[ index ] [ << ] [ >> ]

Page 20

587 :774RR :02/05/13 19:25 ID:wRLLqk8z
はじめて知床に行った時、視界数十センチのとてつもない濃霧の中での
横断道路超え。(もちろんソロ)
9月という時期で、装備もナメてたので、心身ともに冷えきって、
いっぱいいっぱいで横断完了。
その状態で、うわさにきいていた「熊の湯」ハケーン。
あの熱い湯に漬かって解凍されて生き返り、濡れ髪のまま服を着て、
バイクまで戻って、辛苦を共にした愛車のタンクに片手をついた瞬間、
「俺は生きてるぅぅぅ!!」みたいに思い、自然とブルブルッと頭を振って、
「プハーッ!!」と、息を吐いていた。
ふと振り返ると、白いセダンの脇に立った、高校生くらいの女の子が、
口に手を当ててクスクス笑っていた。
ポニーテールで、スリムのジーパンで、寒いのにカーディガン一枚の
こざっぱりした軽装、クスクス笑いには、厭味がなかった。
「見られたか...」という表情をしたであろう俺に、その娘は、
「さっぱりした!?」と、屈託なく話しかけてきた。
俺は「い...生き返ったよ!!」と、俺にしては珍しく、割と快活に応える事に
成功して、少しだけ話をした。
その娘は、家族と一緒に名古屋から来ている、と言った。
あまり沢山話をするとボロが出ると思ったから、俺は本当は、髪が乾くまで
休んでいたかったのだけれど、先を急ぐふりをして、「じゃっ!!」、と、
走り去った。
あの時の、ヘルメットの下で濡れたままの髪や、汗ばんで冷えてくる
下着の感じと、妙なトキメキの感覚は、今でも鮮明に思い出す。
その数年後、イメージ的にあの時の娘に似た娘と、辛い恋をして別れた俺は、
今でも独り者だ。
ナンチテ...
先頭
610 :エロゲライター :02/05/15 10:55 ID:k5qqsYrX
桜島を望む海岸にテントを張っていたら、暗くなってから見知らぬオフ車が
やってきた。
「近くで農業をしている。自分もよくキャンプツーリングをする。酒と、
つまみに焼いて喰うのにちょうどよい食い物をいくらか持って来たから、
たき火をしよう。」、と言った。
彼が異様に手際よくたき火を準備し、酒を飲みはじめた。
自衛隊に数年いてから農業を始めたところだが、今年は天候不順で全滅を
くらった、と言っていた。
しゃべりかたは、典型的な九州男児だった。
だいぶ飲んで酔ったので、その先の会話の内容は、あまりよく覚えていないが、
「景気をつける」と言って、バイクのタンクからガソリンを抜いて撒き散らし、
火の芸をいろいろ見せてくれた記憶がある。
酔ってそういう事をするのは大変危険なので、よいこは真似しないように。
あれは妖怪、ひょっとこ(火男)だったかもしれない。
先頭
619 :酋長 :02/05/16 21:41 ID:a4A5dR+G
違うスレで書いたが、キャンプ中にニンジャを全焼させてしまった!
翌朝レッカーを頼んだバイクやさんは、軽トラックに2人乗りで現れました。
ってオイ!俺、乗る場所ないじゃん!!
ちなみに最寄りの町まで50キロ以上・・・。荷台で頑張る俺。もちメット着用。
お手を煩わせておいてナンだがあれは正直、アイタタな出会いでした。(w
先頭
637 :NS−1 :02/05/17 17:10 ID:6lKA4kUJ
友人三人と大分に原チャリツーリング中の話、夜中の11時位に
道に迷って途方に暮れていたら、道の向こうからミニチュアダックスフンド
が一匹走ってきた、「何?」と思っていたら散歩紐を振り回しながら
オバちゃん登場「ちょっと!お願い!捕まえてぇぇぇぇぇ〜!!!」
そこから30分4人と一匹で鬼ごっこをしてた(笑)
先頭
647 :774RR :02/05/17 23:44 ID:VTfaZ/dF
648 :774RR :02/05/17 23:55 ID:VTfaZ/dF
ゴールデンウィーク中の出来事。

東京を3日の夜から出発して、ほとんどノンストップで三重の四日市へ。
途中、物凄い雨に降られ、全身がズブ濡れになってしまった…
(雨具は持ってたのだが、そりゃもう着る暇がなく…)
とりあえず着替えておこーと後ろを見ると、
着替えの入ってるはずのカバンがない…
…しばらくして、かなり前に落としたことに気が付いた。
どうしても服だけは早く乾かしかったので、
GSの人にコインランドリーの場所を聞いて、そこへ向かった。

