
2002年 瑶光会展
テーマ「自然」によせて
第一回の瑶光会展から今年が丁度32年目にあたります。 その第一回の
テーマが「自然」でした。
自然のなかに身をゆだねて生きていく時に、始めて何かが見えてくるのではな
いかーーというような言葉を書いたような気がします。今回20回となる会のテー
マにやはり自然をとりあげました。自然から受ける感動 自然への敬意 畏怖
それを大切に持ち続けながら自然と共有していく姿勢は忘れてはならないと思
うのです。 この30年の間に世の中は目まぐるしく変わりました。 人は自然と
共有する姿勢を崩し思うがままに自然への暴力繰り返して来ました。自然は怒
り、私たちは今その大きなしっぺ返しを受けています。 人が人間としての生き
方を失ったとき人は人と思わず殺戮を繰り返します。心を失った人間はただ自
己のエゴと欲の為にだけ生きているかのようです。恐ろしいことです。
永い間この仕事を続けて来て今私に出来ることは何かと自らに問い掛けて
います。瑶光星は北斗七星の中の一つの星です。瑶光会という名前はそこか
ら取ったのです。私たちの創り出したものが、つたないものであっても見てくださ
る方々に優しい光を投げてくれますように。 私たちの心が皆様の心に伝わり
響きますように心から願って居ります。
2002年 初秋 矢島瓔子
第20回 瑶光会展
2002年 10月15日(火)〜10月20日(日)
AM11:00〜PM7:00(20日 PM5:00)
銀座 タカゲン画廊

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