反 則 集

 アメフトでは反則がとっても複雑なので、まとめることにしました。思いつくままに更新します。
 通常、攻撃側が反則をした場合ダウンは更新しない(例えば、セカンドダウンで反則をしたら、何がしかの罰退の後セカンドダウンからやり直しになる)のですが、反則によっては罰退した上にダウンが進む場合があります(「ロス(ト)・オブ・ダウン」という)ので、その場合は注記してあります。

 自陣深くでの反則の場合、所定のヤード罰退するとエンドゾーンを超えてしまうことがあります。ところが、アメフトの場合は「ハーフディスタンス」といって、所定のヤード罰退すると罰退の起点となる位置とゴールラインの中間より下がる場合は、残りヤードの半分が実際に罰退する距離となる規則があります。
 例えば、攻撃側が自陣16ヤードの位置でホールディング(10ヤード罰退)の反則を犯したとします。そのまま下がると自陣6ヤードとなり、16ヤードの半分の8ヤードより下がることになってしまいます。この場合は、16ヤードの半分の8ヤードからの攻撃になります。
 ディフェンスがエンドゾーン内で反則した場合はゴール前1ヤード地点からのプレーとなります。オフェンスが自陣のエンドゾーン内で反則した場合は、セーフティとなります。

 1つのプレー内で両チームが反則した場合、以前は、罰退のヤード数に関係なくプレーのやり直し(「オフセット」といいます)となっていましたが、最近はパーソナルファウルとそれ以外の場合は、パーソナルファウルを取るようです。

 守備側の反則では、多くの場合、「オートマチック・ファーストダウン」といって、罰退を適用した結果、距離的はファーストダウンに到達していなくても、ファーストダウンとなる場合があります。この例外、つまりオートマチックファーストダウンにならないものは、「*」で示してあります。

アンスポーツマンライクコンダクト(15ヤード)

スポーツマンらしくない行為。

アンネセサリーラフネス(15ヤード)

不要なラフプレー。特に、プレーが終わってからのラフプレーで取られることが多いようです。

イリーガル・クラックバック・ブロック(15ヤード)

(通常WRが)スナップされたときのボールの位置の方向に走りながら、スクリメージラインから5ヤード以内で、守備の選手の腰から下をブロックした。パスラッシュに行った守備の選手にとって、ブラインドサイドからブロックされるので危険だということらしいです。

イリーガルコンタクト(5ヤード)

スクリメージラインより守備側に5ヤード以上離れた場所でレシーバーとコンタクトした。ボールが来てからは当然OKですし、パスインターフェアランスにならないような状況での反則です。

イリーガル・サブスティテューション(5ヤード)

12人以上でハドルを組んだ

イリーガル・シフト(5ヤード)

2回シフトした。

イリーガルタッチ(5ヤード)

一度自分でアウト・オブ・バウンズに出た選手がボールに触れた。

イリーガルフォーメーション(5ヤード)

スナップ時にライン上に攻撃側の選手が7人以上いなかった。

イリーガルブロック・イン・ザ・バック(10ヤード)

背後からの不正なブロック

イリーガル・ブロック・ビロウ・ザ・ウエスト(15ヤード)

腰から下へのブロック。

イリーガルメン・ダウンフィールド(5ヤード)

パント時に、キッキング側のチームがキックされる前にスクリメージラインを超えた。

イリーガル・モーション(5ヤード)

2人以上モーションしたり、相手ゴールライン方向へモーションした。

イリーガルユース・オブ・ハンズ(10ヤード)

不正な手の使用。顔(フェイスマスク)を押してブロックするとこの反則になります。ボールを持っている選手は、フェイスマスクを押して防ぐことができます(スティフアーム)。

インテンショナル・グラウンディング(10ヤードもしくはパスを投げた時点。ダウンは更新する)

QBサックを避けようとして誰もいないところにパスを投げた。ポケット(両エンドの内側)外から投げた場合は、反則になりませんが、投げたボールがスクリメージ・ラインを超えなかった場合は、この反則になります。

エンクローチメント(5ヤード*)

ボールがスナップされる前に守備側が相手選手にコンタクトする。

オフサイド(5ヤード*)

スナップ前に守備側がニュートラルゾーンに進入した

クリッピング(15ヤード)

背後から相手をブロックした。

チョップブロック(15ヤード)

二人のオフェンスが一人のディフェンスの上半身と下半身をブロックした。

ディレイ・オブ・ゲーム<攻撃>(5ヤード)

前の攻撃終了から40秒、もしくは審判の笛から25秒以内にスナップしなかった。

ディレイ・オブ・ゲーム<守備>(5ヤード*)

第4Q終了間際で負けているほうが攻撃しているときに、攻撃側が早く攻撃したいのに、守備側がわざとそうさせない行為をした場合に取られることがあります。

トリッピング(10ヤード)

足で相手を引っかけた。

トーンティング(15ヤード)

相手を侮辱する行為。ボールを相手の選手に投げつけたりするとこの反則を取られます。

ニュートラルゾーン・インフラクション(5ヤード*)

守備側が攻撃側の反則(フォルススタートなど)を誘うような行為をした。

パスインターフェランス<守備>(反則したところからファーストダウン)

パスを受けようとする攻撃側の選手を妨害した。

パスインターフェアランス<攻撃>(10ヤード)

レシーバーがパスを受けようとする守備側の選手を妨害した。ボールが投げられる前に守備側の選手を突き飛ばしたりすると、ボールが投げられた時点でこの反則になります。

フェイスマスク(15ヤード)

ファイスマスクをつかんだ。軽くつかんだだけでも、引っ張りまわしても15ヤードの罰退になります。

フォルス・スタート(5ヤード)

攻撃側のラインメンがスナップ前に動いた

ホースカラー・タックル(15ヤード)

襟首のプロテクターを掴んで、相手を倒した。

ホールディング<守備>(5ヤード)

ボールをもっていない選手へタックルした。ボールをもっている格好をしている選手へのタックルは認められます。パスコースに出ようとしているレシーバーをつかんでしまうことが多いようです。

ホールディング<攻撃>(10ヤード)

相手をつかんだり、腕を巻きつけたりしてブロックした。

ラフィング・ザ・キッカー(15ヤード)

蹴ったあとのキッカーにぶつかった。

ラフィング・ザ・パサー(15ヤード。パスが成功した場合はその地点から15ヤード)

明らかにパスを投げたあとのパサーにタックルしたり、ヘルメットでタックルしたり、膝から下にタックルした場合にこの反則になります。

ランニング・イントゥ・ザ・キッカー(5ヤード*)

蹴ったあとのキッカーに接触した。ラフィング・ザ・キッカーを取られない程度の接触の仕方のようです。

不正なフォワードパス(5ヤード。ダウンは更新する)

スクリメージラインを超えた地点からフォワードパスを投げた

不正なプレー参加(5ヤード*)

12人以上でプレーした。99年からはハドルも11人で組まなくてはならないようです。