wanchanのシンガポール・マレーシア旅行
 

                       2000.10.27.     by wanchan

2週間前ですが、シンガポールとマレーシアに行ってきました。
目的はアジア太平洋地域経営者サミットに参加するためです。私は経営者ではありません。
念のために。ただ会議にオブザーバーとして参加を許されただけです。

この会議はアジア太平洋地域19カ国の経営者団体の参加により、シンガポールで開かれました。
日本からは日経連会長が出席しています。全体的にはアジアの経済危機がほぼ過ぎ去ったと
いう感じがして、割合と明るい雰囲気の会議でした。
印象に残ったことをいくつか。

ENGLISHが絶対必要

まず国際会議ですから使われるのはすべて英語です。同時通訳は日本代表のためにだけ
用意されました。19カ国の中で、日本だけが英語の会議に入っていけないというのは
寂しいものです。もちろん日経連会長はきちんと英語でスピーチしていましたよ。
会長の名誉のために申し添えておきます。

とにかく、いまインターネットで全世界が結ばれている時代です。
それなのに英語でビジネスができないで、どうやって商売の種を見つけようと
いうのでしょうか。日本の英語教育、受験英語しか評価しない社会は間違っていると感じ、
悲しい気持ちが強くなりました。ちなみにシンガポールは英語も公用語です。
英語という社会基盤がこの国では整備されているのです。

全世界に出ていってビジネスをするという姿勢はシンガポール気質の最たるものです。
シンガポールの港の規模、チャンギ国際空港の乗降客数を見ても、自国だけを対象と
しているのではないことがハッキリわかります。我が国でもIT戦略会議などと
一生懸命ですが、一体だれとどんな情報をやりとりすることを念頭に置いているのか、
もう少し考えたいものですね。

  それからたしかシンガポールは日本よりもインターネットの普及率が高かったですよね。
ホテルのビジネスセンターには、何台もコンピュータがありますから、旅行中も日本の
ニュースをのぞいたり、メールを送ったり、自由にできます。

次のステップに挑戦マレーシア

次はマレーシアに行き色々と見聞きしてきました。マレーシアには夏時間がありません。
きっといつも夏だからなんだろう、と思いました。ホントに暑いんですから、
10月だというのに。

今マレーシアは人手不足だというのを知っていましたか。日本にいては分からなかった
ことでした。不勉強だった・・・・。海外からの進出企業が多すぎたのかなと思います。
ですからインドネシアなどの外国人労働者をあてにしているのが現状なんですね、
日系企業も。現地の労働力を期待して工場を作ったというのに。「インドネシアからの
従業員の方が、期限いっぱいは辞めないから、むしろ安心して雇用できる」なんて声も
聞かれました。

マレーシアのマルチメディアスーパーコリドー構想というのをご存じですか。これは、
クアラルンプール市街から、その南に位置するクアラルンプール新国際空港までの
約50kmに及ぶエリアを、情報通信インフラを整備してマルチメディアの拠点とする構想です。
この壮大なプロジェクトを見て、マレーシアは本気で新たな産業社会を作りつつあるという
ことを感じました。

すでに人手不足といわれるまでに工業化が進展し、その次は、この構想区域内に高度な
頭脳労働者による工業集積を作ろうという計画が進展しているのです。またこのエリアの
ほぼ中心に、新行政都市であるプトラジャヤが建設されています。首相府がすでに移転
しており、2005年には計画されている行政機関の移転が完了するといわれています。
ものすごい宮殿がそびえているのが見えたら、それがマハティール首相府です。
一見の価値あり、彼の自信の程を窺うことができます。

美しい花々を見たくなったら、美味しいフルーツを食べたくなったら、綺麗なバテックを
楽しみたくなったら、またシンガポール・マレーシアに出掛けていこうと思っています。
 

マハティール首相府