2004年4月〜のひとこと


 

頑張れ!プロ野球 2004年8月22日

駒大苫小牧おめでとう!杉田かおるもお疲れ様!でも、やっぱりオリンピックです。日本のメダルラッシュもすごいですが、連日連夜「スポーツ」の素晴らしさを満喫しています。

プロ野球巨人戦中継の視聴率は5%にまで下がっているようですが、決してオリンピック中継の影響ばかりではないでしょう。オリンピックで日本選手がホームランを打ったときのガッツポーズや全力疾走を見るにつけ、
「どうしてペナントレースで、これができないのか?」
考えてしまいます。イチローや松井はやっています。1リーグ制が良いとか悪いとかの問題ではありません。ファンを感動させる一つひとつのプレーの積み重ねや勝負へのこだわりが、日本のプロ野球を救うのです。
 

やっぱり三菱車? 2004年8月9日

昨日パンクしたRVRを三菱に持っていっったところ、4本のタイヤすべてが経年劣化しているとのこと。いずれ車自体を買い換えるのに、このタイミングで新品タイヤには換えたくないという、私の気持ちを察した担当セールスK氏は、有難いことに、そこそこの状態の中古タイヤ4本に取り替えてくれました。それもなんと純正アルミホイール付き!しかも無料!K氏には以前からお世話になっており、やはり次も三菱車にしようかな?と考えてしまいます。

今から購入する新車に、リコール対象となるような大きな問題があるとは考えにくいです。また、他所のディーラーと違って、三菱車でも普通に下取りしてもらえるので、かなり安く購入することができます。例えば、TOYOTAハリアーと、三菱エアトレックでは、もともと100万円くらいの価格差があるうえ、下取り価格も織り込むことで、TOYOTA車の半値!で買うことも可能です。加えて信頼できるセールス氏がいるのですから、三菱車を選択しない理由はないのですが、親会社の隠蔽体質DNAおよび迷走ぶりを見るにつけ、どうしても躊躇してしまいます。三菱自動車本体の行方次第で、せっかく購入した新車のメンテナンス態勢やリセール・バリューが大きく動くことになります。
2004年8月10日7時32分
 

地域みんなでオープンキャンパス 2004年8月2日

二日間の京都は、大変有意義でした。百聞は一見にしかず、です。

「京都21大学物語」と称し、京都にある私立大学21校が共同で開催したオープンキャンパス。JR京都駅前のブースでは、チラシや地図、CD-ROMを配布。笑顔の学生さんに、それぞれのキャンパスへ行くバス路線を親切に教えていただきました。

二日間で5つのキャンパスを回りましたが、それぞれに工夫をこらしたプレゼンテーションで感心しました。松江北高の先生が心配されるように、「いいところだけ」見せてはいましたが、それでも「波長に合う・合わない」は、すぐにわかります。さあ、来春彼女が、自身の波長に合う大学のキャンパスに立っているか?楽しみです。

教職員だけでなく、学生さんも暑い中一生懸命学校のPRに汗を流していました。京都に21も私学があること自体うらやましいですが、そのことに甘んじることなく、さらにクオリティを高めようと必死なのです。松江には島根大学と女子短期大学、浜田には県立大学があります。これは、島根県内の他の自治体には無いアドバンテージです。せっかくのアドバンテージは活用しなければ、もったいない!教職員と学生、そして地域住民が一緒になって、PRしましょう。学校の、そして地域のクオリティを高めましょう。
 

オープンキャンパス 2004年7月31日

明日から京都に行きます。長女Iが京都近辺の大学を受験するので、オープンキャンパスに家族で参加します。そのことを高校の先生に言うと、
「どうせ、良いところしかPRしないのだから、オープンキャンパスなど行っても意味はない。そんな暇があるなら、補習に参加しなさい。」
と言われたそうです。センター試験の場合、直接学校へ行かなくても合否が決まることがあるので、それまでに一度キャンパスを見て、学校の説明を聞いておくことは、意味のあることだと思います。点数だけで、4年間の生活や、ひょっとしてその後の人生が決められることに対して、違和感を感じるのは私だけでしょうか?
 

