
| ナナは、1986年11月1日生まれ。 1歳の時にうちにやってきた。 そのときは、とても人見知りをし、なれない我が家にとてもおびえていた。 ナナは、血統書付の柴犬。 とても、からだが弱く、ミルクを飲んだだけでもおなかを壊すような犬でした。 若い頃は、とてもスリムで、お散歩好きだったのですが、 いつの頃から、お散歩に行かなくなったのです。 今、思うと、ナナがお散歩に行かなくなった原因はね・・・。 省吾クン。 うちの近所に住んでいた、同じ柴犬の省吾クンに、ナナは恋をしていたのでした。 お散歩に行くたびに、省吾クンの家の前をとおってアプローチをしてみるのですが、 省吾クンの方は、全然相手にしてくれません。 それでも、ナナは健気に、毎日毎日省吾クンに会いに行っていたのです。 ところが・・・。 ある日を境に、省吾クンは姿を消してしまいました。 犬小屋だけがぽつんと残っていて、 省吾クンの姿はありません。 1週間、2週間経っても、省吾クンはいつもの犬小屋にはいません。 そのうちに、省吾クンの犬小屋もなくなってしまいました。 飼い主さんに聞いたところ、首輪が外れて、省吾クンは逃げ出してしまったそうです。 省吾クンはきっと、冒険がしたかったんだと思う。 一人で、冒険に出かけた省吾クンは、運が悪く、雨が降っていたため、 愛する飼い主さんの元へ帰ろうと思っても、 自分の匂いが雨で消えてしまったんだね・・・。 飼い主さんは、私に、涙交じりで話してくれました。 ナナの最初で最後の恋は、終わってしまいました。 その頃を境に、ナナちゃんは、お散歩に行かなくなりました。 そのうちに、ぶくぶく太って、 柴犬とは思えないくらい・・・。 でも、それがかわいかったね。 10歳を越えた頃、 階段から転げおちていらい、 足を痛めてしまったらしく、 ナナは、歩くのも困難になりました。 それからは、室内犬と化し、 冬になると、家の住民と、ストーブ争い。(笑) 我が家には、冬になると、ストーブの前に座りながらテレビを見るという、 特等席を奪うための争奪戦が繰り広げられるのです。 でも、気が付くと、ナナがストーブの前にいた・・・。 みんなに、邪魔にされながらも、ナナはいつもストーブの前でお昼寝をしてました。 とても淋しがり屋だったから、きっと、みんなの側にいたかったんだね。 晩年は、自分でトイレも出来ず、ご飯も食べれず、 見ていて痛々しいぐらい、やつれてしまい、 淋しくてクンクン泣いていたよね。 家に帰ってきて、ナナの泣き声を聞くとホッとしたっけ・・・。 毎日、いつ、ナナが遠くに行ってしまうんだろうッと思うと、 とても恐かった・・・。 そんな時、アメリカ留学が決まって、あと、もう少しでナナとお別れだというときに、 ナナは、天国に行ってしまった・・・。 ナツコは、ナナをお見送りすることは出来なかったけど、 家族の腕の中で、幸せそうに、眠っていたんだって。 晩年13歳。 もうすぐ、ナナが天国に行ってしまってから、2年たつけど、 今でも、日本の我が家で、ナナはナツコの帰りを待っていてくれるような気がする。 もう一度、会いたいな・・・。 ちなみに、今、ナナはペット霊園に眠っています。 とても、近代的なペット霊園なんですよ。 http://www.saint.co.jp/ |
