読書室とは・・
私は一人暮らしをしているので、家の中ならどこでも(DKでも、寝室でも)読書室になるの
ですが、このところ仕事が忙しく、最近読書はもっぱら電車の中です。
仕事が落ち着いたら、自宅でじっくり好きな本を読みたいな・・と思いつつ、「読書室」と
ネーミングしてみました。
平成14年(2002年)
○「新しい歴史教科書」(扶桑社)
読み物としては非常に興味深いんだけど、ちょっと教科書としてはなぁ・・。
思想的にどう、ということもあるけど、受験向きでないから、使っている中学生から
迷惑がられるような気がします・・。
○「少年とアフリカ」(坂本竜一、天童荒太)
罪と赦し、癒しの問題について、深く考えさせられました。
私は天童氏の「永遠の仔」の大ファンで、「救いは簡単には与えられないけれども、
諦めることはない」というテーマが、形を変えてこの本でも描かれていると思います。
この本は単独で読むよりも、「永遠の仔」を読んでから取り掛かることをお勧めします
(「永遠の仔」、長いですけどね(笑))。
○「愛がなければはじまらない」(唯川恵)
いまいち内容が軽いです。直木賞受賞第一作というのは、大半が直木賞受賞以前に
書かれたものであって、内容にあまり期待してはいけない、ということは分かっているんです
けどねぇ。ウェブ上に書かれたものは、どうしても活字に直すと軽くなってしまうのかな?
電子書籍とか、あんまり広がると文学の深みはどうなるのだろう・・と思いました。
同じエッセイでも、だいぶ前の作品だけど、「ロンリー・コンプレックス」は非常に味のある
いい作品だと思うんだけど・・。
○「樹下の想い」(藤田宜永)
直木賞受賞作「愛の領分」以来、藤田氏の恋愛小説をかなり読んだのですが、これが
いちばん自分にはしっくり来た作品でした。
恋愛にはタブーなり、ハードルなりがないと、燃え上がる要素に欠けるんですね
(古くは「ロミオとジュリエット」以来、そうですね)。藤田氏の他の作品「愛の領分」「邪恋」
でも、タブーやハードルが登場しますが、この作品のハードルが一番しっくり来た気が
します。
あと、恋愛と言っても、非常にプラトニックな要素が強いのも気に入りました。相手と簡単に
性的関係を結ぶような恋愛は、それだけで安っぽい気がします。やはり、高嶺に咲く花こそ
美しい、と思うのが自分の性分のようです。
○「よく分かる霊界常識」(深見東州)
うちの市の図書館、なぜかこの人(教祖らしい)の本をよく買ってます。本の選考委員に、
信者の人でもいるのかしら・・。
某掲示板で、名誉毀損で4700万円の損害賠償訴訟を起こしたとか、話題になっていまし
たが、宗教とお金は切っても切れないのかな・・。
○「おいしい日本茶の事典」(成美堂出版)
もともとは紅茶党だったのですが、どうも紅茶は胃に負担が掛かるようになって、最近
日本茶党にくら替えしました。
最近は、玄米茶、玉露入り煎茶、ほうじ茶をかわるがわる飲んでいます。100g500円
以上のものは普段飲まないので、お金の掛からない趣味です^^。
○「『ただいま』から20分のひとりぶんごはん」(松田美智子)
一人暮らしをしていると、どうしても食事のメニューがマンネリ化してしまうので、たまには
料理本を見て作ってみるのですが、実際作ってみると、思ったほどおいしくない・・。
料理の腕が下手なのか、それとも今までの食生活に舌が慣らされてしまったのか・・。
それでも懲りずにこの本のpart2を図書館で予約した私は、けっこう道楽者なのかも。