延命 2004年7月23日

急性大動脈解離で、緊急手術が必要な人のご家族に対して、医師が病状説明する場面に立ち会いました。放っておくと、短時間のうちに100%命を落とします。手術そのものの成功率は70〜80%なのだそうです。

医師いわく、
「若い人でしたら100%手術をお勧めしますが、この患者さんは87歳とご高齢です。ご本人やご家族のお考えしだいで、手術をなさるのも、このまま放置されるのも、どちらも正解です。」

もちろんご家族は、万に一つでも助かる見込みがあるならばと、手術をお願いされました。6〜8時間かかるそうで、現在も大手術の真っ最中です。

人生観の違い、術後の介護の大変さなど、私が知らないことがまだまだたくさんあるのでしょうが、
「どちらも正解です。」
には、多少違和感を感じました。
 

合併 2004年7月14日

> ここにきて収益性の低下が大きな問題になってきているようです。もう一段の銀行淘汰が必要なのでしょう。

なんて、昨日の日記に書いていたら、今朝一番に大きな銀行再編ニュースが入ってきました。東京三菱によるUFJ救済合併とのこと。これは、きっとうまくいきます。いかなる業界においても、「幸せな対等合併」というものはありえません。「あからさまな救済合併」であるからこそ、短期間で合併効果を極大化させることが可能です。この次は、みずほ&SMBCだとか、地方銀行の再編だとか、いろいろな憶測が飛び交う一日でした。

いずれにしても、早急に収益を極大化させて、公的資金を返済しなければならない「ギガ・バンク」が誕生するわけであって、我々地域金融機関も戦略の選択を迫られます。私が考える選択肢はひとつです。
 

燃える車のNEWS 2004年7月12日

消防庁の発表によると、日本中で年間7千台もの自動車が燃えているのだそうです。決して三菱製の自動車ばかりが燃えているわけではありません。今の報道は、同社の悪いところしか取り上げていません。確かに、三菱は問題点だらけですが、だからといって同社の全てが悪いような報道は、いかがなものでしょうか?
 

部活同 2004年6月30日

良品工房の機関誌「いいものプロジェクト」が届きました。ハクタさん、ありがとうございました。4月の交流会特集で、私のレポートもしっかり掲載されています。いま読み返しても、中身の濃い交流会だったなと、熱くなります。

私の写真まで載せていただいたので、女子行員たちに見せてやると、驚いて
「え!いいものプロジェクトって・・・良品工房って・・・何ですか?」
と聞かれました。しばし考えて、
「僕の部活動みたいなもの」
と答えました。

お酒も部活動、グルメも部活動、映画や演劇も部活動、プチ同窓会も部活動、トロピカル4も部活動、うーうーうーも部活動、交流サロンやゴリ鼻会も部活動・・・、最近は幽霊部員であるSIやKCも、大切な部活動です。たくさんの部長や部員に囲まれて、私は幸せ者です。仕事だって、部活動のノリで楽しむケースが多いようです。
 

プロ意識 2004年6月23日

会社の親睦行事で、プロ野球「ヤクルト−横浜戦」を観戦しました。古田の目の覚めるようなホームラン、そして最後は「大魔神」佐々木の登板で、それなりに見所のある試合だったのですが、佐々木のやる気ないマウンドにはがっかりしました。

9回裏二死満塁だったとはいえ8点もリードしている場面での起用は同情したくもなりますが、あんなプレイを続けているようでは、ますますファンが野球から逃げていきます。全国にTV中継され、注目をあびる巨人戦も大切ですが、それ以外の5試合に、お金を払って来てくれるファンを大切にしなければ、どのチームも近鉄の二の舞になります。
 

コミットとバランス 2004年6月16日

以前、長女がニューヨーク郊外の現地校(小学校1年生でした)に通っていたとき、とても興味深かったのが、毎日必ず、誰かの親が教室にいたことです。手作り教材を手伝ったり、表紙のとれかけた絵本を修繕したり、教室の隅で子供たちと歌をうたったり・・・。先生がお願いしたわけではありません。父母会で順番を決めたわけでもありません。ボランティアというか、子供たちの学校生活に対して、親たちがごく自然にコミットしているのです。

