とあとその他・・・
2001年の中日(とその他の球団)はいったいKawatinhoが考えるにどうなのか・・・
長いペナントレースが始まって約2ヶ月
日本にいないKawatinhoにもチーム事情がどんな感じなのかは大体わかってきた
そこで独断と偏見でぶった切っちゃいまーす
(今年のオフからオープン戦まで・・・)
今年の中日のオフはドラフトも逆指名2人を含めたまずまずの結果だった。
そしてアンロー、ティモンズという新外国人を迎え、そして李の外国人は3人体制になった
加えて、大豊の復帰、ヤクルトの川崎のFAでの加入、広島からトレードで紀藤が入団した
沖縄で行われたキャンプは
野手陣では山崎と復帰した大豊とのファーストのポジションの争奪戦が勃発
去年、巨人戦で大活躍した新・巨人キラー、井端が外野にコンバートされ、しかも1塁しか守らないと思われた
大豊・山崎までもがレフトの守備練習に入ったりしてレフト・ティモンズ、センター・関川、ライト・井上で
安泰かと思われた外野陣もうかうかできなくなった。
しかも内野陣でも競争の激しさは変わらなかった。さっき言った山崎対大豊の競争ははもちろん
サードでは本来はレフトのポジションの李が守備練習をして、アンローがダメならいつでも李が入れるように
なっていたし、ショート・セカンドでも井端(彼はどちらも守れる)の存在でベテランで選手会長のの立浪や
今年不動の3番を目指す福留も決して安泰とはいえない状態になった。
安泰だったポジションといえばキャッチャーの中村といったところか・・・
投手陣は今年ドラ2の洗平がキャッチャーを立たせてもボールがまともにキャッチャーのミットのところに
行かないとノーコンぶりがサンスポのサイトにも載せられていたが、その他のドラ2・ドラ3の井本・岡本がよかった
そして、今中。1軍キャンプに滑り込みで入った元エースがキャンプ序盤から飛ばしまくる。今年にかける
意気込みを強く感じた。
Open戦が始まると、2軍で調整していた、実績のあるベテラン投手陣の安定振りが目立つ。そして、右肩痛で出遅れていた
川上が驚異的なスピードで遅れを取り戻してきた。しかし、FAで入った川崎がまさかの右上腕痛でリタイヤ。
外国人ではティモンズの安定した打撃が目立ったが、アンローは逆に不振に陥った。
そして荒木がオープン戦の盗塁王となり、スタメンオーダーはまったくわからなくなってきた。
中日の攻撃 B
2001年の中日の攻撃は打って走ってつなぐ積極的な野球をしないと、優勝は難しい
2000年の中日は頼みの投手陣の崩壊もあったが、それ以上に左投手を打てないという欠点がよく出た。
巨人戦でまったく打てなかったのはこの欠点があったからだ。巨人はあの重量打線のおかげもあるが、左投手が
豊富にいたことが優勝につながったといえる。中日はメイ・工藤・ルーキーの高橋を去年はまったく打てなかった
そこで去年退団したゴメスの穴を埋めるべく、新外国人を2人獲ったわけだが、この2人もあまりピリッとしない。
そこで星野監督は横浜と去年大活躍の種田とピッチャーの山田とのトレードで波留を獲得、そして、
去年退団して、大リーグでのプレーを目指していたゴメスをまた中日に復帰させたが・・・
不調の関川と李が2軍落ちで、なかなか波に乗れていないのが今の中日の攻撃陣だ
しかしよくなる傾向は確率として十分ある。
それは、好調を維持している井端とゴメスの加入に刺激されてよくなりつつあるティモンズの存在
特にティモンズは得点圏にランナーがいるときの打率(得点圏打率)がめっぽう高い。チャンスに強いということだ。
1・2・3番でランナーをためて、4・5・6番でランナーを本塁に返す。野球でのごく当たり前の方程式だが、
だからこそそれができないと野球は勝てない。
1999年に中日が優勝できたのは攻撃陣ではやっぱり高打率だった関川とそれをホームに返したゴメスの存在が大きい
日本シリーズではそれができなかった(関川がまったくヒットを打てなかった)ため、ダイエーにこてんぱんにやられたのだ
井端・波留・関川・立浪など足の速い選手が塁に出て、
福留・ゴメス・ティモンズ・山崎・大豊などのバッターがそのランナーを返す
それができるようになったら、必然的に勝ち星を重ねていけるだろう
中日の守備 A
中日が守備で誇れるといえば、やはり分厚い質の高い投手陣であろう
