平穏だけど時々キツイ日々

とっても小さな事務所で仕事をしているあんず、
同僚Nさんとの会話や、月3回ほどの会議の時
やってくる人々とのやりとり。
楽しいようなキツイような・・・。
でもみんないい人たちなんです〜〜〜。(*_*)

同僚Nさんとのある日の会話

「昨日きんぱっつぁん始まったねぇ!」
「あぁ、昨日の新聞で新番組って書いてありましたね。」
「私、あのきんぱっつぁんの息子の○○くんすっきゃねん。」
「・・・あぁ、見てないんで・・・。」
「あ、そう?見てない?なんかあのキャラクターがすきやねんやんかぁ。」
「・・・見てないんでね・・・。」
「あ〜そう?私は子供が見てたんもあって、シリーズずっと見てんねんね。」
「あ〜、興味ないんで・・・。」
「あ、ほんまぁ。私はなんかすっきゃねん。」
「はぁ・・・。」
「あのホワンとしたキャラクターがすきでねぇ。」
「・・・。」

見てないちゅうてんねん。興味ないっちゅうてんねん。
2作目までは見とったけど、あとはめんどくさなったから見てない。
だからたのきんトリオ以降はしらんのよぉ〜〜〜〜〜。かんにんして。

なんべん言われてもしらんもんはしらん。

とまぁ、ここまではよもやま話に書いた。
1時間ほどたった頃、再度話は始まる。

「さっきのきんぱっつぁんやないけど、この頃はすごいねぇ、あんなん。」
「え?」
「中学校でコン○ーム持たせるねんて!」
「それ、ドラマの中の話でしょ?」
「まぁそうやねんけど、私らの頃では考えられへんわぁ〜。」
「・・・・・。」

とってもイイ人なんですけどね・・・。(-_-;)
食材屋Oさんのこと

Oさんは36歳。食材流通会社のサラリーマンだ。
30過ぎの頃、一度飲み屋で知り合った子連れの女性と結婚すると言ってしばらく同棲し、
コドモの面倒を見て尽くして貢いで裏切られ、しばらく一人でいたかと思うと、
同じ会社に勤めていた20歳の女性が男と別れられなくて困っているのを相談に乗って別れさせ、
いい仲になっちゃって結婚すると言って準備して部屋中キティちゃんだらけになった頃、
やっぱり他に好きな人ができたとか言われて近頃別れた。
それでも、彼女から電話が来ると出かけていき、連れ回されているアホである。
そんなこんなを事務所に来ちゃあ話す。
Nさん「アンタ、そんなことばっかししてたらあかんで、もうちょっとちゃんと考えな。」
Oさん「アホですよね、男って。」
ワタシ「男ってじゃなくてアンタがアホやのんちゃう?」
Oさん「・・・そうですよね、そうですよねぇ。ははははは。」

Oさんが帰った後、
Nさん「あの子、またあんなことなって・・・。」
ワタシ「あの人はどうしても堅気じゃないちょっとあだっぽい女に惹かれるんでしょうねぇ。」
Nさん「これからどうすんねんやろ。心配したげるわホンマ・・・。」
ワタシ「ワタシは全然心配じゃないです。30過ぎた大の男が自分のことは自分で考えなしゃあないでしょう。」
Nさん「そらまぁそうなんやけど・・・。」

なんだかんだ言ってもわけのわからんオンナに振り回されるのが彼にとってのシアワセなんだろうと思う。
「世の中うまくいかない。」らしい。
同僚Nさんは真面目でいわゆる常識から外れない人だ。家事も一生懸命やるし、あまりイヤじゃないらしい。
「これで普通やと思ってたけど、あんずさんの話聞いてたら、私は家事するのは意外と好きみたい。
ヒマがあったらなんか縫い物とかしてるし。」
と本人も言っている。
「縫い物は家事じゃないでしょ?。家事ってやっぱり掃除洗濯ご飯炊きちゃいますか。」とつっこむものの
魚も3枚におろせるし、夫に尽くし、子供に尽くす。面倒見もそこそこよくていわゆる良妻賢母型といえる。
事務所でもヒマがあれば掃除したり、昼休みにレース編みしたりして「家庭的」な感じの人だ。
それに比べてワタシは家事はキライ。できればやりたくないけど、やらなきゃしょうがなくてやっている。
一番キライなのはアイロンがけ。掃除機かけるのもキライだけど、整理整頓は結構こまめにやっている。
好きでやってるわけじゃなく散らかってる状態の方がキライだからやっている。
面倒見はよくないし、親切でもない。人のわがままに振り回されるのもイヤだ。
「自分のことは自分でやれ。ほんとに困ったときはいつでも手を貸す。」が基本姿勢だ。
(宴会の時も人にはつがないし自分も手酌で飲むのでダンナにオコられる(^_^;))
で、Nさんがボヤく。
「せやのに、なんで私が離婚の憂き目にあって、あんずさんとこはうまくいってんのか不思議やわ。なんで?」
「・・・さぁ〜?」
同僚Nさんとのある日の会話2

