5年前、初めて四国ツーリングに行った時。
ツーリングは結構行ってたんで大体の事は手際よく出来るから大丈夫だけど、
一つ心配なのが寝る場所だった。
ひとまず四国の旅行ガイドなんかの本を数冊持ってあっちで泊まる場所を決めようとした。
もちろん、寝袋も買って持って行った。
そんなこんなで何とか泊まる場所も毎日確保出来たし、まだ使った事は無いけど寝袋もあるんで
大丈夫かなと安心し始めた頃。
どうしても泊まる場所が見つからなく、仕方なくどこか公園とか駅で寝ようかと思い、
夜8時ごろバイクを押しながら歩き、公園の場所を地元の人に聞いた。
最初の数人は「ここら辺には無いよ」という答えで俺は結構焦った。
それでも寝れる場所を探すため人に聞いてたら、あるおばあさんに出会った。
そのおばあさんに尋ねたところ、
「寝る場所を探してるのかい?何も無いけど、うちに泊まっていくかい?」
と言ってくれた。当然俺は泊まらせていただく事にした。
どうやら1人暮らしでバイク乗りの孫がいるらしい。
そのおばあさんの家まで歩いて行って、夕飯とお風呂をご馳走になった。
疲れきった俺の体にはあのバスクリンの入った風呂がもの凄く気持ちよくて、
夕飯もおばあさんが俺のために料理を作ってくれて本当においしかった。
夕飯も風呂も終わってから、おばあさんと色々な話をした。
俺のツーリングで行った場所とか、バイクの魅力とか、どこに住んでるか、とか。
おばあさんの話も色々聞いた。俺と大体同じ年の孫がいて同じくバイク乗りらしい。
別々のところに住んでいるため、最近は会って無いから俺が孫に見えたんだと。
おばあさんは凄く元気な人で、人柄も非常にいい人だった。
長々と雑談をして、楽しかった。
朝、おばあさんが俺を起こしてくれ、朝ごはんをいただいた。
それも凄くおいしくて、なんだかもうすぐまたバイクで走り出すのがもったいなかった。
おばあさんもそんな感じで、朝もまた色々話をした。
出発は11時ごろだっただろうか。おばあさんはお昼ご飯も食べていきなさいと言ったが
俺は遠慮し、いよいよ出発する事にした。
その後、四国ツーリングは順調に進み、綺麗な景色も見たし他のバイク乗りと話もしたし本当に面白かった。
1年後。
俺は不景気で仕事を失い無職だった。
精神的に凄く辛くて、もう心のガスを抜いてすっきりしたいと言う事でツーリングに行った。
また四国に。その途中、おばあさんの家に寄った。
おばあさんも俺の事を覚えていてくれて、今回も泊まらせていただけることになった。
その日、俺は今までに1度しか会った事の無いおばあさんに半泣きで今が凄く辛い事を話した。
仕事がしたかった。それに、リストラされたというのが非常に辛かった
話というよりは愚痴に近かったかもしれない。
おばあさんは真面目に俺の話を聞いてくれた。
おばあさんが
「大丈夫。あなたはとても綺麗な心を持っているから、今は辛くても
いつか毎日が楽しいと思える時が来る。あなたは毎日を楽しむ事が出来る心を持っている」
こう言ってくれたのをはっきりと覚えてる。当時の俺にとっては最高の励ましだった。
その後、俺は憑き物が取れたかのように心がすっきりし、仕事も見つかった。
さらにその2年後、俺はまた四国に行く事を決めた。
以前大変お世話になったから何かお土産でも持っていこうかと思って
カステラと梅が枝饅頭を持っていった。(俺は九州の長崎に住んでる)
おばあさんにまた会えることが凄く楽しみだった。
俺があの日から元気になって、仕事が見つかって順調に生活してる事を教えたかった。
おばあさんの家に行ってみると、どうもおかしい。
空き家のようだ。息子のところにでも行ったのかなと思い、その近所の人に聞いてみた。
おばあさんは2年前から風邪をこじらせ、死んでしまったらしい。
俺は全く信じられなくて、倒れそうになった。
くらっとなって視界が空一面になったのを覚えてる。
2年前って、俺が泊まった時じゃないか。
あの時は元気だったのに、なんで???
