No.12  「オー・ソレ・ミオ!」 (2001/04/28)

昨日の金曜エンターテイメント、見た?
中国からの贈りもの「私の太陽」。
中国人留学生の「李仲生」さん(45歳)が
千葉大大学院で経済学博士の学位を取るまでのドキュメント。
ドラマよりも「ドラマ」を見た。

「文化大革命」によって、若い頃、李さんは勉強する事がままならなかった。
それでも国のために教育者になろうと、何歳でも勉強できる日本にやって来て15年。
妻と娘に支えられ、三畳半の小さな部屋で勉強を続ける。

金はなく、食べる事にも事欠く生活。
でも、クリスマスに娘のため、全財産である1万円をおろす仲生さん。
しかし、娘はシャーペン一本と消しゴムしかねだらない。

生計は奥さんの皿洗いに頼っていて、かなり大変な様子なのに・・・
妻:「自分はどんなに苦労しても構わない。でも、仲生の体調が心配。」

本当に出来た、素晴らしい奥さんと娘さん。
人間的な強さを凄く感じた。
身勝手ともいえる父を尊敬し、そして愛している。
娘さんはどんな状況でも、笑っていて明るい。
奥さんは博士号取得に失敗した時に
「仲生がこの問題を乗り越えられるかが心配・・・。でも、
何もなくても、こうしていられる事が幸せ。」と語った。

そして何より、仲生さんの勉強に対する熱意に心を打たれた。
家族に迷惑をかけていることに後ろめたさを感じながらも、
それでも、譲れない強い気持ち。(それが家族のためにもなるんだけど)

人間、命をかけて何かを貫徹しなくちゃね・・・。
もっと真剣に人生考えなきゃ、もったいないよね。

中国人というだけで、いきなり仕事を解雇されたりしてるのに、
常に前向きな人たち・・・。

俺とは何か違う。完全に。
意志の強さ、家族愛、やさしさ、信念。
どれをとっても、とてもかなわない。
本来あるべき、人間らしく、美しく、強い姿だと思った。

最終的には、なんとか最後のチャンスで学位を取得。
家族で中国に帰り、大学の助教授として教壇に立つ事になった。

自分に甘えずに「もっと、もっと努力しよう」と心から思った。
後悔しない人生を送るためにも、強く美しく生きていくためにも・・・。