Nさんは49歳。一般的な女性の脳の持ち主だ。
小柄でフツーの人だけど、結構自己PRが強い。
お互い多少気に入らないことがあっても、延々と事務所に2人きりで過ごしている以上、もめるわけにはいかない。
別に仲が悪いわけでもないが、たまにはシンドイ時もある。

Nさん「あっ!」
ワタシ「え!?」
Nさん「あかんわぁ〜・・・。」
ワタシ「え、どうしたんですか。」
Nさん「立つとき膝痛いわ。いややわぁ〜!」
ワタシ「そうですか・・・。(⌒-⌒;)」
−−−−−−
Nさん「あっ!」
ワタシ「え゛。」
Nさん「なんか頭痛いわぁ。なんでやろ。」
ワタシ「さ、さぁ?(-_-;)」
−−−−−−
Nさん「なんか肩凝るわぁ〜。なんでやろ。」
ワタシ「寒なってきたからとちゃいますか。(=_=)」
Nさん「あ、そうか、そうやねぇ。私、寒いのあかんねんやんかぁ。」
ワタシ「はぁ・・・。」
−−−−−−
Nさん「最近あかんねん私。」
ワタシ「え゛。」
Nさん「なんか太ってきていやんなるわぁ〜。ショーウィンドーにうつってんの見たりしたらゾッとするわ。」
ワタシ「そんなことないですよ。」
Nさん「なんか、きたないおばちゃんと思われるのイヤやんかぁ。」
ワタシ「そうですねぇ。でも大丈夫ですよ。」
Nさん「でも、この辺が太くなってるし、今日の服、特に目立つと思えへん?」
ワタシ「(-W-)だれもおばちゃんの服そんな詳しく見てませんて。」
Nさん「・・・。あは、あはははは、そやねぇ。あはは。」
−−−−−−
Nさんは窓から外を眺めるのがスキだ。

Nさん「すごいなぁ・・・。どこまで積み上げるんやろ。」
ワタシ「え?」
Nさん「ほら、あの向かいのビル。どんどん積み上がっていくやんかぁ。」
ワタシ「あぁ、あれねぇ。・・・出来上がったら分かるでしょ。」
Nさん「そぉやねんけど、私、なんか気になんねん。」
ワタシ「そぉですか。Nさんの席からよぉ見えるからとちゃいますか。私の席からはあんまり見えへんから。」
Nさん「あぁ、そお。でも見るたびに、まだ積んでる、まだ積んでると思うねんやんかぁ。
    もし倒れてきたらどうしょうとか思えへん?」

ワタシ「全然。」
Nさん「なんとなく気にならへん?」
ワタシ「ははは、どうでもよろしいやん。でもよっぽど気になるんですねぇ。しょっちゅう言うてはるもんねぇ。」
Nさん「そうやねん、気になるねん私。」
−−−−−−
Nさん「あかん。数字見てたら眠たいわぁ〜。ほかの用事しよ!」
ぶぅ〜〜〜〜ん!がぁ〜〜〜〜っっっっ!
Nさん「はい、ちょっとそこどけてね。」
ワタシ「あぁ、スイマセン(-W-)」

