ココロの中にある話
  
あやのある友達に、とてもかなわぬ恋をした子がいました。
これは、その子がその想いを寄せる人に書いた手紙です。



昔、丘の上にバラさんが暮らしていました。
バラさんは夜月や星を見る事が大好きでした。
夜の虫さん達の鳴き声に耳をすましたり、そよ風さん達と会話を楽しみました。
夜明けを見るのも大好きでした。

ある日、バラさんの前を一匹のリスさんが通り過ぎました。
バラさんはリスさんに恋をしました。
恋とは何ですか?甘いもの?
リスさんもばらさんに恋をしました。二人は時を忘れ、ずっと一緒に過しました。

バラさんは夜、空をながめ星を見てリスさんを想いました。
リスさんはバラさんに詩をおくり自分の愛情の大きさを伝えました。
自然とお互いを求め合い二つの生き物は愛しあってた。
尊敬しあい、たたえあっていました。

しかし、バラさんとリスさんの恋は植物と動物の関係、森のみんなは認めてくれそうにありませんでした。
バラさんとリスさんもこの恋がどれだけ大きな壁にぶちあたるのか分かっているつもりでした。

バラさんとリスさんは別れました。
バラさんもリスさん同様、リスさんの幸せを心から祈っているでしょう。
リスさんに何もしてあげられなかったバラさんの最初で最後の心からのいのりです・・・・・・。




バラさんも、リスさんも、しあわせになれたらいいな・・・・・・。
あやは遠くから祈っています。

あやより、愛を込めて。


 
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