3年たったある日、わたしは自分の髪をブローしていたが、どうもうまく決まらないので、意を決して
近所の美容院に電話をかけてみた。「もしもし○○美容院です」わたしは事の次第を話し、
なんとかブローの仕方を教えてもらえないかとたずねてみた。しかし、そこのオーナーからは,
企業秘密だと言わんばかりにあっさり断られてしまった。今考えてみれば一朝一夕に
ブロー技術が身につくわけはないのだが、そのときはかなりがっかりした。
数日後、わたしは十○毎日新聞の求人広告を眺めていた。
そして一件の見習い美容師の求人広告を出している店に目が止まった。
しかし、当時わたしは26歳。しかも上の子が3歳、下の子が1才半という状況で、
普通に考えて見習いで入れると言う確信は全くなかった。むしろ体良く断られる
可能性のほうが大だった。わたしは何軒も渡り歩いてでも見習いに入ろうというような
大それた考えは持っていなかったので、
この電話で断られたら、美容師になる夢は諦めよう と考えていた。
電話をかけてみるとちょっと年配の感じの声だった。「はい○○美容室です。」
わたしは求人広告を見たことを話し、面接をしてもらえるかどうかを訊ねた。
話していた相手はそこの店の店長だった。彼女はわたしの年や、生活状況を色々訊ね、
わたしに家族があり、しかも子供が小さいとわかると、「子供さんも小さいし、閉店まで
働いてもらうとなると見習いは難しいでしょう。」と言われてしまった。やはりこの年で、
しかも子供が小さいとなるとハードルは高いのか。。。
しかし、しかし数日後、わたしに一本の電話がかかってきた。
電話の主はその店のオーナーからだった。話を聞くと、店長から話は聞いたが
本当にあなたにやる気があるなら来てみないか、と言う内容だった。
ほとんど諦めかけていたのでとてもびっくりしたものの、反面すごく嬉しかったのでした。
その日から、過酷なわたしの美容師免許取得への道のりが始まった。。。
TO BE CONTINUED・・・・