金のぐい飲みは純金か? 2017.12.
或る方から「純金のぐい飲み」をいただいた。
スージーは疑うことなく、有り難く頂戴して、ある時期からは毎日の晩酌に使用していた。
最近になって、その純度を確かめようという興味を持った。
純金であることを疑ったわけではないが、「確かめるということ」に興味を持ったのです。
盃は、岩倉康二さんという彫金の名士、
彫金の技術をジュエリーに生かした作品で有名。
1974年日本ジュウリーデザイナー協会理事長を務める。
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箱の裏書に24金の文字が見える。
スージーはこの盃が本当に24金であることを「アルキメデスの原理」で確認することにした。
金の比重は19・・・・・つまり、1cm3 で19グラムある。
いただいた杯は120グラムであった。
19 g : 1cm3 = 120g : X cm3
X = 120g ÷ 19g = 6.3 cm3 ・・・・・・水に漬ければ6.3ml 分水位が上昇する。
アルキメデスの原理では、満水の器に120グラムの純金を入れれば6.3mlの水があふれ出ることになる。
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しかし、盃を入れる前と入れて水があふれ出た後の水位が表面張力の差によって異なってしまうため、
あふれ出た水の量を正確に測定出来ないという壁にぶつかってしまった。
そこで、作戦を変更して、あふれ出る水量ををはかるのではなく、
水位の変化によりその体積を測定することにした。
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左 : 杯を取り出して6.3mlの水を注入。
右 : 6.3mlの水を入れると、盃が入っていたときの水位にピッタリ一致した!
「純金(24金)に間違いなし」が証明された!!
例えば、18金だったら、8mlの体積になる。
8mlの水を注入すると、明らかに線をオーバーした。
(下の写真 : 左の線が盃を取りだしたときの線。右の線が6.3mlの線。)
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当初の予想より、正確な測定は難しく、工夫を要した。
アルキメデスは金の冠を確かめるのに、どれだけの時間を要したのだろうか?
そして、冠は純金だったのだろうか・・・・、
その辺のことは歴史書には出ていないようである。
*ちなみに、今、金1gは約5000円。 金120gだけでも60万円の価値ということになる・・・・。
毎晩の晩酌に気軽に使うには少々・・・・・気軽に使い過ぎか・・・・。