッケに出会ったことはナイ。
っていうより自分から注文したことがあまりなかったんだけどね。(⌒-⌒;)
たらふく食べて、満足して店を出る。
ホテルに帰る前に朝のパンを買おうともう一度デパートに寄る。
おいしそうな焼きたてのパンが並んでるけど、ゆっくり食べてる時間はないので3人ですこしずつ買った。
ふと見ると隣にすっごいおいしそうなケーキが並んでる。
あぁ〜!食べたいっ!でも結構お腹一杯だし・・・。
でもダンナもコドも食べたい気持ちの方が勝って、一つずつ買って部屋に戻った。
コドはジュースでダンナとワタシはワインでケーキを食べる。
これがまた何でこんなに美味〜〜〜〜っ!
韓国ってなんでこんなにおいしいモノがあふれてるんだろう?!
おいしいモノ食べてりゃシアワセな食い意地の張った私たち一家にはピッタリぢゃないか。
TV見て飲んで食べてくつろぐ。なんかただ家でやってることをソウルに場所を移しただけのような・・・。
コンビニで買ってきたワインも2人で開けちゃって、しかたがないのでもう寝ることにする。
3月31日(日)
2泊3日とは名ばかりの週末はあっという間に過ぎて
ほとんど食料品ばかりの荷物を詰め込んで帰り支度をする。
ホテルからまたゆったり豪華な空港バスに乗って1時間ほどでインチョン空港だ。
空港につくと、とりあえずワタシとコドはチェックイン。そのあと、軽くお茶でも飲もうと軽食の店に入った。
そこで見たモノは・・・。
何を注文しようかとメニューを見たら「オラ゛ンウドン」に「アブアゲウドン」
え゛?なにこれ?どう読むねん。英語表記を見ると「O-DENG NUDDLE IN SOUP」に「U-BU NUDDLE IN SOUP」
あぁ「おでんうどん」と言いたいんやな・・・。それも日本のメニューにはなかなか無いけど、「U-BU」ってなんや?
アブアゲウドンはきつねうどんのことかと察しがつくけど「U-BU」っていう表記がわからん・・・。
この手のマチガイは中国ではよくある。結構笑えるネタがそこここで見られるが、韓国でもあったとは・・・。
ここでひと笑いした後、ワタシとコドは10:00発の大阪行き、ダンナは12:35発の上海行き。
なんだかホントに週末、家族で過ごす場所をソウルに変えただけのような、観光も何もない旅だったが
これはこれでおもしろかった。
で、コドが名付けた「ぶらり韓国焼き肉の旅」
あぁ〜、もう一回行きたい!ダンナはもう「今度は釜山で待ち合わせようか」とか言っている。
またこうして旅するための貯金生活が明日から始まるのだ。(⌒-⌒;)