しきたり

ふだんはちっとも気にしないしきたり・習慣ですが、結婚となると話は別です。

彼の家は土地に何代も住み続けてている家だから、色んな決め事がある様子で、
一方こちらは祖父の代に来たばかり。当然土地の決め事なんて知りません。

ブライダル情報誌を読んで「こうやるんだな」と思っても、それは基本でしかありません。
地方によっては、情報誌に載っていない手順もいっぱいあるんです。

私にとっては、「へー、ほー」の連続で、(今のところ)しきたりの話は面白いですね(^^)

婚約

しきたりとはちょっと違いますが、「婚約」というのは、一体いつからを指すものでしょうか?

プロポーズのあと、結婚することを報告した友人から「婚約おめでとう」のメッセージが届きました。
「まだ婚約はしてないよ」と返したら、「結"婚"を"約"束した時点で婚約よ」とのこと。字面を見れば、そのとおりではありますが。

私もはっきりしたことは調べていないので、わかりません。ただ、「結納」をすれば婚約したのは確かでしょうね。

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結納

いざ結納をするぞ という段になって、身近に結納の儀式に詳しい人などおりません。

ただ、「そういえばあんなことやこんなことがあったらしいなぁ」ということは思い出します。彼の両親が思い出したのは、

結納の前にも何かやることがあるんだよな」

でした。で、調べてみました。

 

 婚約に先立って行う儀礼を「樽立て」などといいます。
かつては仲人が女性宅と男性宅にそれぞれ酒を一升ずつ持参して、双方の結婚の意志を確認していました。仲人が両家に酒を持参することを「日の出の婿」といい、日没までにその役目を終わらせなければならなかったため、まず午前中に女性宅を訪れ、午後も遅くならないうちに男性宅を訪れるかたちが多かったといいます。
 今日では、こうした儀礼は省略したり、結納のさいに行ったりすることが多いようです。

ここに書いたのは、私が住んでいる地方のものです。隣の県になると、仲人と男性と親族の代表が出向くとなっています。

結納の前に結婚の意志を確認しあう儀式なんですね。

江戸っこ風だと、
   「おい、お前さん、ホントにあの女でいいんだな。
    結納しちまったら簡単にはやめられねぇよ」

ってところでしょうか?今では必要なさそうですね。

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嫁入り

結婚式場をどこにしようか、という相談のために彼の家に行ったときです。

昔は嫁が花嫁衣裳を着て、家々を挨拶にまわったんだよなぁ、という話になりました。

彼の父
「嫁さんの後ろを子どもがで仰ぐんだよ。俺もやったけどなぁ」

・・・嫁は米か?

*箕(み)っって知ってます?昔、農家が脱穀した米と籾殻をわけるために使ったざるのような道具です。

彼の父
「○○のおばさんのときだから はぁ もう50年ちかく前になるかぁ。それが最後だろう。あと、杵で嫁さんを搗(つ)くってのもあったなぁ」

・・・嫁は餅なのね(^_^;)

せっかく花嫁衣裳を着ているのに、箕で仰がれたり、杵で搗かれたり。。。新しい家によくなじむようにって意味らしいですけど、当時のお嫁さんは大変だったんですね。

この話を友人にしたら、「見たい」って言われました。披露宴の余興でやるってのも、面白いかな?

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道具

「嫁入り道具」というものがあります。
特に昔は、嫁が箪笥やふとんなど、生活に必要な道具を嫁ぎ先に持参していた風習がどこにでもあったようですが、現代は、あまり立派なものは新居(特にアパート)には入らないという理由で、特別嫁入り道具を用意するということも減ったようです。

この嫁入り道具、地方によってさまざまなしきたりがあるようで、特に有名なのが、名古屋でしょう。私が聞いた話だと・・・

嫁入り道具を積んだトラックは、何があってもバックしてはいけない。
これは、バック=戻る 意味があるからです。

こんなしきたり、関西でなければ気にすることはないだろうと思っていたら、田舎は田舎なりのきまりありました。

私が嫁ぐ家では、茶碗と箸とふとんを嫁が持参してはいけないそうです。

茶碗と箸 死んだ時に茶碗と箸を持って家を出るものだから、
嫁が実家を出る時に茶碗と箸を持参してはいけない。
ふとん 理由は不明。ただ、日常使うものを嫁が持参する風習がないとのこと。

両親は、「こんな風習は聞いたことない」と言います。実際にはどうなんでしょう?

私自身は、こちらで用意するものが少なくなるから、ラッキーと思ってます。そんな考え方はダメなのかな?

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