どうして?あんなに元気なら風邪くらいすぐ治っちゃうんじゃないの?
その死んだという話を聞いてその場で馬鹿みたいに泣いた。
本当に心の底から凄く熱いものがきて、涙が止まらなかった。
その日はそこから少し離れたビジネスホテルに泊まり、
ひたすらに泣いた。
次の日はどこにも行かず、ホテルの中にずーっといた。
泣いて、飯はほとんど食わなかった。
心が落ち着いてきたと思ったらまた死んだって事を思い出して泣いた。
さらに次の日。なんとか落ち着き、お土産を捨てるわけにも行かず
墓にお供え物としておく事にした。近所の人に無理言って場所を聞き出し、
そのおばあさんの墓の前に立った。
くらくらきて頭が回らなくて、「嘘だ!」って言葉だけ思ってた気がする。
本当にこれはおばあさんの墓なのか。おばあさんは本当に死んだのか。
そう心の中で強く思っていても、聞いた話によると事実という事は間違いないので
その墓にカステラと饅頭を置いた。
このおばあさんこそが自分に取っての旅先で出会った忘れられない人です。
今でもおばあさんが死んだというのが信じられません。
またあの楽しい話をしたい。
終わりです。
暗い話で申し訳ありません。
でも、無性に書きたくなって・・・。
694 :774RR :03/10/27 03:17 ID:NbexG6o2
>683
私はDQNですって自慢してるようにしか聞こえない・・・
無職の理由が分か(ry
>687
出会いがあれば別れも・・・ですなぁ
漏れも旅に行きたくなったぁ
良い出会いを求めて
私はDQNですって自慢してるようにしか聞こえない・・・
無職の理由が分か(ry
>687
出会いがあれば別れも・・・ですなぁ
漏れも旅に行きたくなったぁ
良い出会いを求めて
695 :774RR :03/10/27 08:18 ID:QzBgMJui
きっと>>683さんはムシャクシャしてる時期だったんだよねえ。
いつもはきっと、あんなんじゃないよねえ。
自分も、今の仕事を続けていく自信がなくなってて
この先俺はどうなるんだろ・・・どうすればいいんだろ・・・って思ってるとこ。
俺もどっか遠くへ行きたいなあ。行っちゃおうかなあ。
>>687さん
暗くないです。素直に感動っていうか、ジーンときました。
油断したら泣きそうだったから、ちと気をひきしめました。
毎年じゃなくてもいいから、お墓参り行ってあげてね。
おばあさんも喜ぶと思うから。
いつもはきっと、あんなんじゃないよねえ。
自分も、今の仕事を続けていく自信がなくなってて
この先俺はどうなるんだろ・・・どうすればいいんだろ・・・って思ってるとこ。
俺もどっか遠くへ行きたいなあ。行っちゃおうかなあ。
>>687さん
暗くないです。素直に感動っていうか、ジーンときました。
油断したら泣きそうだったから、ちと気をひきしめました。
毎年じゃなくてもいいから、お墓参り行ってあげてね。
おばあさんも喜ぶと思うから。
696 :683 :03/10/27 08:48 ID:b+F76ZZc
>695
正直言って、あの頃は情緒不安定というか、もうどうにでもなれという気持ちに
なってました。でも九州から帰ってきて、ふっきれました。九州で過ごした一人
きりの時間が自分にとって救いになりました。バイクって、いいね。
お陰さまで今は明るい失業生活を送っております。
さて、また履歴書書こ。
正直言って、あの頃は情緒不安定というか、もうどうにでもなれという気持ちに
なってました。でも九州から帰ってきて、ふっきれました。九州で過ごした一人
きりの時間が自分にとって救いになりました。バイクって、いいね。
お陰さまで今は明るい失業生活を送っております。
さて、また履歴書書こ。
698 :転職経験者 :03/10/27 10:05 ID:LilTMT+l
>>696
履歴書書くより人材紹介会社に登録しれ。
いちいち履歴書書くのはだりぃだろ。
オンラインで登録できるからそっちのがいいって。頑張れ改行が変な奴!
履歴書書くより人材紹介会社に登録しれ。
いちいち履歴書書くのはだりぃだろ。
オンラインで登録できるからそっちのがいいって。頑張れ改行が変な奴!