
本部長シリーズ
第十八幕
本部長の覚悟
雨が降り、濃い霧がたちこめていた2000年10月29日の午前4頃、Y口耕輔方面本部長は国道165号線を東進中、奈良県榛原市でスピード違反容疑で警察に検挙されるというアクシデントが発生した。覆面パトカーにのっていた中年のおじさん(年齢不詳)約二名は、本部長をパトカーの中に連れ込み、尋問を開始。本部長は「もはやこれまで…」と覚悟を決め、容疑を全面的に肯定。自分が「三重大生である。」「塾講師のバイトをしている。」「その塾ではもはや必要とされていないのではないか?」「こーすけファミリーを作っている。」と、自白。すると、警察の人も「子供がいる。」と自白を始め、三人はおおいに盛り上がった。しばらく話をした後、警察は「スピード違反を認めるためのサインして。」と話を戻し、本部長の作戦は失敗におわる。「一週間以内に15000円、銀行か郵便局に振り込んで下さい。」「い・・・い・・・一万ご・・・ごごごごご五千円!?」の言葉に本部長は失神。しかし、塾の話で警察の人との友情が生まれたのが嬉しかったのか、覆面パトカーから降ろされた本部長は「雨の中、大変ですけど、お仕事頑張って下さい。」と言って笑顔で闇の中に消えていったらしい。二人の警察達は「おおきに…」と涙を流したそうだ。