コインランドリーに着き、
早速パンツ一枚になって着ていたものを全部乾燥機に押し込んだ。
「まさか、こんな時に女の子とかこねぇだろうな…」
…とか思ってたら、来た!
地元の中学生らしいジャージ姿の女の子が!
こっちの姿を見るや、すぐ目をそらしてしまった…
コインランドリー内にはパンツ一枚の男とジャージ姿の女子中学生…
あまりにも長い(服が乾くまでの間だけど)沈黙に耐えられなかったので、
声かけましたよ、パンイチで。

「…東京から来たんですよ〜」
「…………?」(声をかけられたことに気が付く)
「地元の方ですか?」(そりゃそうだろ)
「…え、えぇ……」(一瞬目が合い、すぐそらす)
「あのぉ、ここら辺にスーパーってありますか?」
「……あっち………」(俯きながらスーパーがあるらしい方向を指差す)
「…………」
「…………」

…その後服が乾くまでの間、一切会話なしでした…
……よーし!また旅出るぞー!!
どなたか、GW中のツーリング話とかあったら聞かせてください。
先頭
657 :煙草 :02/05/19 10:53 ID:b5/Y/XoA
今年の1月法事で熊本まで行かねばならず
貧乏な私はSDRで広島→熊本を2日半で往復
途中の夜あまりの寒さに耐え切れず単車を降りて押し歩きしてると
一台のハコバンが止って声をかけてきた
「ガス欠ですか?故障ですか?」
「いえ、余りの寒さに耐えきれなくて、、、」
「自分もバイク海苔なんでどうしたのかと思って」
人の優しさとバイクでも居眠り運転が出来ると気付いた旅でした
先頭
669 :774RR :02/05/21 02:40 ID:Ejef78AY
1988年初夏。
その日は今日中に青森に着こうと朝から一日中アクセルを開けていた。
バイクは僕のCBR250Rと友人のTDR250。
蒸し暑い高速道路の上、何時間も黙々と距離を刻む。
車体が軽いこともあり、こういう高速のロングツーリングは結構つらい。
日が傾いたころ、やっとPAに転がりこんで、何も言わずに人気の無い屋外ベンチに座り込む。
乱暴に足を投げ出し、冷水を口に含む。
二人とも視線を交わすことなくただ無言でぼんやりする。
このまま北海道までこんな調子なのかな。
初めて行く北海道なのに、この連続だったらどうすればいいんだろう。
何故か後悔の念のようなものが脳裏をよぎるが、今更どうしようもない。
会話らしい会話もせず、小一時間ほど粘って、それでも二人は意地の張り合いのようにバイクにまたがる。
高速のレーンに乗って、時速120kmを越えた頃、後ろから来た一台のカワサキの速度が
僕たちの速度と丁度一致した。
そのままごく自然にカワサキがしんがりとなる形で一時間ほど併走する。
バトルするわけでもなく、どちらかが追い越そうとするわけでもなく、ごく自然に
3台がフォローしあいながら走る。
やがて陽も沈みきって、僕は闇夜に光るカワサキのテールランプだけを見て走っていた。
その時、後ろにいた友人のTDRのウィンカーが光った。
次のインターで降りようとの合図だ。
青森まで、と言っていたけどそろそろ潮時かもな・・・。
こちらも否という理由はない。
承知したと伝える為にこちらもウィンカーを光らせた。
そして二台がレーンをチェンジ。
出口車線が近づいてくる。
一瞬、カワサキに目が行った。少しの間だけだが、一緒に走った仲間。
合図を何かしたほうがいいかな、と思う頃にはインターへの合流車線は目の前だ。
反射的に車体を傾けた時、闇の中でカワサキが手を振った。
僕は慌ててパッシングライトを光らせ、友人はホーンを鳴らした。
その直後、高速道路の壁が彼と僕たちを永遠に断ち切った。

バイクに乗ると言うことはこういうことだと肌で実感できた一瞬だった。
で、・・・その後渡った初めての北海道では楽しいことばかりだったことは言うまでもない。
先頭
670 :茶文字 ◆xELvisFU :02/05/21 04:15 ID:i6aWQleO
旅先とはちょっと違うんだが。

土曜日に太平洋が見える場所まで走ってきた。
大半の行程がワインディングだったのだが、いまだに姿勢を矯正できていない私は
翌日から腕の筋肉が張って結構つらい目を見ていた。
軽く体を動かしてほぐしたいと思っていると、折良く出先でバッティングセンターを発見。
バットなんて握るのは何年ぶりだろう。実は小学生時代は野球少年だったのだが、
それきり観戦者の立場になってしまった私が、上達しているはずがない。
そのマシンは90〜110km/hの球を10km/h刻みでランダムに投げ分けるのだが、
これをまったく捉えることができない。
隣のボックスで長打性の当たりを連発している中年男性の存在が、さらに
私を精神的に追いつめる。
結局コンスタントに打ち返せたのは100km/h止まりで、110km/hの球は
ほとんどがかすりもせずに通過していった。
こんなの、小学生だって出せるスピードじゃないか?

