
金子みすゞ館 本当にこれでいいの?
平成15年完成に向けて 「金子みすゞ館」 を長門市は計画しています。
| みすずの詩 「角の乾物や」に出てくる3軒目の酒屋が壊されてしまいます。 |
大変です!! 壊せば二度と戻らない!! みすゞ遺跡です!!
仙崎の町の文化・歴史の生き証人です。
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三軒目の酒屋(築:100〜120年の建物)が現存しいます
| みすゞ通り | 「角の乾物屋の」 |
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| 三軒目の酒屋 現渡辺家 (「うだつ」が残った唯一の建物です) |
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| 前から見たところ | 格子の内側(屋根裏部屋) |
見かけは「うだつ」部分を除いて現代風のサッシになってますが建物の中はそのままがたくさん残っているのです。


居 間

中庭の望む廊下 土間への入り口 二階に上がる階段
| 天井裏部屋(昔、造り酒屋だった時、働く人達の寝間だった場所) | ||
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| しっかりした天井の梁 | 天井裏にも居間の階段が | 広い奥行き |
| この計画のいきさつ |
元々、金子みすゞのふるさとを訪ねてきて下さる方々の為に作ろうと計画されたものです。
仙崎という900mしかない町、900mの中に6つのお寺を持ち毎日お墓参りをする人々。
静かに暮らしてるこの町の真ん中に降ってわいたこのみすゞ館建築の話。
資料館は別の町にあり、訪れた人の為の休憩所もないトイレも駅前当たりにあるだけ、
駐車場もないしということで計画されました。
最初の計画では、今のみすゞ文英堂(映画ロケに使われたセット)の場所だけだったのですが、狭いというので
そのとなりにある、旧酒屋:現渡辺家も購入するという話が昨年の8月に計画に入りました。
ところが、その話をよく聞きますと、三軒目の酒屋の建物であるにもかかわらず
取り壊してしまうということなのです。
| 耳を疑いました。 ほんとうに? 120年の建物なのに? 詩に詠われた建物なのに? |
それより何より、この建物は 仙崎の文化・歴史の証人です。 それを壊してしまうなんて・・・・
仙崎の子供達、いえ、50代前後の人達でさえ、仙崎に造り酒屋があったことを知りません。
仙崎は、長門市は、みすゞの文化は一体なんなのでしょう。
みすゞ館さえ作れば、観光客を呼ぶ目玉が出来ればいいのですか?
この仙崎に住むものの心は?
子供達に文化・歴史を残してやらなくていいのですか?
町を大切にするという心を伝えなくていいのですか?
| 市側は正確に情報を市民に与えていません |
市側の説明では壊すしかないと言っています。 渡辺家は古くて崩れそうなので保存するには
新築よりお金がかかるといろんな場面で言っています。
どんなものにいくら使うかという予算はこちらに提示されていません。
私や、数人で柳井市で古い建物を修復保全、再現をしている専門家の方に来ていただきました。
渡辺家保存・展示館建設について
| (1) ぎりぎりになるかもしれないけどまだ間に合う。 (2) 古いといっても崩れるほど古くはない。柳井では梁の折れたもの、傾いてるもので も修復している。 (3) 修復であれば建築基準法に当たらない。 (4) もし展示もするというのであって、隣のみすゞ生家の復元と一緒にやるのであれば 新しく防火壁を作り、その上に木造で覆って十分今の雰囲気を残せるし、新築にも 当たるので補助金の問題もない。 (5) 十分予算内で出来る。 (6)残す気があるのならどんなやり方だって可能である。 |
市民に、仙崎の住人にこういう正確な情報が与えられていません。
壊すしかないと信じ込まされてる人の何と多いことか・・・・・
要は残す気があれば何とでもなるのです。
このままでは、三軒目の酒屋が壊されてしまいます。
本当にこれでいいのでしょうか? 私はこのまま壊されるのをジッと見ていることは出来ません。
市が決めたことだからもうしょうがないと黙っていることがわたしには出来ません。
本当に壊されるのであれば、壊される瞬間までわたしはみんなに問い続けようと思っています。
仙崎の町の物言わぬ人の多くは残して欲しいと思っています。大きな声になっていないだけです。
このままでは壊されてしまいます。 それも仙崎を訪れる人達のためにという大義名分で。
仙崎は静かなところです。 6つのお寺があり、たった900mの中に銀行3つ、漁協・農協、郵便局
本屋さん、幼稚園2つ、小学校・・・とこの中で明治・大正時代の流れのまま、人口は少なくなりました
がまだそのままに生活してる町です。 この町の文化を歴史を、町を大切に守ることを子供達に伝えたい。
昨年8月にこの計画を聞いて、保存のお願いの文章を書きましたが聞き入れてはいただけません。
1月21日の説明会では この建築に 「今更精神論はいらない」と言う人もいました。
120年の建物の後が、みすゞの詩に詠まれた現存してる建物の後が壊される設計なのに?
「仙崎に来る観光客の駐車場は確保出来るのか」「トイレは?」
駐車場はあった方がいいし「公衆トイレ」が悪いとは言いません。でも壊してまでそこに固執することはないでしょう。
詩に読まれている現存の建物を壊してまで駐車場・トイレが必要でしょうか?
空き地ならたくさんあります。
私たちは、訪れた人達になんと説明するのでしょうか?
「<三軒目の酒屋>は先日まであったのですが、金子みすゞ館の為に壊され、
跡地には公衆トイレが建っています。」
わたしはどうしていいかわかりません。 でも黙っているなんてとてもとてもわたしには出来ません。
せめてこの計画を広く皆様に知っていただき、本当の姿を知っていただきたい。
仙崎の町を大切にして欲しい、みすゞの遺産を残して欲しい。
本当にどうしていいのか、とても哀しい思いでいます。
「虹の町仙崎の会」
過去から現代、現代から未来へ 子供達に夢を
連絡先: 事務局 虹の会
山口県長門市仙崎
虹の会事務局