なんでもエエけど表計算してるときに人を立たせてまで掃除機かけんの、堪忍してくれへんかなぁ(T-T)
Nさんにとっての平穏とは?
組合に加入しているということは組合費を払うのは必須である。
通常は振り込みという手段で支払う店が多いが、中には会議のついでに払う人、支払期限を過ぎる人、
小切手で支払うので振り出しをこの日以降にしてくれとか条件を付けてくる人、
様々でイロイロと手間がかかる。
大企業の場合はそんなに個別に対応してられないのでよほどの事情がない限り、
いつも通りの手続きだろうと思われるが中小はなんでもありだ。
特にウチの組合の場合、支払い関係の手続きはNさんのハラ一つといった所がある。
(会計以外のことでワタシのハラ一つだったりすることもある(⌒-⌒;))
ある日、組合を立ち上げた功労者である元理事が組合費の支払期限を過ぎても連絡がなかったため、
TELを入れたNさんが「通り道だから出勤する時、途中下車して集金に伺いましょうか?」と言ってしまった。
「ほな、そうして。悪いなぁ。」それからというもの、毎月の集金がNさんの仕事に加わった。
Nさん「しもたわ〜。ついあんなんゆうてしもて・・・。」
ワタシ「あははは。最初に甘やかすからですよ。ワタシやったら絶対言いませんよぉ〜。」
Nさん「そうやんなぁ。でも通り道やし、途中下車したらエエかと思ってもてん。
    私はこれやからあかんねんなぁ。」

ワタシ「Nさん親切やからね。ついゆうてしまいはるんでしょ。
    ワタシは親にも薄情もんっていわれてますから(⌒-⌒;)」
Nさん「ははははは。でもあの人なりに気ぃつこてくれはるよぉ。コーヒー飲んで行きとか
    お菓子持っていきとか。」

ワタシ「あはははは。そこがあの人のカワイらしいとこですねぇ。でもお菓子いらんから自分で支払いしてくれ。」
Nさん「ほんまやわ。あははははははは(≧∇≦)」
と、いつもアタマから湯気を出しつつもなんでも笑い飛ばしながら毎日を過ごすワタシ達・・・。
Nさんが平穏と感じていれば良いんだけどね(⌒-⌒;)
セールス撃退法/ウチの事務所の場合

事務員しか詰めてない事務所にも、それとは知らずにいろんな人がやってくる。
真面目なお米屋さんから金のブレスレットや蒲鉾型の指輪はめたちょっとヤバそうなオッサンまで。
以前の事務所では対応するのは大抵多少ドアに近い席に座っているワタシ。
ある日、なんだか珍しい売り込みのあんちゃんが来た。
あんちゃん「こんにちは〜。今日はお得な割引券をお勧めに来ました〜。」
ワタシ「え。なんですか?」
あんちゃ「カラオケの割引券なんですけど、すごくお得な回数券なんですよ。」
ワタシ「あぁ〜、あんまりカラオケ行かないんで。」
あんちゃん「ご家族で大阪の方へ出られるとか」
ワタシ「ウチは夫が単身赴任で子供と2人暮らしなんで夜は出かけないです・・・。」
あんちゃん「あ・・・。じゃあ他の方にお勧めいただくわけにはいきませんか?」
ワタシ「ここは2人だけなんでねぇ・・・。」
あんちゃん「もう1人の方はカラオケされませんか?」
ワタシ「もう1人の人も母子家庭で夜出られることないですわ。」
あんちゃん「そ、そうですか・・・。どうも・・・。f(^^;)」
ウソはついてない。あぁなんて地味な事務所なんだ・・・。

今の事務所に引っ越してから
あんちゃん「こんにちは〜。今日は店頭で売ってないディズニーの絵本のご紹介に来ました〜。」
ワタシ「あぁ、ここは関係ありませんので。」
あんちゃん「お安くなってますよぉ〜。今しか手に入らないんですけどねぇ〜。」
ワタシ「そうですか。せっかくですけどいりませんわ。まったく興味ありませんし。」
あんちゃん「あ〜。そうですか・・・。」
中年のおばちゃん2人の事務所にディズニーの絵本持ってこられても・・・。

また別の日
ねえさん「こんにちは〜。今日はお肌の木目のチェックを無料で診断させていただくことができるので伺いました。
     やってみられませんか?」

ワタシ「いえ。やりません。」
ねえさん「あ゛。興味ありませんか?お肌の木目とかこんな感じで見られるんですよ。(と資料を見せようとする)」
ワタシ「はい。興味ありません。」
ねえさん「あ〜。そうですか。(汗)じゃ、失礼しました。」
ワタシ「はい。ご苦労様でした。」

どんなセールスにもハッキリキッパリ目を見て「いりません」と言うのがワタシの定型だ。
今のところ、幸いにもスタンガン持って対応するような売り込みにはお目にかかっていないし。
やっぱし今のところ平穏だな。

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※2003年3月、9年間勤めたこの事務所を退職し、2004年の正月から今度は小さな商社で
 事務のオバハンとして働きだしたあんず。
 その様子はいずれまたどこかにUPしようと思っております。