今年の投手陣は特に質は高い。なぜなら、ヤクルトの川崎や広島の紀藤など実績のあるベテランが加入したからだ
そして、去年は崩壊してしまった落合〜岩瀬〜ギャラードという勝利の方程式が出来上がっている。
先発陣の層も厚い。野口・川上・山本昌・武田・バンチ・前田幸・・・故障中の川崎の入る余地も無いくらいだ
中盤の中継ぎもこれまた層が厚い。右・左、問わずいるというのは大きい。
打線が少し打てなくなっても(それが一番困るのだが)持ちこたえられる投手陣が中日にはいる
ところで今のプロ野球では野手で2つ以上のポジションを守れないと苦しいというのが常識だ。
ただでさえ長いペナントレースが135試合から140試合に増えたという事も関係しているのだろう。
中日だって、あの不動のセカンドだった立浪が去年は外野を守っているし(本人は不満だったらしいが)
内野ではすでにマルチプレイヤーな井端も今年から関川のポジションであるセンターへの転向もテストされた。
しかもサードのゴメスも勝っている終盤はファーストを守って、レギュラーの山崎よりも守備はうまいといわれていた
あの「韓国のイチロー」と謳われた李でさえ、入団当時はショートを守っていたのに
今ではレフトの守備はリーグ1位だといわれている。それにもかかわらず、キャンプではサードの守備もやった。
(これは新外国人2人が2軍落ちしたときにどちらでも<=レフト・サード>守れるようにとのことだった)
実は大豊もキャンプではレフトの守備にもついたが星野監督が「怖くてシーズンはこんなことはできない」と
烙印を押されてしまった。
ということで、中日にはそこそこ守れて(福留を除く)、そして多様な選手起用が可能だ。そしてそうでなければいけない。
というもの、巨人が「打って勝つ野球」をするなら中日は「守って勝つ野球」を目指すべきだからだ。
中日が巨人と同じ野球をしても勝てない。むしろ正反対の野球をした方が勝ち目はある。
(巨人の攻撃) A
もはやこれは語らずとも、見ていればわからない人はいないだろう。
金でかき集めた超豪華4番だけ打線。20億円打線といわれるのもよくわかる。
ホームラン・長打で点を稼いで、足を使わないというのがこのチームの特徴(長嶋監督は足も使いたいらしいが)
巨人の選手の平均年棒は12球団で唯一の1億円台である。
もし桑田が先発で投げていたら、相手ピッチャーは1番から9番までホームランの可能性があると思っていい。
1番の仁志でさえ阪神にいたら、じゅーーーーぶん過ぎるほど3・4・5番をはれるだろう。(給料はそれほどもらえないけどね)
(巨人の守備) C
巨人のピッチャーは先発はそろっているが、中盤、そして抑えになると弱いというのは定番だったが、
最近は少し違ってきている。というのも、若手ピッチャーの台頭があったからだ。
去年中継ぎで大活躍して、今年はストッパーに回った岡島はともかくとも、19歳の条辺・ドラ2三浦の2人は中継ぎの軸となりうる。
去年には無かったことだが、これもさすがに一筋縄では行かないようで中盤が崩れてしまって、
重量打線でも追いつけず負けるという試合は多々ある。
(横浜の攻撃) C
横浜の攻撃の際の問題としては、どうあのローズの穴を埋めるかに尽きると思う。
今年は去年は3番だった鈴木を4番に据えているが、やはりローズがいた頃に比べると迫力がないようの思える
新外国人野手もあまりたいしたことが無いように言われているし。
そこで必要なのがバントなどの緻密な野球となるわけで、ここがあの名将・森監督の腕の見せ所だろう
キャンプでも全員がバント練習をするという徹底振りはシーズンに入ってもバントを絡めて得点シーンを作ることを可能にしている
去年までの権藤野球ではまるで無かった光景だ。
得点力不足も波留とのトレードで獲得した種田が渋い活躍で解消されてはいないが、まだよくなっている。
(横浜の守備) C
横浜の投手陣はやはり先発陣がふんばらないとあとが苦しい。佐々木がいたときとちがって、いまだに不動のストッパーが
確立できていないからである。そこで、先発3本柱といわれる三浦・斎藤隆・川村、などこまはそろっている先発陣が
粘っていかないといけない。内・外野はセンターラインがしっかりしているので(谷繁・石井・小川・金城)守備には問題がない
(ヤクルトの攻撃) B
ヤクルトは攻撃陣だけを見ると優勝してもおかしくないスタッフがそろっている。
