たけしの詩 「キャンパス」 そっと目を閉じれば 今でも蘇って来る 暖かな午後の陽射し うららかな風の香り 目の前の景色は 何もかもが涌きかえり 淡い花々が僕らを 包むように迎えた はしゃぎ立てる周りに どこかついてけ無くて 大人気無いと知りながら でもとても楽しくて まだ君もあいつもいない 真白いキャンパスを前に 何色に染めるのかも わからないまま 未知なる夢と希望を ただ描き始めたかった ふっと目を開ければ あっという間に広がってく 楽しげなあいつの声 うれしそうな君の笑顔 今過ごしている場所は 何もかもが得がたくて 降り注ぐ陽射しの中で 目も眩む程に思えた 変わり過ぎる周りに 置いてかれそうになって 目が回ると思っても どこかとても嬉しくて 君やあいつという色が 当たり前なこのキャンパス 欠けてしまう事さえも 忘れそうになってく 描き出した現在(いま)の時間 ただそれだけを胸に 描きたいものばかりが あふれてた頃をどれだけ描けたのだろう 魅せられたほんの一瞬を ただ刻みつづけた 君やあいつという色が 当たり前な今のキャンパス 思い描いていたものと たとえ違ったとしても 描き出した現在(いま)の色 ただそれだけを胸に