初めて北海道に渡ってから数年が経ち、キャンプにもツーリングにも慣れ始め
てきた俺はその年の夏にまた北海道に旅立つ事にした。
長期休暇を何とかもぎ取り夏の北海道来る事が出来た。
ばーちゃんの家に毎年恒例になった挨拶に行き、その後、俺は道東を目指し
走り出した。
走り出したまでは良かったのだが、どうも天候が良くない、しばらく走っていた
ら案の定、雨が降り出してきた。
雨の日にキャンプをしたくなかった俺はライダーハウスに泊まる事にした。
目的のライダーハウスに着きいたが、泊まれるかどうか心配していたが時間
が早かった事もあり、何とか泊まれる事が出来た。
雨という事もあり、そのライダーハウスには、かなりの数のバイク乗り達が
宿泊していたが、一人その場の雰囲気から少し浮いている女のコがいた。
気になった俺はそのコに話し掛けてみた。
俺の事を少し警戒していたようだったが話をしているうちに少しづつ打ち解け
ていった。
話を詳しく聞いてみると、そのコは、道内に住んでいて5月に免許を取った
ばかリの初心者だという事、明日は稚内まで行くという事などを話してくれた。
しかし、ここから稚内までかなりの距離がある、ツーリングに慣れているヤツ
だったら話は別だが初心者のこのコには無謀なんじゃないかなーと思いながら
話を聞いていた。
それからツーリングについて相談された俺は正直に、その計画はちと無理が
ある、どこか中間で一泊したほうが良いよとアドバイスした。
そのコは少し悩んでいたが、思いついたように俺にこう言った。
「そうだ!!一緒に稚内まで行ってくれませんか?。ツーリングに慣れてる
みたいだし、二人なら安心だし、寂しくないって思うの。」
うーん俺は道東に行く予定だったのに・・・しかし一人で行かせて事故でも
起こしたら後味悪いと思い一緒に行く事にした。
(一緒に行こうと思った理由の半分以上はウソです・・・。だってこのコすっげー
カワイかったんだよぅ・・・・・)
翌朝、一緒に荷造りをして稚内に向けて走り出した。
俺のバイクは1100ccのツーリングスポーツ、彼女のバイクは250ccの
アメリカン、ペースを合わせるのはツラかったがそれなりに走っていった。
朝から天気はあまり良くはなかったが、昼前ぐらいからとうとう雨が降り出し
てきた。
しかも、次第に雨脚が強くなっていき、バケツをひっくり返したような大雨に
・・・当然ペースはガタ落ちになって稚内まで200km以上残した地点で夕方
になってしまった。
ヤバいな・・・このペースで走ると稚内に着く頃には真夜中になっちまう。
俺は彼女を止め話し掛けた。
「これ以上走るのはムリだよ。この雨だし、夜になって視界が悪くなったら
事故でも起こしかねないよ。」
と俺が言うと、すでに彼女はパニックを起こしかけ半泣きになっており、
「私もう怖くて走れない!!。どっかこの辺に泊まろうよ。」
と言い出した。
俺はガイドブックをひっぱり出し、ライダーハウス、民宿など泊まる所を探し
たがこの辺りには何もなく、最低でも50kmは走らないと街には出ない。
「困ったな・・この辺りには何もないよ。泊まれる所っていったらちょっと
手前にあったラブホテルぐらいしかないよ。この先50kmぐらい走ると街
に出るから、そこで探そうよ。」
と俺が言うと、
「私もう走るのヤダよ。ラブホテルでも良いから泊まろう」
と彼女は言った。
ここまで来て彼女を置き去りにする訳にもいかないし、ちと高いけど二部屋
取れば別に問題は無いし手前にあったラブホテルに泊まる事にした。
ホテルに着き、俺が二部屋取ろうとすると彼女が、
「お金もったいないよ。一人で部屋に寝るの怖いから一緒に泊まろうよ」
と言った。
なんとナイスな展開!!っと思ったが、心の動揺を抑えながら、
「でも俺も男だし、キミみたいにカワイイコと一緒の部屋にいたらどうなるか
わかんないよ?。」
と俺が言うと彼女は俺の腕をつかんだままうつむいて何も言わなかった。
その日、彼女と一緒の夜を過ごした。
彼女は身長こそあまり大きくはなかったが、色白で胸が大きくスタイルがすばら
しかった・・・(以下自主規制)。
翌朝、ちょっとお疲れの俺と彼女は稚内まで走り、その後も一緒にツーリング?
を楽しんだ。
別の意味でまた北海道に行かなければならない理由が増えた気がする・・・。
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確かに興味の無いヤシにはツマラん話だったかもしれんな。
けど、57、78、79で書いた話は多少、脚色はしてあるけど全部事実でネタじゃ
ないよ。
んで・・・その後の話なんだが、彼女とは電話で話したり、北海道に行くたび
に逢ったりするようになったが、俺は関東、彼女は北海道に住んでいて、逢え
ても年に数回、電話でたとえ毎日話せたとしても逢いたい時に逢えないという
のがネックとなり、自然消滅してしまいますたとさ・・・゚・(ノД`)・゚・。