一方帰国してからのPTA活動は、なんだか一部の役員さんにだけ責任と雑務が押し付けられているようで、好きになれません。PTA活動の目的は、年間行事や予算をこなすことではなく、大切な子供たちの学校生活を、親と教師が一緒になって、一生懸命サポートすることのはずです。一人ひとりが、自分にできる方法で、もっともっとコミットすべきだと考えます。

そういう意味で、今回の「学校と家庭のバランス」というタイトルは、自分で選んでおきながら申し訳ないのですが、あまり好きではありません。各々がコミットした結果としてのバランスであるなら良し。それよりも、「まずバランスありき」で距離感をもって接するという印象を強く受けるからでしょうか。

子供たちは、一生懸命話し掛けてくれる先生が大好きです。そして、学校での出来事を、面倒くさがらずに聞いてくれるお父さんやお母さんが大好きです。恋人たちは、パートナーから電話やメールがこない日は不安になります。仕事の世界においても、自社のことを一生懸命理解して一緒に悩んでくれる営業マンこそが、クライアントを勝ち取ることができるのです。「誰かに思われている」と感じることは、とても心地良いものだと思います。

バランス考える前にコミットしませんか?

そうすることで、長崎の事件を防ぐことができたのかどうかわかりません。でも、加害者になってしまった少女の心に、誰かがもう少しコミットしていたなら、彼女もいくらかは心地よく居れたのではなかったかと、思います。

「チャットは問題だ」
「ネット社会の罪悪だ」
相変わらず、マスコミの論調は無責任で浅薄ですが、決してそんな問題ではありません。
 

love & mercy 2004年6月8日

久しぶりにTVニュースをみていて涙が流れました。長崎の、殺された女の子の父親の手記です。

先月、息子さんを亡くされた、Hさん。毎日お見かけしますが、いまだに笑顔がありません。

親にとっての子供の存在、生命の尊さは、言葉や文章なんかで簡単に表現できるものではないのです。あなたの愛すべき人を愛しましょう。あなたを愛してくれる人のために。そして、慈しむべき人を慈しみましょう。あなたを慈しんでくれる人のために。love & mercy

生命を軽視する窪塚なんて、人間のクズです。
 

牛歩戦術 2004年6月5日

戦術という言葉がまったく不似合いな、幼稚で無意味な行為です。あんなことを徹夜でする時間とエネルギーは、もっと政治家らしい行為に振り向けていただきたいです。
「これだけ頑張って抵抗したのだから、国民も理解してくれるだろう」
「あとは、幹事長会談かなにかで自民党が誠意をみせてくれたら、議事の席に戻る」
なんて考えているような野党なら要りません。結果的に、そういう愚行を野党に強いた自民公明両党も含め、猛省を促したいです。
 

みっつの「務」 2004年6月1日

昔、NY支店にいた頃、
「NY支店のスローガンは、3つの『り』、すなわち『ゆとり』『にぎり』『たかり』である」
なんて、冗談で言っていました。現代のコンプライアンス・オフィサーが聞いたら目を剥くような、悪い冗談です。

今、私が取引先を選別する基準は、3つの「務」、すなわち「業務」「財務」「法務」です。

「業務」本業は順調ですか?
「財務」バランス・シートが極端に痛んでいませんか?
「法務」社長が頭を下げるような記者会見を何度も開いていませんか?
 

傲慢 2004年5月31日

新聞の現物が届いていないので、タイトルをみただけの意見ですが・・・。本日の山陰中央新報によると、合併後の新生松江市が、現市庁舎の横に立派な新館を建設する計画があるとのこと。これが本当なら許せません!

