ぼたん・心の叫び 1
「休み」という概念
2004.07.23.
何をもって休みと定義するのだろう。学校や会社がない日のことか?「夏休み」
や「休日」という概念からするとそうなのかもしれない。僕は休みが大好きである。
しかし僕にとっての休みの概念はもっと別のところにある。
「休み」とは時間に一切支配されない日のことだ。僕にとってなんらかの予定が入
るということは、たとえそれが遊びの予定であったとしても、遊園地や水族館に行っ
たとしても休みとは言えないのだ。仕事にしろ遊びにしろ、具体的な予定が入ってい
る時点で僕は時間に支配される。もっと具体的にいえば、これは他者と会う場合にお
いてである。他者と会う際はお互いの時間を一致させることが条件だからだ。
では時間に支配されないとはなんなのか。それは予定が一切入っていない場合であ
る。僕は「休み」の前日「明日のために早く寝なきゃ」という観念にとらわれること
なく好きな時間に眠りに落ちる。この時点ですでに時間の支配から抜け出している。
そして当然のように目覚時計をかけることもなく好きな時間に目を覚ます。「休み」
の究極の醍醐味はここにあるのかもしれない。人間にとって「眠りをムリヤリ遮断す
る 」ことは大きなストレスを伴うことはよく知られているが、そう考えると人は一
日の始まりからストレスを抱え、そして時間の奴隷と化しているのだ。ここでストレ
スを感じてしまうと、その日一日がなんとなくスッキリしない日になるだろう。加え
て何時までにどこどこへ向かわなければならない、何時の電車に乗らなければならな
い、何時までにしなければならない……。
゛休み″に僕は好きな時間に起きる。好きな時間に食べる。その場でしたいことを
考えて実行してみる。飽きたらすぐやめる。そして次にしたいことを考える。眠く
なったら寝る。時間との支配関係が逆転する日。――――その日にもやがて終わりが
来て、やっぱり時間には勝てないことを知る。しかし一日でも、一瞬でも自由になれ
たならそれでいい。
「休み」が好きである。
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