
| 小学校に入学してしばらくしてから、近所の一つ年上の 何人かに、下校途中待ち伏せされていじめられた。 まぁ、殴るだけだけど、とてもショックだった。 幼稚園の時は、よく遊んでいたやつらだったんで、親に 言いつけてやったが、しばらく続いた。 回数は減ったが、4年生くらいまでは続いたかな。 そのうち、それを見ていた自分より下の学年の悪どもが 図に乗って、仕掛けてきた。 さすがに、これには耐えられなくて、全員ぶちのめした。 どういう風にしたかは覚えていないけど、 私は比較的に背が 高かったので、突いたり投げたりしたように思う。 その時、「こいつ、強えーなー」と捨てぜりふを吐いて 悪ガキどもは帰っていった。 その場は治まったが、そこで何かが変わったように思えた。 それは、小さな何かを見つけたような気持ちだった。 この事を境に、上級生からのいじめにも負けないぞ、という 気持ちを忘れないようにした。 次の年には、いつのまにか、いじめられなくなった。 この後、平和主義者だった私は、戦うことは悪くないんだ 強い自分の方が、平和になれるんだ、と実感した。 戦うことを選んだ時点で、戦わなくてもよくなる自分を 育てる決心をしたのかもしれない。 |