フィンランド

地形と気候

フィンランドは

       北と西にスウェーデンとノルウェー、東をロシア連邦と接している。高山は
      なく、比較的低地の森林地帯に、6,2000にもおよぶ湖や沼がある。現在、
      この湖や沼の半分が環境汚染によって、魚の住めない状態になっていると
      聞く。(未確認)

       フィンランドの北部のラップランドは北極圏内にあり、夏はほとんど太陽が
      沈まず地平線の周りをぐるぐるまわり、冬は真っ暗な闇の空を、月や星そし
      てオーロラが彩る。

       南部には人口の大半と、工業都市が集中し、首都ヘルシンキもある。

       ヘルシンキの年間平均気温は5度前後で、これは、北米のメキシコ湾流が
      ヨーロッパまで北上し、ノルウェー沿岸を通過するため、あたたかい西風が
      フィンランドまで届き、比較的暖かい気候となっている。

       フィンランドの海岸部を囲むボスニア湾・フィンランド湾は潮の干満がなく、
      塩分濃度が真水に近いため淡水魚が生息する。

       面積は33万8000kmで、日本とほぼ同じ。


国民と文化

       人口500万人のほとんどがフィン人で、人口の1パーセント程度の割合
      でラップ人がいる。

       言葉は、フィンランド語、スウェーデン語、ラップ語が使われているが、ラ
      ップ人はフィンランド語も話せる。

       第1外国語として英語教育も充実させている。

       フィンランドの宗教は、90パーセントが基本的にキリスト教ルーテル派
      (ルター派新教)に属する。しかし、「カレワラ」の伝承と考えあわせれば、
      微妙な統計と言えるかもしれない。


経済と産業

       通貨単位はマルカ。GDPは3470億マルカ(1987年)

       貿易相手国は、ドイツ・スウェーデン・イギリス・ロシアの占める割合が大
      きい。


フィンランドの窓口 ヘルシンキ

      メディアはTVが国営1局、民営が3局、ラジオが4局ある。新聞はヘルシン
     ギン・サノマット、アームレヒティ、トゥールン・サノマットなど。100紙以上があ
     る。


歴史

      石器時代に農業を営むフィン人が移住し、その後狩猟民のラップ人が移り
     住んだと言われる。

      1323年、フィンランドはスウェーデン王国に併合される。

      1809年のナポレオン戦争後に、スウェーデンはフィンランドをロシアに割
     譲する。フィンランドは大公国となる。

      1812年ヘルシンキを首都にする。

      1905年に自治権を獲得し、1917年のロシア革命の際に独立した。

      1920年、国際連盟に加盟する。

      1939年にはソ連がフィンランドに侵攻する(冬戦争)。

      1940年、ソ連に国土の一部を割譲する。

      1941年、フィンランド軍がドイツ軍に加入する。

      1944年に連合国と休戦協定を結ぶ。

      1948年、ソ連と友好条約を締結する。

      1955年、国際連合に加盟する。

      1956年、ウルホ・ケッコネンが大統領(〜82年)となる。

      1988年、マウノ・コイヴィストが大統領となる。


フィンランドの画家 アクセリ・ガレンのポストカード

参考文献 フォーカス・オン・フィンランド 社団法人日本フィンランド協会

データ・アトラス 同朋舎出版


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最終更新日2001年6月4日

編集協力 えむ氏