そんなお金があるのなら、まずは合併することで不利になる周辺市町村のための、福祉や消防といった生活インフラ整備事業に使うべきですし、自治体財政の状況を考えれば、ここで新たに借金をしてハコモノを造ろうという姿勢そのものが間違っていると思います。車で数分の近さには旧一畑百貨店や水明荘の廃屋がありますし、宍道湖対岸の市立病院ももうすぐ空家になります。これらを有効活用せずして、
「(松江市は)リサイクル日本一を目指します」
なんて、悪い冗談にしか聞こえません。

合併する市町村「全域あまねく」という発想は間違いだと思いますが、現・松江市が、
「域内で最大の人口および産業集積のある松江市が」
「今回の合併協議をまとめあげた」
「おかげで合併特例債の資金が使える」
「だから、議員定数のほとんどを現・松江市がおさえる」
「そして、立派な市庁舎も建設する」
なんて、傲慢なことをいっているようでは、この合併は絶対に成功しません。

今回の市町村合併の動きを見ていると、あらゆる「傲慢」が見え隠れします。合併をチャンスと捉えることは間違いでなありませんが、合併を資金導入のチャンスとしか考えていない地方自治体そして住民や業者は「傲慢」です。財源の確保すらできないのに、頑なに合併を拒む地方自治体は「傲慢」であり「無責任」です。そして、自らの財政の失策を棚に上げて、コスト削減目的で地方自治体に合併を強要する一方で、外郭団体の無駄遣いや天下りには何一つ手をつけようとしない中央政府も「傲慢」そのものです。
 

家族会の思い 2004年5月22日

期待も落胆も大き過ぎたので、その気持ちもわからなくはないのですが、本日の、家族会メンバーによる小泉批判には首を傾げたくなります。日本人拉致は、核開発疑惑、ミサイル武装、南北問題、人道支援など、北朝鮮をめぐる多くの問題のひとつであり、本日の5人の帰国は、これらの絡みあった諸問題を、政府が一生懸命検討し、交渉を重ねて導き出した回答です。まして、小泉首相が自国民の生命を軽視しているといった指摘は、まったくナンセンスです。歴代の政府がろくに対応できていなかった拉致問題に風穴を開ける電撃訪朝を行い、5人を連れ帰ったのは、他でもない小泉首相であり、家族会が非難すべきは北朝鮮と金総書記なのです。家族会のメンバー自身が、これ以上の交渉進展や解決に限界を感じたため、あのような棘のある記者会見になったのかもしれません。
 

刺激 2004年5月15日

ハイウェイスターさんの掲示板カキコミをみて、集英社ビジネスジャンプを買いました。漫画週刊誌を買うなんて、何十年ぶりでしょうか?お目当ての「島根の弁護士」連載は、次週からでしょうか?残念ながら載っていませんでした。

電車の中で、パラパラめくってみたのですが、残忍かつリアルな暴力シーンと、扇情的な性描写の連続に、決して誇張ではなく、吐き気を感じました。私自身、大友克洋を愛読してい時期もあったので、刺激的な内容や表現を否定する気持ちはありません。ただ、毎週毎週これだけの刺激を受け続け、おそらくは感覚も麻痺してしまうであろう若者が増え続けることに、大きな不安を感じるのは私だけでしょうか?
 

報道 2004年5月14日

小泉首相も年金未納発覚!もういい加減にしてほしいという気がします。この問題について、私は、
(1)これだけ多くの国会議員が、あるいは元議員が、その任期中において未加入であった。
(2)その間、悪意を持って支払わなかった人や、資力のなかった人がいたとは考えにくい。
(3)つまり、制度上の問題であることは明白であり、そんなことで必要以上に非難したり、責任を問うたり、あるいは政治のかけひきに利用するのは間違いで、そんなことよりも年金問題にまじめに取り組んでほしい。
という立場です。ただ、筑紫キャスターだけは、いったい何だったのだろう?という気がします。いっそのこと、未納者は全員退出していただいて、日本の硬直したエスタブリッシュメントを一掃する絶好のチャンスなのかもしれません。

