今日は、僕が所属する部のボウリング大会があった。女性2名を含む24名が参加した。一人2ゲームをプレイしてその合計点を競う個人戦である。女性には1ゲームについて40点のハンディが与えられた。
ボウリングなんて何年やってないんだろう。10年以上じゃないかな。全盛期にはよくやっていたよな。70年代の終わり頃かな。
コンペがスタートする前に各レーン5分間の練習タイムが与えられた。
(あれっ!立つ位置が分からない)(ファール線を越えちゃう)(どうしても投げた後よろけるなぁ)
5分間なんてあっという間に過ぎた。ま、順位や賞品なんていいや。楽しめばいいや。僕は、誉められたり、晴れがましいところに担ぎ上げられたりするのが大の苦手である。
それに、10年以上も前のことといっても、熱中していた頃の勘を取り戻して、他のみんなよりダントツの成績で優勝してしまったらどうしようって事も考えていた。
1ゲーム目がスタートした。勝手な空想に反して、成績は思わしくなかった。どうしても1投目で1番ピンに当たらない。2投目もスペアどころか1本も倒せないフレームが続いた。4フレームまででまだ20点台。
他のレーンのスコアを見て歩くと結構みんなうまい。ダブル、トリプルとストライクを続けている人もいる。『敵として不足はない』(昔の勘さえ取り戻せればなあ)知らぬ間に闘志が湧いてきた。
1ゲーム目も終わりに近づいた頃、1番ピンに赤いピンがセットされた。ボウリング場の趣向で、ここでストライクを取ると何か景品がもらえるらしい。駆けつけてきた店員が『頑張ってください』僕の背中に声をかける。
よっしゃぁ!! なんとストライクが出た。その時自分の体に勘が戻ってきたのを感じた。
景品は不織布で出来たトートバッグだった。店員はバッグを手渡しながら『海などで使っていただけます。』
つまらない景品よりも勘が取り戻せたことが嬉しかった。よしこの調子で挽回するぞ!!次のフレームで1ゲーム目は終わりだった。結果は105点。
2ゲーム目は調子よくストライクが何度か連続した。結果は171点。最初からこの調子で投げていたら優勝していたのに。ゲームがスタートする前とは全く違う気持ちになっていた。
腕や足腰に軽い痛みを感じていたが、火照った顔にクーラの吹き出し口の風が心地よかった。表彰式が終わった。結局24人中10位の成績だった。賞品はうちのショールームに来たお客さんに渡す景品の卓上のミニ掃除機だった。
散会して、久しぶりに運動をした快感と2つの景品を手におもてに出た。
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