一旦帰宅後、銭湯帰りのコンビニで偶然にも小学生時代コーチをしていただいた方に
ばったり出会った。数年ぶりのことである。
今日のできごとを話し、「いや、もう当時からまったく成長してませんわ」と
戯けると、「まあ、ワシも今はあかんやろなぁ」と浅黒い顔で笑っておられた。

あの頃巨大に見えた元コーチの背丈は、今の私の肩くらいだった。
白髪もこないだお会いしたときからだいぶ増えたなぁ。
現在は設計関係のお仕事をご子息に半ば任せておられるらしいということ以外、
この18年間どのように過ごされたのか私には知る由もない。
コーチも、今の私がどういう境遇にあるのかはご存じないだろう。
でも、ほんの5分ほど、18年という歳月がふっと消えてしまったように感じた。

別れ際、コーチはこう挨拶して背を向けられた。
「それじゃ、失礼します。おやすみなさいませ」

ああ、18年は確かに経っていたのだ。
まだまだ、こんなところでアイドリングしてる場合じゃないぞ。
先頭
675 :774RR :02/05/21 14:54 ID:PHwgS9fw
良スレなので定期あげ。

旅先じゃないし、忘れえぬって程でもないけど、
2週間ぐらい前にZRXで京都の三条大橋に差し掛かったときに、
観光バスの後ろに付いてしまって
「排気ガスうぜー」とか思ってたら、
バスの後部席の方にいたえらく綺麗なバスガイドのネーちゃんが、
激しくこっちに手を振っているのが見えて驚いた。
多分彼氏がなんかが同じバイクに乗ってるんだろうが、
一応手を挙げて応えたといた。ちょとウレシ刀。
先頭
676 :774RR :02/05/21 18:02 ID:uf8cnfAx
>>669
俺は学校帰りに奥多摩向かっているときに同じ体験した。

俺、ZZ-R600なんだけど、
学校(大宮)から国道16号を南下していると、いつの間にかZX-11が側にいた。
俺が追いついたのか、彼が追いついてきたのか、ほかの道から合流したのかは判らないが。
後部座席には衣装ケースを設置しており、長距離ツーリング中であることがわかる。

挨拶を交わしたわけではないが、2車線の道で、両車線同じ速度で流れており、
俺と彼は別々の車線を並走する。
と、彼側の車線の流れの速度が落ちた。俺は彼がこっち側にこれるよう彼の分のスペースを作る。
「わかってくれるかな?」と思っていると、彼は俺の意図を汲み、こっちに車線変更をして来た。
「おお!通じた!」なんだかうれしくなった。
両車線の流れがまた同じくらいになると、また彼は元のレーンに戻った。
そして今度、俺側のレーンの速度が落ちると彼が俺のスペースを作ってくれた。
モチロンその空間にレーンチェンジ。そして流れが戻ったら、元のレーンへ。
これの繰り返しでお互い快適に走る。

彼はツーリング中で、16号のことはよく分からないようなので、
詰まった時には俺が前に出て、すり抜けしやすいレーンへ導く。モチロン彼はついてくる。
俺はその辺の16号はよく知っていたので『この先右折車で詰まり易い』とかを把握していたので、
そういうポイントを回避するよう、早めにレーンチェンジし、リードする。

そうして25km以上も16号を共に走った。
奥多摩へ向かうのに16号を離脱するポイントが近づいてきた。そのとき、彼は俺の後ろを走っていた。
『彼は16号を突き進むだろうなぁ』そんなコトを思っていると、16号離脱地点の右折レーンが見えてきた。
まさか彼も右折するなんてコトないだろうなぁ、そう思いながら右ウインカーをつけ右折レーンに入っていく俺。
ミラーを見ていると、彼はやはりウインカーを出さず、直進レーンを進む様子だ。
『あぁ、ここまでか。こんな息の合った走りしたの初めてだ。』
たった1時間未満いっしょに走っただけだが、なんだか分かれ惜しい。
俺は『気をつけて!良い旅を!そしてさようなら〜!』との意味をこめて手を挙げる。
(そのとき俺は右折レーンで速度を落としていたので)直進レーンから横に並んできて、
彼も手を挙げて応えてくれる。
なぜか涙が出そうなほど感激した。なんかとてもうれしい。
バイク乗っててよかったー!と心底思えた瞬間である。

去年の今頃、大宮から入間の先まで16号を一緒に走った山口ナンバーのZX-11の人ーーーー!
ここ見ていないかなーー?
俺、川崎ナンバーのZZ-R600ですよーーー!
先頭
[ index ] [ << ] [ >> ]