本件に関する、TV朝日「報道ステーション」の対応には疑問を感じました。同じ日に、小泉訪朝という、多くの国民が期待していたイベントを発表することで、首相自身の未納発覚というマイナスを覆い隠していたのではないか?というのがキャスター古館さんの考え。いくらかは、そういう意味合いもあるのでしょうが、その疑問を家族会の横田ご夫妻にぶつけるというのは、いかがなものでしょうか?横田さんにとっては、めぐみさんをはじめとする、多くの拉致被害者の無条件帰国、安否の確認がすべてであり、首相の年金発覚など関係なければ、興味もないと思います。ただでさえ、核問題をはじめとする国内外のかけひきや無責任な声に翻弄され続けている被害者であり、こういうピントはずれのインタビューや質問はいかがなものか?と考えてしまいます。古館さん、ちょっと力入りすぎ?ですよ。
 

一徹さと柔軟さ 2004年5月9日

新商品が次々に登場しては、あっと言う間に消えていきます。ペットボトル飲料なんて、久しぶりに美味しいのを見つけて、翌週CVSに買いに行くと、もう置いていない!なんてザラです。ペットボトル包装材を製造している化学会社は大儲けしていましたが、先期は赤字転落したそうです。それだけ世の中の動きは激しく、永らく一箇所に留まっているということはありません。一徹さと柔軟さのバランスのとり方を間違えると、大変なリスクを背負い込むことにもなるのです。

イラクにおける米軍のありかたも、柔軟な対応が必要になってきたように思います。捕虜に対する虐待は、映画「地獄の黙示録」でも描かれている、極限状態に追い詰められた人間の狂気発現だと考えますが、ジョージWブッシュやラムズフェルドが説く、米軍駐留の大義をいっそう希薄にしてしまいました。ブッシュにしてみれば、イラクをフセインから解放し、父親の仇を討ち、大量破壊兵器が現時点では存在しないことを証明できたわけですから、いったんは撤兵し、イラク人による自治にまかせるべきでしょう。

一方、純粋に復興支援人道支援をしている日本の自衛隊は、しっかり現地にとどまって活動を続ける一徹さが必要だと思います。水道や橋をつくり、雇用機会と経済の安定を創出し、サマーワにイラク復興の灯をともしてほしいものです。
 

良心情報 2004年5月3日

先日参加した良品工房交流会より。私の入った19グループのメンバーは、米農家、納豆屋、和菓子屋、造り酒屋、パッケージ製造業、卸売り業者、東京のモニター主婦2名、そして銀行員の私と、多様。皆さん「食」に対する思いが強く、とても勉強になる交流会でした。


「美味しいお米は、やっぱり稲はでの天日乾しで作るのでしょう?」
「いや、今は機械で乾燥させたほうが、むらなく美味しくできるんですよ。」

「無洗米って、封を切るとすぐに味が落ちるので食べません。どうして、あんなもの使うのかしら?」
「最近は、美味しいものも増えてきましたよ。それに無洗米はトギ汁を捨てないので、実は環境にやさしいのです。」

「健康ブームとやらで、和菓子も甘味控えめの商品を作るようになりました。」
「だけど、お菓子は甘くないとねえ?」
「そうなんです。どんなに頑張っても、糖度57度以下には落せません。」

「若い主婦がレトルト食品ばかり使うので、それがお袋の味、我が家の味になってしまったようだ。」
「忙しい主婦に、時間をかけて調理しろなんて無理です。いずれ余裕ができたら、ちゃんと作りますよ。」
「実は、年配の主婦こそ好んでインスタントだし使ってますよ。永年の経験でしょうかね?」

「遺伝子組替食品が増えているようですが?」
「虫が食べたら死ぬ、除草剤に強いといった、収量アップを狙うものや、発芽しないことで種子業者を儲けさすものなど、いろいろな目的で遺伝子組替が行われています。例えば除草剤の話をすれば、そういう遺伝子組替操作が必要になるくらい、常に大量の除草剤が使用されている現実があって、実は遺伝子組替が良いとか悪いとか以前の問題も多いのです。」

「納豆は安心して食べられる健康食品ですね。」
「確かに納豆そのものは良いのですが、一緒についてくる小袋の辛子が問題で、添加物が大量に含まれているのです。有害なものかどうか?は別にして、少なくとも20種類、多いものでは80種類もの添加物が入っています。無添加ものを使用するよう努力しているのですが、いろいろ難しいようです。」
「生産地と消費地が近かった昔であれば、保存料は必要なかったけれど、いまは消費者ニーズもあるので、添加物をまったく使わないというのは難しい。」
「差別化のために無添加で頑張っている業者も多いけど、日保ちしないため、なかなか採算にあわないようだ。」

