おれがソロツーリングして帰り道での事。
おれは筋金入りの方向音痴なので地図は必要不可欠。
しかし前日雨にうたれたせいで地図はボロボロで使えなくなっていた。
所持金もガソリン代と高速代しかないので地図は買えない。
そして案の定、23歳にもなって迷子に・・・。
道を聞こうにも朝5時でひとはいない。
唯一いたのは信号待ちしていたアメリカン乗り。
当時はアメリカンが大嫌いだったのだが瀬に腹はかえられない。
道を聞いてみたのだがその人のかっこが怖い。
デカイ身体・長髪でヒゲ面・革ジャン革パン・サングラス。
しかし話しかけたからには逃げるわけにも行かない。
「○○方面に行きたいんですけど」(この時びびってる)
そしたら意外な反応がきた。
「う〜ん、説明しにくい道なんだよね、いいや案内するよ、ついてきて」
・・・マジですか?
半信半疑でついていくとそこには目的地方面への看板がでている。
助かった〜と思い御礼をしようとすると手を上げて去ってしまった。
あの時は本当に助かったので是非お礼を言いたかったのだが。
それ以来俺の中でアメリカンに対する考えが少し変わった。
でも道案内だけして手を上げて去るなんてかっこよすぎだぜ。