知ってますかー中国の豆知識

中国の数千年に渡る長い歴史は、数多くの名言名句を残して、生活の
知恵となっています。 このコーナーでは、歴史をもつ故事名言を紹介します。
今のビジネスの社会では、いろいろの面に参考になるかもしれません。
人間万事塞翁が馬 01年07月19日 晴れ
漢の高祖の孫、淮南王が撰した「淮南子」の人間訓にこんな話しが載せられている。
北方の要塞の近くに住んでいた老人(かりに塞翁といおう)の飼馬が、ある日逃げてしまった。近所の人がこのことで慰めを言うと、塞翁は、「なあに、これが幸いするかも知れんよ」と答えた。数ヶ月して、逃げた馬が立派な子馬を連れて帰ってきた。近所の人が、「よかったですね」と言うと、塞翁、今度は「いや、これが禍の基となるかも知れんって」と答えた。塞翁の子は乗馬が好きで、其の子馬を乗り回しているうちに、ある日落馬して足を折れってしまった。近所の人が驚いて、塞翁に見舞いをのべると、爺さんはケろリとして、「いやいや、このことが幸いの種になるということもあるさ」と平気な顔をしていた。さらに一年後、要塞の北から異民族が攻め込んできて戦争となり、村の青年たちは皆兵隊に取られていき、出征した壮丁のうち、十人に9人は戦死してしまった。ところが、塞翁の子だけは足が悪かったために、兵隊にも取られず、生き残ることができた。
このエピソードから、人生においては、何が幸いし何が禍するか分からない。禍が福となり、福が禍となって定めがたい、と言うたとえに、「人間万事塞翁が馬」というようになった。
世に処するに一歩譲るを高しとなす 01年07月17日 雨
明の評論家洪自誠(1573〜1619)の書いた随想集『菜根譚」の前集の17に
出ている教えである。 世渡りには、一歩下がって人に譲る事が大事であるというよ
うな意味である。洪自誠は、続けてこう説明している。
一歩譲ることが、さらに前進するための土台となる。また、人に対しては厳しすぎ
ずに、少しでも寛大にすることが望ましい.人のためのことが実際には自分のために
なるのでる。
要するに、謙譲の美徳を発揮し、「お先にどうぞ」という心構えが、世渡りには必要
だというのである。
ブレイク・タイム
「菜根譚」は、洪自誠の残した随想集であるが、現代でも通じる処世哲学の書となっている。“菜根”とは、読んで字のごとく、菜っぱや大根のことで、かめばかむほど味が出る日常食である。難解な理論を大上段にふりかざして説教をたれるのでないのがこの本のよい所で、中国よりも日本で普及し、多くの解説や注釈書が作られた。

中国の歴史
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清
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ー紀元1900年 |
中国歴史王朝順序歌
夏商と西周、東周は二期に分かれ、春秋と戦国、一統して秦両漢、三分して魏蜀呉、両晋は
前後に延びて、南北朝並立す、隋唐五代と伝わり、宋元明清の後、王朝はここに至って終わる。