「中国産の食材は、港に野ざらしで山積みされているらしい。どうしても食べる気になれない。」
「でも輸入もの抜きで、日本の食卓は賄えないんですよ。」

「デフレや不況が嘘のように、インターネットでは値段の高い食材が売られています。」
「安いものを求める人、良いものを求める人の二極化がどんどん進んでいるのですよ。」

たくさんの意見がでました。生産者や流通業者には、それぞれの事情があるし、消費者はわがままです。好みや求めるものが「人によっても」「場所によっても」「時代によっても」違うので、どの食品が良くて、どれが良くないなんて、くくることは不可能です。消費者にしてみれば、判断基準としての情報が必要であり、それは決してTVCMではなくて、例えば良品工房が発信する良心情報なのです。以上(2004年4月21日 飯田橋ホテル・メトロポリタン・エドモントにて)
 

東京ミッドナイト・ロンリネス 2004年4月28日

地下鉄駅においてあるフリーペーパーやチラシには、あなどれないものが多いです。沿線の名所やショップ、レストランの紹介だけでなく、とてもよくできた特集やコラムも多く、帰宅する車内で退屈することはありません。(朝は混んでいて、読み物には向きません。)

茅場町駅でピックアップした、少し前のメトロミニッツ17号に、藤原新也氏の「トウキョウアリガト」というフォトエッセイがありました。地方から上京してきて、精一杯努力して、でも挫折して帰郷した女の子を取材した実話だそうですが、ざらざらしていて、とても心に引っかかる内容でした。「つんく♂×ソニン」による一連の作品にも通じる世界ですが、詩的な表現でないぶん、より深みが感じられます。苦労を通して、ささやかな精神的成長がみられ、変わらないはずの景色が少しずつ違って見えてくる。だけど状況は何も変わってなくて、新しいドラマも起こらない。明日も明後日も、同じような日が続いていく、みたいな乾いたストーリー、地下鉄車内で読むと本当に考えさせられます。
 

出来ない理由 2004年4月27日

3年近くも同じ職場で同じ仕事をしていると、判断力も実行力も冴え、実に効率的に仕事を運ぶことができるのですが、逆にモノが見えすぎるがための失敗に陥るリスクもあることに気がつきました。

例えば、メガバンクや証券会社から、新商品やローン案件の紹介をうけたとき、収益性、安全性、事務コスト、管理コスト、上司や本部を説得する労力、事後の取引拡大の可能性、そういった諸々のファクターが一気に頭の中を駆け巡り、瞬時に合理的な判断が出来上がってしまいます。新人マエタ君が
「どうして、この商品やらないんですか?」
「案件に取り組む体制をかえませんか?」
と素直な疑問をぶつけてくるのですが、そのほとんどすべてに対し瞬時に、合理的な「できない理由」を応えることができます。

ん?「できない理由」?

どうやら私自身が抵抗勢力になっていたようです。部下の素直な想いは、こちらも素直に受け止めないとね。反省。
 
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ヘッドホンステレオ 2004年4月23日

通勤電車の中で、MDウォークマンやMP3を楽しんでいる人をよく見かけますが、やっぱりあれはいけませんね。

別にシャカシャカ音が耳障りだと文句を言っているのではありません。聴覚に悪影響があると警告しているのでもありません。ただただ、あのイヤホンがコミュニケーションを阻害していることが淋しいと、感じているのです。

例えば朝、同僚に会っても、相手がイヤホンをしていると、なかなか声をかけ辛いものです。それでも目があったりすると、ついつい
「おはよう」
なんて言ってしまい、それがために相手はわざわざイヤホンをはずして音楽を中断し、
「失礼しました。おはようございます!」
なんて返してくるのです。そこまでの反応は期待していないのですから、逆にこっちが恐縮してしまい、その後の会話もぎこちなくなってしまいます。やっぱりイヤホンはコミュニケーションの敵なのです。