記者

 先日、うちの大学にシンポジウムに招待されて、某ビジネス系雑誌社の記者の方が来られました。
 その人とは、メール上の付き合いだけはあったんで、一度会っておこうと思い立ちました。
 まあ、メールだけだと、そう思うのは私だけじゃないはずです。
 そこでまず、本人に頼んだら、すぐ快諾をもらえました。
 次は、大学側です。
 うちの大学は外面は良くて、内弁慶で仕事をしないのは関係者なら知らない人はない所。
 この前も、シャトルバスのチケット一枚買うのにタライ回しされて、走ったばかり。
 それで、覚悟してかっかたら・・・。
 こっちが拍子抜けするほどの待遇。
 簡単に話が進んで、普段は学生が入れない応接室にまで通してもらって、お茶まで・・・。

 まあ、それはいいとして、その記者さんの話。
 やっぱり、プロですね。
 知らず知らず、相手のペースで、べらべらとしゃべれる。
 初対面で、あんなに話したのは初めて。
 それに、こっちの話も、聞いてくれる一方、自分もしっかり話す。
 それに、普段接する事の全くない職業の人だけに、色々と面白かったし。
 例えば、ビジネス系の雑誌なら、だいたい、1ページの予算が5万円。
 それに、原稿料は400字5000円だそうで。
 高いように思えるけど、実際、記事として書くには安いかもしれない。
 資料を集めて、グラフや表を作って、文章を書いて・・・それも面白くなくてはダメ。
 ビジネス系なら、仕事の役にも立たなくてはなんないし・・・。
 でも、自分もこうして、仕事の進められる人間になれたらなあと思うひとときでしたね。
 
 でも、話してる最中に、おもむろに赤いケースを取り出して、ポンポンと指に何かを出して、鼻で吸っていたのは何だろう?????
 まさか・・・まさかねえ・・・!?

                    <其の八>−終− 平成10年12月13日


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