宮本・土橋・稲葉・岩村・古田・ペタジーニ・ラミレス・・・足を絡めて攻撃もできるし、2人の外国人のパワーはすごい。
特に4番のペタジーニは4番としての働きを十分にしているし、巨人戦でめっぽう強いのもいい
1〜8番まで何かしてきそうなメンバーがそろっている
(ヤクルトの守備) B
ヤクルトの唯一の弱点といえば、先発投手のこま不足だろう。
FAで川崎が出て行ってしまって、先発3本柱の1本がいなくなってしまった。
石井一・伊藤・新外国人2人・・・とローテーションの入ってくるであろうと予想される投手がキャンプ前には4人しかいなかった。
ドラフト1位で大リーグのスカウトも来た150キロ右横手投げ平本もコントロールに問題があって少し荷が重い
しかしシーズンに入ると藤井などの若手投手の台頭でそれを補っている。
しかもヤクルトというチームは先発がいなくても中継ぎと抑えがしっかりしている。
150キロ右腕・五十嵐と不動のストッパー・高津である
それとヤクルトの守備で最も重要なところは日本のプロ野球を代表するキャッチャー・古田の存在だ。
やはり、ヤクルトは古田がいるのといないのとではまったくちがってくる。去年のシドニーオリンピックのアジア予選中の
ヤクルトがよい例。
チームリーダーでもあるし、ピッチャーにしてみれば、古田が受けているのと他のキャッチャーが受けるのとでは安心感が違うだろう
先発のこまさえそろえば、ヤクルトは優勝も十分可能だ。
(広島の攻撃) B
広島の攻撃は野村・金本・前田・緒方の4人を中心になってくるのだが、今年はキャンプでこの4人のうち3人が出遅れて
スタートダッシュにはつまずいた感じがする。けれども、打線自体は弱いものではない。
4ばんの金本はもちろんのこと、ロペスも元打点王の名にふさわしい勝負強いバッティングをしているし、
町田・木村・浅井などの中堅組も頑張っている。
これに後で遅れている3人が戻ってくれば、怖い打線になるだろう
(広島の守備) C
広島の今の投手のローテーションは佐々岡・黒田・高橋健・鶴田の4人とあと外国人のラドウィックの5人で成り立っている
そして、抑えは、日本ハムでもクローザーでプレーした、シュールストロム。ここまでは何とか成り立っているので問題はない
後は、中継ぎなのだが、それが少し弱い。先発の3本柱(佐々岡、黒田、高橋健)は完投能力があるのだが、
それ以外となると、ちと不安がある。その3本柱以外の先発が投げるときに重要になるのが中継ぎ
ここを、河野などの若手が穴を埋めると面白いチームになるだろう。
(阪神の攻撃) D
阪神のプリンス・新庄の抜けた穴はやはり大きいというべきだろう。
特に去年はチームを一人で引っ張っていた感があるので、特に痛い。
やはり今年の阪神のキーを握るのは新外国人、クルーズとペレスである。
このクルーズ、ペレスが機能しないと阪神はほとんど勝ち目がなくなってしまう。そこに、広沢を加えたクリーンアップが
1番機能しやすいのではないだろうか・・・
後はそれの脇を固めるバッターだが、やはりそのバッターたちに必要なのは「足」である。
「F.1セブン」と野村監督に名付けられた新加入の選手がそれなのだが、どうも足だけで打つのはちょっとというのが多い
しかし、若手の選手にはまだ望みを持たせてくれる選手がいる。
坪井、今岡、藤本、赤星、沖原、浜中、田中秀太、的場・・・これらががんばると周囲の予想を上回る阪神が見られるかもしれない
とりあえず、今の阪神に必要なのは1にも2にも「攻撃力のアップ」なのだ
(阪神の守備) B
阪神は攻撃にまだ不安はあるところから、ふんばらなければいけないのが投手陣。
阪神の投手陣はこまはそろっている。特に先発ローテーションに入っている新外国人2人が計算出来るのがいい
後は今年、急成長した井川と福原の右・左の速球派を軸にして、川尻、藪を加えるとローテーションは出来上がる
しかし、中継ぎの中心がベテラン勢というのはちょっとスタミナに不安があるのではないだろうか・・・
遠山、葛西、伊藤の左右の横手・下手投げの投手は勝ち試合のときに出来るだけ投げさせて、
先発が崩れて負け試合のときや、らん打線のときに早い回からロングリリーフの出来るピッチャーが少し必要だと思う。
抑えはもう成本という経験豊富なストッパーがいるので、中継ぎを何とかすれば、打たれない投手陣が出来上がると思う